いきいきシニアコース(第14回)

2025年最初の「いきいきシニアコース」は、

社会参加でいきいきシニア

〜"つながり"づくりで健康長寿〜

と題し、筑波大学の辻 大士先生から話を伺いました。

 

 

 「介護予防教室」は来てほしい高齢者がなかなか来てくれないのが現状のようです。

 

 65歳以上の高齢者で検診を受けていない人の割合は、男女ともに教育年数の短い人が多く、長く教育を受けている人の方が受診率は高くなっています。

 

さて、ここで問題です。

 私たちの寿命は何で決まっていると思いますか?

寿命に与える影響の強さの順番としては……

 (タバコやお酒ではなく)人とのつながりが最も寿命に影響を与えているようです。

調査によると、「スポーツグループへの参加割合が高い町は転倒者が少なく」

また「運動は一人ではなく、グループに参加して行った方が要介護状態になりにくい」そうです。

 

 地域の集まりにただ参加するよりも「役割を持つ」ことで認知症リスクが低くなるとのこと。

 

 高齢者の認知症リスクは、

自分が運動をしなくても「運動が盛んな地域に暮らすだけで低下」するという驚くべき結果が出ています。

 

 社会参加が豊かな地域は人々のつながりが多く、助け合いや協調行動が盛んに行われています。

 

 社会参加は健康によい!

是非、つながりを作って健康長寿を目指したいものです。