学園ニュース
守谷を知るコース 第5回
防犯について取手警察署の「お巡りさん」に話を伺いました。
最近は「お巡りさん」という言い方はしないかも知れませんが、敢えて市民大学では親しみを込めて(^^)
防犯とは⋯
平成14年が戦後最悪と言われていたが、徐々に犯罪は減少してきた
ところが令和4年からまた増加傾向に
取手警察署管内では、
住宅侵入窃盗、自転車盗難、万引きの増加が課題
「忍込み」⋯夜寝ている時間
「居空き」⋯日中、在宅中
守谷市は人口の割に自転車盗難が多くなっている
ニセ電話詐欺による被害額が県内で10億円を超えているそうです
また最近は「ニセ警察官」を名乗るオレオレ詐欺による被害が増加。
警察官のお二人が寸劇で注意喚起をされました
詐欺の犯人は、自分の声が証拠となることを嫌い、留守電に録音を残さずに電話を切るそうなので、いつも留守番電話に設定しておく対策を。
最後に茨城県警察の防犯アプリ 「いばらきポリス」をご紹介いただきました。
みんなのまちづくり専門コース(⑥)
防災科学技術研究所 李 泰榮(い てよん)講師により、3コマの講義及びグループワークが行われました。
自分たちの地域協働の防災活動を考える グループワーク
【災害時の対応と事前の備えて整理】A0のシートにグループに別れた学生が「どうするか、誰が何を使って、誰と協力して」
付箋紙に考えた事を次々と書いて貼っていきます。
各グループの発表
3コマの講義
「地域防災力を高めるために、地域防災に関する様々な「知」を活用し、地域実態に即した効果の高い防災活動の実践と、それを支援する方法について学ぶ」
学生も知識の向上を感じとった事と思います。
みんなのまちづくり専門コース(⑤)
防災科学技術研究所 李 泰榮(い てよん)講師により、3コマの講義及びグループワークが行われました。
地域の災害リスクを学ぶ
2コマ目は各自パソコンで、
守谷市の防災ハザードマップ
ハザードマップポータルサイト(国交省)
J-SHIS地震ハザードステーション
など、講師に紹介して頂いたサイトを検索しました。
3コマ目はグループワーク
みんなのまちづくり専門コース(④)
防災科学技術研究所 李 泰榮(い てよん)講師により、3コマの講義及びグループワークが行われました。
地域協働の防災活動を学ぶ
自助・共助・公助: 災害時の支援は「自助」「共助」「公助」の3つの要素で成り立っている。
公助の限界: 災害発生直後の「公助」(消防、警察、自衛隊などの公的支援)は、すべての被災地域にすぐに届くわけではないため、一定の時間が必要である。
72時間の壁: 救助活動におけるタイムリミットとされる「72時間の壁」が存在することを指摘しています。
地域の災害リスクを学ぶ
2コマ目は各自パソコンで、
守谷市の防災ハザードマップを検索します。
みんなのまちづくり入門(第5回目)
守谷市の市民活動支援センターについて
市民活動支援センター自主事業の紹介
〇市民活動支援センターイベント
・脳トレクッキング保健センター〈葉っぱの不思議な力~桜もち、柏もちをつくろう〉座学、調理実習
〇市民活動支援センター講座
・もりサポ塾〈夏休み親子 カブトムシ教室〉
・スマートライフ俱楽部×守谷高校JRC部〈楽しくデジタル講座〉スーパーマーケットでアプリ決済実践
・中央図書館×アニマルセラピー〈わんちゃんと一緒に読書〉
〇市民活動支援センター講演会
・落語講演会〈笑うが一番からだにい・い〉
以上のような
数々の活動内容のお話しをして頂きました。
【ボランティアがしたい!と思ったら読む本】という小冊子が支援センターに置いてあります。
もりや公益活動促進協会事業について
もりや公益活動助成金事業の紹介
〇もりサポ塾
〇子ども食堂もりんくる
〇肢体不自由・医療的ケア児の家族会 そら~ち
〇【連携事業】みんなの防災体験
:インクルーシブ・デイキャンプで減災・防災 つながろう地域で
数々の活動内容のお話しをして頂きました。
今後の展開 伴奏支援メリット
①助成を受けた対象団体は、当該活動を継続させるために自主財源の拡充に向けたアイデアを得られる。
②人材育成、協力者の発掘、後継者育成、活動拡大、他組織との連携など、組織基盤が強化されます。
③もりや公益活動促進協会との信頼関係が強化され、相談がしやすくなります。
④もりや公益活動促進協会や守谷市民活動支援センターにおける、市民活動支援組織としての支援力が強化されます。
講義後半30分はボランティア活動の参加に興味がある学生により盛んに質問が飛び交いました。
もりやいきいきコース第5回
今回から「暮らしに彩りを添える」をテーマに学びます。
まず千葉大学大学院園芸学研究院教授の岩崎寛先生からお話を伺いました。
「植物の効果を暮らしの中に取り入れる」
はじめに緑(植物)の癒し効果に関するメカニズムについて、実験結果を元に解説いただきました。
植物によるストレス緩和効果は、「病気を治すこと」ではなく「体調を元の良い状態に戻す」こと。
キーワードは「こころ」と「からだ」と「社会的健康」!
視界に植物がある場合は、無い場合に比べてストレス負荷後のストレスホルモンの増加があまり見られなかった
またリビングにおける植物の配置例として、植物が視界に入っている方がストレスの増加が抑えられるようです。
筆者も早速、暮らしの中で緑と触れ合う機会を増やそう!と思いました。
市民科学ゼミ(第10回)
今回のゼミはつーらぼの先生から「伝わる!プレゼンテーションー基礎知識ー」ということでゼミ生の研究発表のプレゼンテーションの方法についてレクチャーがありました。
まずは「1分間プレゼン」の作り方。
1分間のプレゼンが出来れば、それを肉付けして10分、30分のプレゼンが出来るとのことです。
まず大前提として
1. 現在は情報の洪水⇒聞いてもらえることが難しい
2. 人の集中力は最初の10秒間で決まる
3. 記憶に残るのは「感情」に動いた話だけ
があげられました。
何だか納得できますね。
そしてプレゼンの構造は、
1. 一番言いたいことを最初に言う
2. 理由や具体的なエピソードを付け加える
3. もう一度、最初に言ったことを繰り返す
他にも表現方法や話し方などのわかりやすい解説をしていただきました。
ゼミ生から質問があり、今後にとても役立ちそうです。
実際にゼミ生が「1分間プレゼン」をやる予定でしたが、時間の関係で宿題となりました。
ぜひ聞いてみたいですね!
次に前回に引き続き、ゼミ生がファシリテーターとなり研究の進捗報告です。
3人のゼミ生からは、
1. 守谷市の交通について
2. 運動介入を通しての社会的つながり
3. 地区防災計画の策定
をテーマにした内容の現状報告があり、それぞれに伊藤先生や他のメンバーやゼミ生からアドバイスや質問が多く寄せられました。
終了時間の19時直前まで熱い討議が交わされました。
ゼミ生のみなさんの目標に向かう真摯な姿勢が頼もしく思えました。
公開講座「プラスチックの功罪」
今年度3回目の公開講座
「プラスチックの功罪」東京大学大学院農学生命科学研究科の木村先生の講座でした。
プラスチックは石油を原料として作られ、さまざまな形にすることができます。
軽くて丈夫で長持ちするので、私たちの生活を快適にしてくれました。
今の石油合成プラスチックの現状や回収プラスチックごみのリサイクル
最近さらに問題になっているマイクロプラスチック、目に見える被害と目に見えない被害などの話を聞かせていただきました。
そして、環境にやさしいバイオプラスチック。
バイオマスプラスチックは石油を原料とせず、バイオマス(植物成分)を原料に作られるプラスチックで、植物由来のもので作るので燃やしてもCO2が少ない。
生分解性プラスチックは自然界において微生物が分泌する酵素によって低分子化合物、最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチックだそう。ミドリムシが作る多糖からプラスチックの話もびっくりです。
バイオプラスチックの開発は日本はとても進んでいるそうなので更に期待しています。
私たちの生活に欠かせないプラスチック、使っているものから身につけているものまで、多くのプラスチックに囲まれて暮らしていることを再認識しました。
これからも気に留めながら上手に付き合いながら、バイオプラスチックが増えていくことを期待します。
市民科学ゼミ(第9回)
8月末からゼミ生が順番にファシリテーターとなり、ゼミを進めています。
また、伊藤先生は参加されず、ゼミ生だけで自主ゼミも開催しており、フリーディスカッションが進められています。
今回は、伊藤先生と李先生が対面で参加され、テキストを使用して学びの時間がありました。
第1ステージの後半に入り、現在は10月25日に中間報告会があるため、それに向け、毎回3人のゼミ生による研究状況報告をおこなっているところです。
本日の報告の中で、
・自治会に入会していない人が増えているが、なぜなのか?
・高齢者の退会が増えているが、なぜなのか?
・高齢者のコミュニティの場を広め、居場所づくりをしていくためには?
・「協働のまちづくり」の推進の枠組みを作るのは人材がキーワードになるのでは?
といった、意見や疑問が出ました。
伊藤先生からは、地域の人とのゆるい繋がりを作りたいが、上手く繋がれないのが実情であるのでは?
その阻害要因が何なのか?を検討していくことも良いのでは?
また、身近な仲間内だけで進めるのではなく、自分にないものを持っている人や多世代(特に若い人たち)を巻き込んで仲間を増やしていくオープンな関係を作ることも大切では?
といった、アドバイスがありました。
中間発表まであと1か月ちょっと。
ゼミ生の方々、ファイト~
もりやいきいきコース(第4回目)
もりやいきいきコースの4回目は、健康づくりの最後の講座「肩こりと腰痛のメカニズムと改善ストレッチ」
市内で下村治療院を経営している下村先生が講師でした。
座学では、整体について。
東洋と西洋の違いや身体が悪くなる仕組みについて、模型の骨を使って説明してくれたのでわかりやすかったです。
実技では、全身に効く改善ストレッチを先生指導のもと行いました。
座ったままで、首の前の部分のストレッチや脇腹を掴んで大腸のストレッチなど
初めておこなうストレッチに興味津々。
体の中から内臓を意識してみることは新鮮でした。
筋・骨格だけではなく、頭蓋や内臓も大事とのこと。
下村先生は守谷生まれの守谷育ち、今は国際的に知られているオステオパシーも勉強中だそうで、これからの活躍に注目したいです。
みんなのまちづくり入門コース(4回目)
「まちづくり協議会」ってなんだろう?
福祉とは
守谷市の「まちづくり協議会」各地区の紹活動状況のお話しがありました。
地域のための活動
1.防災に関する活動:避難所体験
2.親睦・交流活動:ミニコンサート
3.見守り・多世代交流:通学見守り
4.助け合い活動:買い物支援
5.地域食堂:子ども食堂
6.環境整備活動:公園内のベンチの修繕
旧市街地、新しく造られた住宅地やマンション地区、川の近くの立地を利用した催しなど、
まちづくり協議会の特徴的な活動症例を紹介して頂きました。
「まちづくり協議会」の展望について、行政に頼らないまちづくりの観点から以下の4点が挙げられています。
少子高齢化が進む中で、誰も取り残さないための「支え合い・助け合い活動」
子どもから高齢者まで、地域内で顔が見える「多世代交流活動」
コミュニティ・スクールへの参加などを通じて、学校と連携し、子どもたちが故郷を愛せるよう育む活動
いつ発生するかわからない災害に備えるための「防災に関する活動」
講義の最後は多くの学生からの質問があり、市民協働課の講師の方から丁寧な回答を頂きました。
守谷を知るコース 第3回
「守谷市の都市計画とまちづくり」について市の都市計画課長の笠川さんから話を伺いました。
守谷市は今から70年前の1955年、旧守谷町・高野村・大野村・大井沢村が合併して守谷町となり、2002年に守谷市になりました。
1995年の人口12,095人が現在約70,000人!
1972年以降、各団地・工業団地・駅開設・路線複線化・区画整理を段階的に実施してきました。
そして
令和7年度〜令和9年度の事業期間で、新守谷駅周辺土地区画整理事業
令和9年度〜令和20年度の事業期間として、守谷SAスマートIC周辺土地区画整理事業が計画されています。
今年8月につくばエクスプレス(TX)が開業20年を迎え、昨年の乗降客数が40万人/日となり、茨城県内のTX駅利用者数は守谷駅が一番多く、関東鉄道常総線の守谷駅利用者数もトップという現状。
今後、東京駅への延伸や地下鉄との接続可能性もあり、ますます発展が見込まれます。
また近隣市との行政状況を比較しても、道路舗装率、水道普及率、汚水処理人口普及率(100%)など、県内でも高水準とのこと。
都市計画課ならではの豊富な資料から、受講生自身の住まいのエリアの移り変わりがよく分かり、今後のスマートICや守谷市総合公園、ヤクルト二軍施設に関する質問もあり、関心の高さを示していました。
みんなのまちづくり入門コース(3回目)
社会参加と健康
地域・社会とのつながりで目指す健康長寿
筑波大学体育系 助教 辻 大士(つじたいし) 氏
予防医学健康増進科学の専門家であり、地域環境や社会の仕組みが健康に与える影響を研究なさっている経験から、今回は『市民側の視点』に焦点を当てて講義をして頂きました。
≪「介護予防教室」は有効か?!≫
〇 ハイリスク者を特定して運動教室や栄養改善教室に参加させる戦略
〇 期待された参加率5%に対し、実際は0.2%程度と効果が限定的
⇒ リスクの高い人々を適切に把握できない
⇒ 対象者が「まだ大丈夫」と参加を拒否する傾向
≪予防医学の新しい流れ≫
〇 環境やまちづくりへの着目
〇 社会参加が健康に良いという観点の重視
〇 2つの柱
①「個人」の行動と健康状態の改善(規則正しい生活習慣の確立)
②「社会」環境の質の向上
⇒ 社会との繋がりと心の健康の維持・向上
⇒ 誰もがアクセスできる健康増進基盤の整備
≪健康なまちづくりの進め方≫
〇 社会的サポートのメカニズム
⇒ 情緒的サポート : 心の支え、悩みを聞いてもらえる関係
⇒ 手段的サポート : 実質的な助け合い(金銭的支援など)
⇒ 情報的サポート : 日常生活や地域に関する有益な情報共有
〇 地域活動参加の健康効果
⇒ 地域の活動(スポーツ、趣味、町内会など)に参加している人は、参加していない人に比べて要介護状態になるリスクが75%低い
⇒ 役割を持つことの重要性
〇 地域全体への波及効果(地域活動の社会的影響と波及効果のメカニズム)
⇒ 健康に良い行動が「伝染」しやすくなる
⇒ 健康に良い雰囲気が「醸成」される
⇒ 健康に良い環境が「整備」される(施設やシステムの改善)
〇 通いの場の効果
⇒ 一つの活動参加がきっかけとなり、他の活動にも参加するようになる連鎖効果
※講義の最後には、具体的にどんな「行動」を実践すればよいか、例示してくださったので、質疑応答も皆さんが「自分事」として語らえる濃い時間となりました。
もりやいきいきコース(第2回)
今回のテーマは、、、
レクリエーションでコミュ力アップ!
コミュ力とは、「コミュニケーション能力」の略です。
この回は、運営委員も参加し、みんなでレクを楽しむ参加型の講座です♪
3月まで月1回ペースではありますが、仲間づくりができるといいなぁ〜ていう目的でレクリエーションを行いました。
まずは、チームづくり。
受付にて折り紙をもらい、言葉を交わさず同じ色の人たちで集まってチームを作ります。
4人1チームで自己紹介タイム
そのあと、参加者全員の前でグループごとに、グループのメンバーを紹介し合う他己紹介タイム
守谷市在住歴が長い方からまだ数ヶ月の方、
今年度から「シニア」がなくなったので参加された方、
意外とご近所さんだった など
たくさんコミュニケーションが取れたようです。
ちなみに聞き方、話し方のあいうえお
残り時間があまりなく、メインのレクリエーションであるマットスが駆け足になってしまいましたが、、、
チーム間でたくさんお話しができたようです♪
公開講座・夏休みTX講座
今年も大人気のTX講座が開催されました!
つくばエクスプレスは今年開業20周年。
まずは、TXの車両説明や歴史などを学びました。
なんと、つくば万博が開催された1985年から始まり、常磐線の混雑を和らげるために進められました。
途中でクイズも!
一番人気は、つくば線だったそう。
会議室を後にして、特別列車に乗ります。
TX講座の貸し切りです。
いつもとは違う線路を進んで、車両基地に向かいます。
車内から車両洗浄の様子を眺めたり、非常ボタンを押す体験をしたり。
実際に運転席に座っての体験はみなさん楽しそうでした。
アナウンスも上手です。
普段は見れない場所に行けたり、貴重な体験をできたりと夏休みの良い思い出ができたでしょうか。
子供達の楽しそうな笑顔が眩しかったです!
つくばエクスプレスの社員のみなさまには大変お世話になりました。
ありがとうございました!
これからも、つくばエクスプレス乗ってあちこちにお出かけしたいです。
守谷を知るコース 第2回
「災害リスクと地域防災を学ぶ」
国立研究開発法人 防災科学技術研究所の
李 泰榮(い てよん)先生からお話を伺いました。
先生は2002年に来日。TOYOTAで勤務された後2009年につくば市に来られ、防災科学技術研究所では「災害が起こった時に何をしたらよいか」を研究されていて、「いつどこで災害が起こるか」を研究しているのではないとのこと。
最初に受講生に
「何か防災活動をやっている方?」との問いかけに、手を挙げた方はパラパラ⋯
私も含め今回の講義をきっかけに、少しでも防災意識が高まるといいなと思った次第です(^^)
防災活動にはいろいろなものがありますが、
●災害時の「公助」の公的支援は「すぐに」「すべての地域へ」は届かない
●すべての被災地域に支援が届くまでには一定の時間が必要
●タイムリミットとされる「72時間の壁」が存在するので、
「自助」を基本にした「共助」が大切
災害時の対応と日頃の備えとして自主防災組織が必要だが、地域の人が集まって顔を合わせて話す機会を作ることが重要とのことです。
そして防災活動の
●マンネリ化
●高齢化
●低い参加率
という課題に
「真剣に、楽しく!」
●楽しいイベントとして実施
●子どもも参加できるように
●情報・ツールを活用
することが大切!
南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率は
70%〜80%で、
いつ大地震が発生してもおかしくない状況です。
地域防災力と私たちの意識を高める必要性を改めて感じました。
みんなのまちづくり専門コース(第1回、第2回)
「みんなのまちづくり専門コース」が新しく始まりました。
第1回、第2回は
〈まちづくりのグランドデザイン〉
東洋大学 南 学 客員教授(東洋大学国際PPP研究所シニアリサーチパートナー)
講義2回、まちづくりに関する大変興味あるお話しを伺いました。
横浜市制に携わっていたご経験による、まちづくりと行政の関係など具体的なお話しになると学生も引き込まれました。
講義最後30分は質疑応答です。
【何をこれから守谷市はやっていくのか】というテーマ
・つくばエクスプレスが開通したが、守谷駅周辺の開発が課題だ。
駅までの利便性(車社会の問題点)
・コミュニティをつくること、図書館の活用。
・行政を動かすための自治会のやり方。
短い時間では到底終わりそうにない学生と講師のやり取り、
もっと時間を使って学生との議論が出来たら良かったと思いました。
市民科学ゼミ(第3、4回)
第3回、4回はゼミ生の研究課題と今年度の計画について発表していただきました。
研究テーマは、下記の通りです。
1、久保ヶ丘四丁目地区防災計画策定
2、守谷市の今後の交通網の整備
3、地域通貨経済圏構想の提言
4、テニピン普及活動
5、幸せに歳を重ねる
6、傾聴、傾聴活動を通して各方面と繋がりを考える
7、利根川グリーンインフラ研究講座
8、2024年からの継続研究:おひとり様「高齢者」に軸足をおいた「世代ごとの地域地域課題」へのアプローチの仕方を模索する
9、町内会(自治会)の研究
10、協働のまちづくり
11、居場所づくり
みなさん守谷市の今後を考えて、“何かやりたい!”と意識が高い方ばかりです。
講師のつーラボの先生方に、AIやワークショップ、ファシリテーターの役割についてご講義いただきました。
実際にワークショップをグループでおこないました。
テーマは、、、
市長
自然保護団体代表
市民A
市民B
の役割を決めて、それぞれの立場から意見を出し合うというワークショップでした。
架空の話ではありますが、みなさん真剣に意見交換できていたようで、盛り上がりました!!
付箋にそれぞれ意見を記入し、実際の地図を見ながら話し合いを進めます。
付箋を使うことによって、
・大きな声だけが意見ではなく、様々な意見を拾い上げることができる
・発言のみだと埋もれてしまう意見を可視化することによって、様々な議論が進む
などのメリットがあるようです。
ワークショップをおこなう上で、準備することがたくさんあることも学びました
今後の研究に活用できそうな内容でした。
みんなのまちづくり入門コース(2回目)
人口減少社会のまちづくり
中央学院大学教授 福嶋浩彦(元 千葉県我孫子市長)
我孫子市長の経験を活かした講義をして頂きました。
≪人口減でも持続可能な仕組みに変える≫
〇 わがまちの人口減を小さくするには、どこかのまちの人口減を大きくする必要がある
⇒人口奪い合いの先に地域の未来はない「ゼロサム」
〇 人口減少してもみんなが幸せになる、持続可能な仕組みをつくることが大切
周辺の自治体と共有する(競技場、音楽施設etc)、民間企業と協同することによる多機能化、複合。
〇 人口減少の時代 多様な人が対話し、知恵を出し合い、選択と創造をする
≪自分ごと化会議の良いところ≫
〇 討論ではなく、対話の場
対話は、自分の意見も、相手の意見もどんどん変わっていくことが目的
〇 対立する問題でも、実は「まん中の人」が沢山いて、この人たちこそ合意づくりをリードする。
〇 信頼関係にもとづく対話で、修正が可能な柔らかい社会決定ができる。
講義最後30分は質疑応答、学生による質問に講師による丁寧な回答がありました。
講義終了後も、学生同士で意見交換が行われたり、これからもまちづくりに積極的関わっていける事を願ってます。
もりやいきいきコース(第1回)
昨年までおこなっていた「いきいきシニアコース」を、今年度から「もりやいきいきコース」にリニューアルしました!!
シニア限定ではなく、幅広い年齢層で募集をし、
・健康づくり
・暮らしに彩を添える
・食を楽しむ
をテーマに世代を超えて、心身ともに充実した生活をおくるためのヒントを学ぶコースとなりました。
その第1回目は、筑波大学名誉教授の田中喜代次先生に“人生100年時代におけるスマートな生き方~健幸華齢への道”について総論的な内容でご講義いただきました。
田中先生が提唱される「スマートな生き方」を6つ教わりました。
運動、栄養、お薬などの重要性について、データを示しながらご説明いただきました。
中でも、この時期気をつけなければいけない「熱中症」については、室内で倒れるケースが圧倒的に多いようで、その対策について教わりました。
また、フレイルについて詳細にご説明いただき、参加者の理解が進んだようです。
80歳であれば、フレイルでも“サクセスフルエイジング”を実現しており、人生の質は高いでしょうというお話でした
世代ごとに様々な健康問題が出てきますが、守谷市に住みながら、健康でいきいきと生活をおくれると良いですね
そのヒントを1年かけて学びましょう♪