学園ニュース

市民科学ゼミ(第3、4回)

第3回、4回はゼミ生の研究課題と今年度の計画について発表していただきました。

研究テーマは、下記の通りです。

1、久保ヶ丘四丁目地区防災計画策定

2、守谷市の今後の交通網の整備

3、地域通貨経済圏構想の提言

4、テニピン普及活動

5、幸せに歳を重ねる

6、傾聴、傾聴活動を通して各方面と繋がりを考える

7、利根川グリーンインフラ研究講座

8、2024年からの継続研究:おひとり様「高齢者」に軸足をおいた「世代ごとの地域地域課題」へのアプローチの仕方を模索する

9、町内会(自治会)の研究

10、協働のまちづくり

11、居場所づくり

みなさん守谷市の今後を考えて、“何かやりたい!”と意識が高い方ばかりです。

 

講師のつーラボの先生方に、AIやワークショップ、ファシリテーターの役割についてご講義いただきました。

実際にワークショップをグループでおこないました。

テーマは、、、

 

市長

自然保護団体代表

市民A

市民B

の役割を決めて、それぞれの立場から意見を出し合うというワークショップでした。

架空の話ではありますが、みなさん真剣に意見交換できていたようで、盛り上がりました!!

 

 

付箋にそれぞれ意見を記入し、実際の地図を見ながら話し合いを進めます。

付箋を使うことによって、

・大きな声だけが意見ではなく、様々な意見を拾い上げることができる

・発言のみだと埋もれてしまう意見を可視化することによって、様々な議論が進む

などのメリットがあるようです。

 

ワークショップをおこなう上で、準備することがたくさんあることも学びました花丸

今後の研究に活用できそうな内容でした。

 

みんなのまちづくり入門コース(2回目)

 人口減少社会のまちづくり

中央学院大学教授 福嶋浩彦(元 千葉県我孫子市長)

我孫子市長の経験を活かした講義をして頂きました。

≪人口減でも持続可能な仕組みに変える≫

〇 わがまちの人口減を小さくするには、どこかのまちの人口減を大きくする必要がある

 ⇒人口奪い合いの先に地域の未来はない「ゼロサム」

〇 人口減少してもみんなが幸せになる、持続可能な仕組みをつくることが大切

  周辺の自治体と共有する(競技場、音楽施設etc)、民間企業と協同することによる多機能化、複合。

〇 人口減少の時代 多様な人が対話し、知恵を出し合い、選択と創造をする

≪自分ごと化会議の良いところ≫

〇 討論ではなく、対話の場

  対話は、自分の意見も、相手の意見もどんどん変わっていくことが目的

〇 対立する問題でも、実は「まん中の人」が沢山いて、この人たちこそ合意づくりをリードする。

〇 信頼関係にもとづく対話で、修正が可能な柔らかい社会決定ができる。

 

講義最後30分は質疑応答、学生による質問に講師による丁寧な回答がありました。

講義終了後も、学生同士で意見交換が行われたり、これからもまちづくりに積極的関わっていける事を願ってます。

 

もりやいきいきコース(第1回)

昨年までおこなっていた「いきいきシニアコース」を、今年度から「もりやいきいきコース」にリニューアルしました!!

シニア限定ではなく、幅広い年齢層で募集をし、

・健康づくり

・暮らしに彩を添える

・食を楽しむ

をテーマに世代を超えて、心身ともに充実した生活をおくるためのヒントを学ぶコースとなりました。

 

その第1回目は、筑波大学名誉教授の田中喜代次先生に“人生100年時代におけるスマートな生き方~健幸華齢への道”について総論的な内容でご講義いただきました。

田中先生が提唱される「スマートな生き方」を6つ教わりました。

運動、栄養、お薬などの重要性について、データを示しながらご説明いただきました。

中でも、この時期気をつけなければいけない「熱中症」については、室内で倒れるケースが圧倒的に多いようで、その対策について教わりました。

また、フレイルについて詳細にご説明いただき、参加者の理解が進んだようです。

80歳であれば、フレイルでも“サクセスフルエイジング”を実現しており、人生の質は高いでしょうというお話でした笑う

世代ごとに様々な健康問題が出てきますが、守谷市に住みながら、健康でいきいきと生活をおくれると良いですねピース

そのヒントを1年かけて学びましょう♪

 

 

守谷を知るコース 第1回

2025年度 初回の守谷を知るコースは「守谷の開発史」と題し、守谷市の行政史と概要について、NPO法人協働もりや代表理事で正安寺74代目住職の豊谷如秀(とよたにゆきひで)さんにお話を伺いました。

 

第1回目の講義ということで、参加受講生の住んでいる地域とお名前だけの自己紹介のあと、担当の運営委員を紹介してスタート!

 

 

茨城県の自治体で2番目に小さい市である守谷市の軌跡や、アサヒビール工場などの企業誘致、つくばエクスプレス開業までの苦労話を伺いました。

これから1年間、10回の講座をどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

みんなのまちづくり入門コース(第1回)

みんなのまちづくり入門コース 

新しいコースが始まりました。                                                                              

     

一般財団法人地方創生戦略研究所

代表理事 井手よしひろさんによる講義

 

地域の特性やニーズに基づいた持続可能な開発計画を策定など

とても分かりやすく、守谷市の課題に触れたお話しです。

 守谷市のスマートインターチェンジ整備計画、総合運動公園整備計画、都市軸道路整備の3大プロジェクトをSDGsの視点から検証

学生からの積極的な質問に丁寧に説明をして頂きました。

市民科学ゼミ(第1-2回)

今年の市民科学ゼミは、12名の参加で6月7日(土)にスタートしました。

 

市民科学ゼミは、参加者が守谷市でやってみたいことや各自が抱いている問題に対する課題などを参加時に持ち寄ります。

そして、1年かけてこの課題に対して研究活動をおこない、最終的に「調査」「企画」「提言」という形でまとめて発表します。

 

今年度は6月~10月にかけて、研究の方法やファシリテーションなどの知識を学びます。

11月~3月にかけては、各自の研究活動の進捗を発表し、まとめていきます。

昨年同様、茨城大学社会心理学の伊藤先生と「つなぐ つながる つむぎだす」通称「つーラボ」の先生方にアドバイスなどいただきます。

 

1、2回目はオリエンテーションということで、ゼミの進め方の説明や自己紹介などをおこないました。

 

参加者のうちの10名は昨年からの継続です。

2年目はさらに充実した研究活動になるのではないでしょうか!

 

 

2025年度 もりや市民大学開講式

先週末、6月7日に2025年度のもりや市民大学・開講式が執り行われました。

 

 


今年も多くの方が受講してくださり、リニューアルされたコースもあって更に凝縮された楽しく学べる講座が盛りだくさんです!

 

 


学長の挨拶から、オリエンテーション。

 

 

わたし達、運営委員の紹介とご挨拶。 

 


後半は松丸市長による基調講演「地方分権一括法施行後の地方自治のあり方」

 

守谷の歴史から始まり、地方政府の自立、現状の課題と対策など

今の守谷と未来の守谷への思いを聞かせていただきました。

 
2026年以降の守谷サービスエリア付近や新守谷付近の開発が気になりますね!

 

 


いよいよ、各コースの講座が始まります。

一年間よろしくお願いいたします!

 

(守谷・四季の里公園)

 

 

 

 

 

市民大学公開講座(第一回)

「炭素がつなぐ自然と私たち」

〜植物と地球の歴史を知り未来を守る〜

新年度最初の講座は、もりや市民大学運営委員で東京大学名誉教授の松本雄二さんの講演でした。

 

 

今回の講座は、東大教養学部での講義内容を凝縮しての案内なので、東大に行かなくても無料で講義が聴けるという、ありがたい機会になりました(笑)

 

 

 「デコ活」ってなに⁉️

筆者は初めて接する言葉でした。

デカボ(decarbonization=脱炭素)+エコ活 

だそうです。

 

 

 炭素は二酸化炭素として大気中や陸地、海水中、地中に存在。

原始地球では炭素は二酸化炭素としてのみ存在し、原始地球の大気は現在の金星大気に似ているそう。

そして約46億年前から地球の冷却が進行して海ができ、植物がこの世に出てきたのは4億3,000年前と、気の遠くなるようなスケールの話です。

 

1860年以降の気温変化を見ると「太陽活動の変化と火山活動」と「二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素の3つの温室効果ガス」の両方を同時に考慮すると、実際の気温変化と一致するそうです。

 

そして 樹木は死んだ細胞の蓄積体…とのこと。

 

終了後のアンケートでは、さまざまな感想が寄せられ受講者の関心の高さが感じられる講座でした。

 

 

 

 

 

 

 

守谷を知るコース(最終回)

 

今年度最後の守谷を知るコースの講座は、守谷はちみつ夢プロジェクトの楽しくおいしい講座でした。

 

 

みつばちってどんな生き物?

日本ではちみつを取れるのは、ほぼセイヨウミツバチ。ニホンミツバチは飼育が難しいそうです。

女王蜂は1匹であるのは知っていましたが、働きバチはメスだけとはびっくり。

てっきりオスだと思っていました。

オスは殖のために存在していて働かないそうです。

 


またハチといえば針で刺すイメージが強いですが、

刺すのは働きバチ(メス)だけで、女王蜂は産卵のためにあり、雄ばち(オス)には針がありません。

針のないハチがいたこともおどろきです。

 

女王蜂を探すクイズも!

 

難しい!

慣れるとすぐに見つけられるようになるそうです。

 


講座では実際に使われている巣箱や道具も持参していただきました。

 

 

びっしりといるみつばち、写真なので安全です。

 

こちらは実際に使っている道具です。

 

 

なんと、貴重なはちみつの試食もありました。

春と秋のはちみつだそうで、春は色が薄くあっさり、秋は濃厚な味と違いを知ることができました。

おいしかったです!


 


守谷はちみつ夢プロジェクトの立ち上がりや一年の活動などのお話も聞けて、みつばちが身近な生き物になったような気がします。

 


春になって庭の花にみつばちがやってきたら、蜜をたっぷり持っていって!という思いで観察してみたいなと思いました。

 


今回は最後の講座でしたので、茶話会を開催しました。

一年間一緒に学んだ仲間で顔を合わせて、お菓子とお茶で歓談し、楽しく今年度が終了。

また来年度も楽しく学べるコースになっていますので、たくさんの方に受講していただきたいと願っています。

 

一年間ありがとうございました!

 

 

 

 

いきいきシニアコース(最終回)

6月からスタートしたいきいきシニアコースが本日最終日となりました心配・うーん

 

最終回は「自分にとってのいきいきシニアを考える」ということで、運営委員の高木さんから実体験を交えたお話がありました。

高木さんはご病気がきっかけで、ボランティア活動を始められ、「ありがとう」といわれることが大変うれしかったとおっしゃっていました。

現在も、もりや市民大学運営委員の副学長をはじめ町内会においても様々な活動をされており、個人的に尊敬する大先輩です花丸

実は、運営委員を今年度でご卒業されますので、この場を借りて、、、、

長年にわたり、大変お疲れ様でした。今後ともぜひお力添えください♪

 

後半は、コーヒーを飲みながら、各自1年間を振り返り、参加者の方のご感想をお聞かせくださいました。

・自分は何のために生きているのか、、、?ボランティアを始めてみようか!

・現在までの限られたコミュニティではなく、様々な方の意見を聞けたり、友人ができた!

・地域のコミュニティに参加することで、安心して守谷市で生活できるようになった!

・新しい情報なども聞けて、大変良い学びになった!

などなど、うれしいお言葉をたくさん聞くことができましたにっこり

 

みなさん!

ぜひ、これからもいきいきと守谷市で

わくわくした生活を送ってください3ツ星

1年間お疲れ様でした