みんなのまちづくり入門コース(2回目)

 人口減少社会のまちづくり

中央学院大学教授 福嶋浩彦(元 千葉県我孫子市長)

我孫子市長の経験を活かした講義をして頂きました。

≪人口減でも持続可能な仕組みに変える≫

〇 わがまちの人口減を小さくするには、どこかのまちの人口減を大きくする必要がある

 ⇒人口奪い合いの先に地域の未来はない「ゼロサム」

〇 人口減少してもみんなが幸せになる、持続可能な仕組みをつくることが大切

  周辺の自治体と共有する(競技場、音楽施設etc)、民間企業と協同することによる多機能化、複合。

〇 人口減少の時代 多様な人が対話し、知恵を出し合い、選択と創造をする

≪自分ごと化会議の良いところ≫

〇 討論ではなく、対話の場

  対話は、自分の意見も、相手の意見もどんどん変わっていくことが目的

〇 対立する問題でも、実は「まん中の人」が沢山いて、この人たちこそ合意づくりをリードする。

〇 信頼関係にもとづく対話で、修正が可能な柔らかい社会決定ができる。

 

講義最後30分は質疑応答、学生による質問に講師による丁寧な回答がありました。

講義終了後も、学生同士で意見交換が行われたり、これからもまちづくりに積極的関わっていける事を願ってます。