学園ニュース
みんなのまちづくり入門コース(2回目)
人口減少社会のまちづくり
中央学院大学教授 福嶋浩彦(元 千葉県我孫子市長)
我孫子市長の経験を活かした講義をして頂きました。
≪人口減でも持続可能な仕組みに変える≫
〇 わがまちの人口減を小さくするには、どこかのまちの人口減を大きくする必要がある
⇒人口奪い合いの先に地域の未来はない「ゼロサム」
〇 人口減少してもみんなが幸せになる、持続可能な仕組みをつくることが大切
周辺の自治体と共有する(競技場、音楽施設etc)、民間企業と協同することによる多機能化、複合。
〇 人口減少の時代 多様な人が対話し、知恵を出し合い、選択と創造をする
≪自分ごと化会議の良いところ≫
〇 討論ではなく、対話の場
対話は、自分の意見も、相手の意見もどんどん変わっていくことが目的
〇 対立する問題でも、実は「まん中の人」が沢山いて、この人たちこそ合意づくりをリードする。
〇 信頼関係にもとづく対話で、修正が可能な柔らかい社会決定ができる。
講義最後30分は質疑応答、学生による質問に講師による丁寧な回答がありました。
講義終了後も、学生同士で意見交換が行われたり、これからもまちづくりに積極的関わっていける事を願ってます。
もりやいきいきコース(第1回)
昨年までおこなっていた「いきいきシニアコース」を、今年度から「もりやいきいきコース」にリニューアルしました!!
シニア限定ではなく、幅広い年齢層で募集をし、
・健康づくり
・暮らしに彩を添える
・食を楽しむ
をテーマに世代を超えて、心身ともに充実した生活をおくるためのヒントを学ぶコースとなりました。
その第1回目は、筑波大学名誉教授の田中喜代次先生に“人生100年時代におけるスマートな生き方~健幸華齢への道”について総論的な内容でご講義いただきました。
田中先生が提唱される「スマートな生き方」を6つ教わりました。
運動、栄養、お薬などの重要性について、データを示しながらご説明いただきました。
中でも、この時期気をつけなければいけない「熱中症」については、室内で倒れるケースが圧倒的に多いようで、その対策について教わりました。
また、フレイルについて詳細にご説明いただき、参加者の理解が進んだようです。
80歳であれば、フレイルでも“サクセスフルエイジング”を実現しており、人生の質は高いでしょうというお話でした
世代ごとに様々な健康問題が出てきますが、守谷市に住みながら、健康でいきいきと生活をおくれると良いですね
そのヒントを1年かけて学びましょう♪
守谷を知るコース 第1回
2025年度 初回の守谷を知るコースは「守谷の開発史」と題し、守谷市の行政史と概要について、NPO法人協働もりや代表理事で正安寺74代目住職の豊谷如秀(とよたにゆきひで)さんにお話を伺いました。
第1回目の講義ということで、参加受講生の住んでいる地域とお名前だけの自己紹介のあと、担当の運営委員を紹介してスタート!
茨城県の自治体で2番目に小さい市である守谷市の軌跡や、アサヒビール工場などの企業誘致、つくばエクスプレス開業までの苦労話を伺いました。
これから1年間、10回の講座をどうぞよろしくお願い致します。
みんなのまちづくり入門コース(第1回)
みんなのまちづくり入門コース
新しいコースが始まりました。
一般財団法人地方創生戦略研究所
代表理事 井手よしひろさんによる講義
地域の特性やニーズに基づいた持続可能な開発計画を策定など
とても分かりやすく、守谷市の課題に触れたお話しです。
守谷市のスマートインターチェンジ整備計画、総合運動公園整備計画、都市軸道路整備の3大プロジェクトをSDGsの視点から検証
学生からの積極的な質問に丁寧に説明をして頂きました。
市民科学ゼミ(第1-2回)
今年の市民科学ゼミは、12名の参加で6月7日(土)にスタートしました。
市民科学ゼミは、参加者が守谷市でやってみたいことや各自が抱いている問題に対する課題などを参加時に持ち寄ります。
そして、1年かけてこの課題に対して研究活動をおこない、最終的に「調査」「企画」「提言」という形でまとめて発表します。
今年度は6月~10月にかけて、研究の方法やファシリテーションなどの知識を学びます。
11月~3月にかけては、各自の研究活動の進捗を発表し、まとめていきます。
昨年同様、茨城大学社会心理学の伊藤先生と「つなぐ つながる つむぎだす」通称「つーラボ」の先生方にアドバイスなどいただきます。
1、2回目はオリエンテーションということで、ゼミの進め方の説明や自己紹介などをおこないました。
参加者のうちの10名は昨年からの継続です。
2年目はさらに充実した研究活動になるのではないでしょうか!