牧野富太郎はNHK朝ドラ「らんまん」ですっかり有名になりました。牧野富太郎著、日本植物図鑑(1940年初版出版)は、今でも読者層をつかんでいます。ところで、実は、もうひとり気になる人物がいます。牧野富太郎より10年ぐらい後に東大理学部の助手として採用されていた地理学者、東木龍七(とうぎりゅうしち)という人です。福岡県出身、師範学校の卒業生で、小学校教諭を経て上京、東大助手になりました。やはり学歴の壁などがあったようです。
この方は、地理学・地質学の優れた研究者です。特に関東地方の貝塚を「巡検」という地道な調査方法によって詳しく調べ、貝塚の存在地点を地図上にプロットし、これを繋いだ複雑な地形分布曲線を描き出しました。そして、この貝塚分布曲線は、当時の海岸線と平行しているに違いない、と考察し、その結果、大胆にも「縄文海進」と呼ばれる過去の海岸線を浮き彫りにしました。今から6千年~7千年前の縄文時代、海面は現在より5~7m高かった、というのです。そうでなければ広範囲に広がる貝塚分布の理由を説明できない、と結論しました。この説は支持され、今では定説となっています。
彼は、守谷方面にも「巡検」に...
まちづくり協議会事業計画作成実践
もりや市民大学
グループワーク
A.B.C三つのグループに分かれてテーマを持ち寄りディスカッションをしながら事業計画をたてました。
テーマを絞る事に苦戦しながら
事業計画書:仲間・連携づくり、事業予算、収支の中長期計画、事業実施までのスケジュール、成果評価をどのように行うか決めておく。
次回までの宿題として、事業計画書を作成します。
最終回。まちづくり協議会コース集大成、学生の皆さんに発表してもらいます。
今年度最後の「守谷を知るコース」は、前守谷市長の会田真一さんに「地域づくりの歴史」として「守谷市の行政史と概要」についてお話を伺いました。
前市長の会田さんのお父様(会田源一郎さん)が以前守谷町長を務められていたときに、常総広域環境センターや下水道処理場建設にあたって、地域住民の方に理解を得るため土下座をした際に同席していたとのエピソードなどを話され、「まさか自分が政治の世界に入るとは思わなかった」とのことですが、1992年から24年間に亘り守谷町長~市長としての功績が認められ、2023年春の叙勲で旭日中綬章を受賞されました。
今回の講座が2023年度最後となるため、もりや市民大学の宮﨑学長から修了にあたっての挨拶の後、学生代表から感想と今後の抱負を述べていただきました。
そのあと有志学生と運営委員でお弁当を食べながら「茶話会」を実施し、普段なかなか話す機会がなかった分いろいろと話をして和気藹々のうちに終了となりました。
いきいきシニアコースの最終回は、健幸エンターテイメント(株)の守屋俊甫先生に、「Let’s 健幸エクササイズ」ということで、講義と実技をご担当いただきました。
先生は、「モリモリ博士」という名前で、YouTubeチャンネルやイベントなどでご活躍されているようです♪
ソーラン節を愛し、国内外で演舞されており、好きが高じて「YOSAKOIソーラン」を題材に、学術論文も投稿されているようです。
「YOSAKOIソーラン」とは、北海道の「ソーラン節」と高知県の「よさこい節」が合体して、北海道で生まれたそうです。
「よさこい節」は悲しい恋の歌、男女の結ばれない恋をうたっており、女性的な動きが特徴のようです。
「ソーラン節」は漁師の歌、男の労働者の歌であり、男性的な動きが特徴のようです。
その2つの要素が合わさった「YOSAKOIソーラン」は鳴子を持つこと、ソーラン節を入れることが特徴のようです。
学術論文では、「YOSAKOIソーラン」を日常的に実践している人は、日常的に運動習慣がある人に比べて、
下肢筋力が高い!!
柔軟性が高い!!
という結果が得られたようです。
ということで、、、
最終回は、みなさんで「YOSAKOIソーラン」を踊って...
楽しく!気軽に!
まちづくり協議会コース 楽しいイベント企画を考える
《 地域コミュニティイベント 》
こいのぼりの紙を各子供のいる家庭に事前に配り、絵を描いてもらったり、窓に貼ったり親子で参加してもらう。
七夕は笹の準備はお年寄り、子供が願い事を書いて飾り、子供+親+お年寄りの交流の場となる。
流しソーメンは毎年アイデア出しあい、準備はお年寄り、子供は参加無料、親は200円など。
消火訓練は水消火器を市役所で借りて、親子で体験。芋煮会、射的ゲームなどのイベントを一緒に行う。
クリスマス会では参加できない子供には、民生委員が各戸にプレゼントを配ったりと工夫したり。
門松は地域の人々から竹や松を貰って手作り。
世代間交流を年間通して行えるようにイベントを行う。
イベントを企画するにあたり、火気や食品を扱うにあたっての注意事項など、受講生から具体的な質問がありました。
次回は学生の皆さんでグループをつくり、イベント企画をたててみます。
守谷を知るコース16回目は、「特別養護老人ホーム峰林荘を知る」
社会福祉法人峰林会の理事長である片桐さんがお話を聞かせてくれました。
峰林荘は今年で50周年、旧大野村に初代理事長の染谷氏が1975年に開所したそうです。
「措置制度」であった特別養護老人ホームは、時代が変わり、高齢者が増えたため「契約制度」になりましたが、今でも措置制度はあるとのこと。昔は20年もの間、入所している方もいて、大きな家族のような場所だったそう。
わきあいあいとした様子を写真で見ることが出来ました。
現在は、特別養護老人ホーム以外にも在宅介護サービスなども行なっており、近隣の病院との24時間体制医療連携、その他で歯科や眼科などの協力医療機関との連携。
また、買い物支援や理容支援もあるそうです。職員は専門職を含め100名を超えて、モンゴルや中国からの技能実習生もいます。
施設によってさまざまであり、多様化していて、有料老人ホームがどんどん増えているそうです。入居型介護施設の表がとても分かりやすいですね。
守谷市内高齢者向けマップを見ると、市内にまんべんなく施設があることが分かりました。
誰もがいつかは高齢者にな...
「からだとこころを元気にする食事法」
今回は管理栄養士の花谷遊雲子(ゆうこ)さんのお話で、まずウオーミングアップとして
背伸び⇒腰廻し⇒先生とじゃんけん からスタート!
腰を廻すのは腸の働きを活性化するそうです
生活の機能には3つのレベルがあり、
加齢とともに生活機能は変化していきますが、
要介護になる主な原因として、男性は「脳血管疾患(脳卒中)」、女性は「認知症」が一番多いそうです。
そして、脳梗塞は栄養過多だけでなく低栄養も要因となるので「食べ過ぎ」だけじゃなく「食べなさ過ぎ」もよくないのです。
あなたのBMIは、いかがですか?
元々瘦せている人が「やせ」の領域に入っていても問題はないのですが、この数ヶ月で痩せてきたなら要注意です。
次に「食の3機能」として
1、栄養・・・生命の維持
2、感覚・・・おいしさ、満足感
3、生体調節・・・体調リズム、生体防御
特に「おいしさ、満足感」というのは大切で、嫌な人と食事を共にすると食中毒になる率が高くなるそうです(笑)
料理は脳トレ!
デュアルタスク(2つのことを同時に行うこと)は脳がより活性化します。
シニアの食事法と...
私には、セカンドハウスを持っている友人(高齢者)が3人います。Aさんは人口195万人の都市に住みながら車で3時間離れた人口約1800人の海辺の寒村に一軒家、Bさんは人口12万人の地方都市に住みつつ15kmほど離れた人口約5400人の山村に一軒家、Cさんは東京に住みつつ千葉県の人口7000人の町に一軒家、それぞれ入手して2重生活をしています。
Aさんの海辺の寒村には信号機が1個しかありません。敷地には畑があり、野菜を育てて楽しんでいます。アスパラガスの栽培が得意で、毎年収穫し、上下が逆にならないように注意してこの守谷に送ってくれます。また、冬場に鮭をさばいて寒干しし、鮭トバにして送ってくれます。どちらも旨いです。Bさんの山村は豪雪地帯で、購入した中古住宅の手入れに余念がありません。隣接した水田を借り受けしてお米を栽培するそうです。収穫したら送ってくれるとのこと、楽しみです。Cさんは小さな町の街おこしに尽力することを決意しました。この町に移住してきた若手農業従事者を支援したり、街の歴史を伝える文化遺産を発掘したり、街の魅力度を対外発信するパンフレットを定期的に発行したり、と工夫を凝らしています。
都市に住み...
守谷を知るコースの15回目は、郊外授業。
「守谷のイタリアを見て食す・さくら坂VIVACEの見学とランチ」でした。
テレビで何度も取り上げられている守谷を代表するレストランであり、その風景がまるでイタリアに小旅行に来た気分になれると人気を呼んでいるさくら坂VIVACE。
高台からは広がる田園が見渡せて、この日は富士山とスカイツリーも見ることができました。
まずは、ガーデンの見学です。
オーナーのお父様が案内をしてくれました。
元々はお寿司屋さんの別邸だった和風の建物を少しずつ造り直し、10年かけてこのガーデンをイタリアのような雰囲気にしてきたそう。
完成はしておらず、常に新しいアイデアを思いついてはリニューアルしたり増築していて、今はハーブ畑のスペースを準備中です。
普段は入れない奥のツリーハウスの見学もさせていただきました。
こちらも全て手作りであり、お孫さんのために造ったそうです。
ガーデンを堪能したあとは、レストラン内でお楽しみのランチタイム。
冒頭に後藤オーナーシェフからのお話をいただきました。
イタリアで料理の修行をして、帰国後にさくら坂VIVACEを開店。
地元の野菜や食材を使ったイタリ...
今年度最後の公開講座は、「糀と発酵」
「腸から健康を考える〜発酵の力」
一般社団法人日本糀文化協会代表理事であり、料理研究家でもある大瀬由生子先生の講座でした。
講演会や料理講師の他にレストランや企業の商品開発などでも活躍しており、著書は40冊以上。
今回はその中の一部を持参してくださり、みなさん手にとっては興味深そうに見ていました。
生活の中に常にある発酵食品についての講座は特に女性が関心があるようで、たくさんの参加者です!
まずは、「食べたもので体が作られる」
分かっていそうで分かっていなかったことを卵の黄身で分かりやすく説明。
黄身の色が濃いと健康に良さそうでおいしそうという印象を持ちますが、色の濃さは鶏の餌に左右されるだけであり、色に濃さは関係がないとのこと。
食べたもので色が変わる、まさに自分体に入れたもので作られていることを実感する例えでした。
そして、「デトックスと排泄の関係」では、腸は元気のバロメーターであり、快便とはデトックス、排泄はとても大事なことを知りました。
話はメインの糀と腸活と甘酒になり、ますます興味深い内容に。
糀は蒸した米に糀菌を加えて繁殖させたもの...
先進事例「宝塚市のまちづくり協議会」
宝塚市役所とzoomで繋げてお話をして頂きました。
宝塚市の紹介から始まりました。
まず、まち協とは?
まちづくり協議会
まちづくり計画とは
〇まちづくり計画に関する仕組み
対話:まちづくり計画の具体的な取り組みについて、市の関係課と対話を実施、記録することができる。
進捗管理:まちづくり計画の具体的な取り組みについて、進捗確認シートを用いて、進捗状況を毎年確認する。
〇関係団体とのかかわり方
市の支援、自治会との連携
〇課題・対応
担い手不足、資金不足、自治会との役割分担
「みんなのまちづくり協議会ポータルサイト」の紹介です。
ポータルサイトを運用し、まちづくり協議会に関する情報発信を行っている。
特に各まちづくり協議会ブログの作成について担当者の工夫やご苦労をお話ししてもらいました。
7年前ゼロだったアクセス数が今では急激に伸びたそうです。
ブログはいろいろな人が見るので、カラフルで楽しく読んでもらう工夫、他地区との交流のきっかけになったそうです。
条例の策定
講座最後に30分ℚ&Aで意見交換が行われました。
新年明けて最初の守谷を知るコースの14回目は、「インクルーシブスポーツ・ボッチャ体験」
守谷市ボッチャ協会会長の福岡さんがボッチャを教えてくれました。
まずは、ボッチャについてとルールの説明。
守谷市ボッチャ協会は2021年に開設されて、毎月守谷駅前で開催されている守谷朝市で体験会を行っているそうです。
座学後は、市民ギャラリーを利用してボッチャ体験です。
テープを使ってコート作り。
正規のコートと一つ、ミニボッチャ用のコートを二つ作って、みんなでボッチャ体験です。
グループに分かれて対抗戦の開始です。
白いボールを最初に投げて、なるべく白いボールに近い場所に投げます。
これが思うようにいかず、なかなか難しい。
行き過ぎたり、手前過ぎたり、狙うと思い切りはずれたり〜
投げ方は自由、上からでも下からでも。
どんなポーズでも!
みなさん、チーム毎に協力し合って楽しい対戦になりました。
ボールさえあれば、どこでも気軽に自由にできるボッチャ。
年齢も障害も関係なく誰でも参加できるボッチャは、体も頭も使うみんなで楽しめる、まさにインクルーシブなスポーツでした!
またやってみたいです!
昨年末の開催でしたが、、、
いきいきシニアコースの14回目は、「子供応援ボランティアを知ろう」ということで、3つのボランティア団体に活動内容をご紹介いただき、受講者へお誘いがありました。
まずは、「もりやおもちゃ病院」の活動です。
子どもたちにとても喜ばれそうですね!!
続いて、「お話まつぼっくり」の活動です。
平成13年から長年、守谷市の子供たちだけでなく、施設にいらっしゃるご高齢の方々にも読み聞かせなど様々な活動をおこなっているようです。
最後に、「守谷Scratch勉強会」の活動です。
このような活動があったのですね。小学校からコンピューターのプログラミングを学習する時代なのですね。
ボランティアとして、いきいきと活動されているみなさんからのお話を聞いて、受講生は良い刺激をいただけた様子でした。
2024年最初の「いきいきシニアコース」は
「長寿の鍵は口にあり~お口から健康に~」と題し、茨城県歯科衛生士会副会長の中村郁子さんからお話を伺いました。
今回の講座は受講者全員出席で、開始時間前から着席していたのでちょっと早めにスタート!
今年は元旦から能登半島を震源とする大きな地震が発生しましたが、災害関連死を防ぐためには「口腔ケア」が必要ということで、2月から関東地区歯科衛生士会からも能登地方の方々の支援に行くことになったそうです。
日本人は口の中の健康意識が低いと言われ、歯周病は糖尿病や心筋梗塞の原因になることも。
健康寿命を延ばすには「歯を残すこと」と「口腔機能をたもつこと」
両輪で取り組んでいく必要があります
よく噛んで食べることは究極の健康法です
高齢者の口の特徴は、唾液の量が減ることです
「口腔ケア」が脳も活性化します
うがいのポイントは、15CC(大さじ1杯くらい)の水で頬をよく動かすことが大切です
誤嚥性肺炎の原因と対策は、
①口腔内最近の増加 ⇒ 歯・口の清掃を行い、細菌を減らす
②食べ物や唾液の誤嚥 ⇒ 誤嚥を防止するために「お口の健康...
ある出版社から郵送されてくる月刊雑誌があります。その中で、軽妙な語り口が割と気に入っている記事に「言語学パーリ・トゥード」という不定期シリーズ物があります。著者の川添愛氏は言語学者であり、たとえば、「日本語は世にも曖昧な言語なのか」という小文で、英語でも日本語と同じくらいの曖昧さが沢山あることを紹介したりしています。分かり易くて面白い文を届けてくれるので、私も隠れファンの一人なのです。
しかし、問題は「パーリ・トゥード」って何?という疑問の方です。これはポルトガル語であり、ブラジルの格闘技の名称なのだそうです。しかも、「何でもあり」という意味を表す言葉です。つまり、私が愛読している記事の名称は「言語学、何でもあり」と解釈する次第です。聞いたことのない「パーリ・トゥード」なる標題を、あたかも誰でも知っているがごとくに使用する感性、そのことについて、私の頭が混乱し始めます。どうしてここにブラジルの格闘技名を使うのだろう?と不思議でなりませんが、なぜか「パーリ・トゥード」という聞きなれない言葉が耳に残って離れません。
そういえば、最近、このような意味不明の言葉があふれていると思い...
2024年最初のイベントは「千寿七福神巡り」でした。
これまでになく多くの参加者が集まり、守谷駅から北千住までTXを利用して大人の遠足がスタート!
北千住駅に着きました
千住神社に戦時中の防空壕を発見!
(前回訪れたときには気が付きませんでしたので、新たな発見)
そして参加者全員で集合写真をパチリ
歩いて健康な心
開運求めて幸福な心
手を合せて感謝の心
スタンプラリーをしながら楽しい年初の旅でした。
守谷を知るコース、14回目は、「守谷の鳥類の生息状況と自然環境」
守谷の自然を感じながら歩いて学ぶ校外学習でした。
講師は、小さな鳥の資料館館長である池田先生です。
守谷城址公園に集合。
12月半ばでしたが、暑いぐらいのいいお天気でした。
池田先生案内のもと、城址公園から鳥のみちを散策です。
双眼鏡を数台貸し出していただき、バードウォッチングも体験です。
野鳥の種類や特徴などを聞きながら。
セキレイは日本のみに生息しており、外国人には珍しいのだそう。
オオタカが30cmの隙間を抜けて行く場所やカワセミの巣など、レアな案内には皆で興味津々です。
オオタカが繁殖、子育てをする舌状大地。
わかば通りのこの辺りはオオタカの繁殖地でなかなか開通されなかったそうで、配慮もされています。
鳥のみちの木道を散策しながら、小さな鳥の資料館へ。
守谷に昆虫は約700種、温暖化の影響で最近はクマゼミもいるそう。
野鳥は約140種、ハヤブサやオオタカ、サシバ、ツミなどの猛禽類は9種類生息しています。
資料館にいるハヤブサやオオタカも見せていただきました。
愛くるしい目でかわいいハヤブサですが、肉食ですので〜うずらやひ...
守谷から世界に目を向けた「国際政治経済講座」は毎年大変好評で、今年も常陽産業研究所チーフエコノミストの尾家啓之先生にお話を伺いました。
「最近の国際政治経済金融情勢と今後の展望」
1.イスラエル・ガザ地区問題における、歴史的な背景と現状および地政学的なリスクについて
2.GDP2023年7月~9月期第1次速報では、コロナ禍前に戻りつつあること
3.日銀展望レポートにみる経済・物価のゆくえ
についてデータをもとに解説いただきました。
そして私たちにとって一番関心のある「2024年はどんな年?」
テレビ等で話題になっていた渋沢栄一さんの一万円札新紙幣は来年7月頃に流通開始するようですね。(もう忘れていました…^^)
来年度の株式市場は?
との質問に、
「今年の評価として、そこそこ株価は伸びた」
「来年の見通しとして、新NISAの取り扱いが若い世代に増えてくるだろう」
しかし一般的に日銀の金利が上がると株価は下がるといわれているので、、、
何とも予測は難しいですね!
「来年は政治の年」になるそうです。
年の瀬を迎え、皆様いかがお過ごしですか?新型コロナの感染拡大の影響がおよそ3年間にも及び、忘年会や新年会の自粛が続いたので、制約から解放された今年の年末も、今一つ盛り上がりに欠けていると思います。最近出会った若い銀行員は「大人数の忘年会はまだ禁止です。許されるのは5~6人までの宴会だけです。そもそも、入行以来、上司との飲み会を一度も経験していません。」とのこと、気の毒に思いました。
年末恒例の年賀状挨拶は準備されているでしょうか?ここ数年、「本年をもって年賀状を終了します」というお断りが増え、また、私自身の年齢に近い方々からの欠礼はがきも増えてきました。90歳代のご両親他界の通知が最も多く、日本社会の高齢化を実感しています。
来年はどんな年にしましょうか?健康維持は最も大切な目標です。特に、正しく歩くことは健康維持にはとても大切な生活習慣のようで、守谷市でもウオーキングの会が盛んです。きっと、市民の平均寿命や健康寿命を改善することに役立っていると思います。先日テレビを見ていたら、正しい歩き方の指導をしていました。何でも、横断歩道の太い白線は45㎝間隔で描かれており、その幅に丁度合...
地域防災ファシリテーター養成講座
〘地域主体の地区防災計画を学ぶ〙
李てよん(防災科学技術研究所)講師による5回目の講座最終回
今回はワークショップで、グループに分かれてワークシートの作成です。
テーマは
ワークシートの作成
講師と、学生同士と盛んなディスカッション。
ワークシートの作成で付箋紙を貼って。
自治会に入っていない住民の対応、近所との繋がり、安否確認方法など
災害時の理想的な対応が話し合ったなかでは中心になる案件でした。
最後にグループごとに話し合った内容を発表しました。
学生同士の意見交換、議論で時間が足りない程でした。
講師も一回目からもっと学生の皆さんと意見交換をしたら良かったです、とおっしゃって5回目の講義が終わりました。
今回の守谷を知るコースは校外授業。
「学校給食センター見学と検食」
子供達がお世話になった守谷の給食センターに行ってきました。
受付にて健康チェックと検温をしてからセンター内に入ります。
歓迎のプレートが!嬉しいですね。
講師は給食センターの貝塚センター長と栄養士の寺田さん。まずは給食センターの概要を聞いてから、実際に給食を作っているところを見学しました。
今年新しくなったばかりの給食センターはピカピカです。
給食を作る機械も最新のもので、ドライシステムや安全管理システムと衛生と安全に徹底的にこだわっています。
9つの小学校と4つの中学校で約6600食を毎日調理。
仕入れと安全と事故防止のため、3メニュー作っているそうです。
なるべく地産地消を心がけて仕入れをしていて、お米は100%守谷産。
アレルギー対応もバッチリで別の調理場で、個別に作っています。
写真はありませんが、人がすっぽり入れるほど大きな鍋では、味噌ラーメンの汁を食缶に入れている様子が見えて、匂いはしないのにとてもおいしそうでした。
違う列では、のっぺい汁を作っていて、里芋など具材を入れて大きなヘラで混ぜながらできあがりを見るこ...
「シニアの活動の場を探る」
前回に引き続き「シニアが活躍・輝くまち」と題し、守谷市役所企画課の矢崎さん、健幸長寿課の斉藤さん、そして市民協働推進課の高橋課長よりお話を伺いました。
まずシニアが活躍し輝くことができる場の事例として、以下の事例紹介があり、
いきいきシニアコースの受講生に協力の呼びかけがありました。
(1) 統計調査員について
統計調査のなかでも最も規模が大きく5年ごとに実施している「国勢調査」には、約300名の調査員が必要とのこと。
初めての方でも是非応募していただけるとありがたいとのことです。
続いて「シニアボランティアポイント制度」についてのご案内。
●守谷市内に在住の60歳以上の方が、市内の指定された介護保険事業所や、障がいサービス事業所でボランティア活動をしていただく制度です。
●まだスタートしたばかりの制度なので、今後は実際のボランティア活動の様子や各施設や登録者の方の声等を発信していく予定です。
次に「サロンボランティア」について。
守谷市内のサロンは31か所あるそうですが、ホームページ上では「自分の住まいの近くにどのようなサロンがあ...
地域防災ファシリテーター養成講座
〘地域主体の地区防災計画を学ぶ〙
皆さんの地域では地区防災計画を策定していますか?
役立つ人・資機材・施設の活用
「市町村内の一定の地区の居住者及び事業者が行う自発的な防災活動に関する計画」
講座では学生がPCでサイト「地域防災web」にアクセス、常総市の事例を検索しました。
地域と学校の連携を目的として、地域の防災上の課題や対策に関して地域の方々が作成した防災マップ(紙)を水海道の中学校の生徒らがパソコンを使ってデジタル化。
本講座4回目で共助の住民の責務(努力義務)自主防災組織のマニュアル作成の必要性を教わりました。
なかなか声を挙げてくれない要配慮者の把握や、支援方法の難しさ、など具体的な質問も出ました。
次回はワークショップで実際に防災計画を立ててみます。
「シニアの活動の場を探る」
~まちづくり協議会をはじめ守谷市の市民応援事業でのシニア活躍の事例を知る~第1回
今回は守谷市役所市民協働推進課の高橋課長にご担当いただきました。
まず<もりやビジョン>の中で、
「地域主導・住民主導による市民王国もりや」の実現に向けたまちづくり」の位置づけとしてまちづくり協議会があり、
守谷市でも数年後には人口減少が始まることが予想され、これからの行政運営において「あれもこれも」対応することは困難になり
「あれかこれか」という対応になります。
「まちづくり協議会」の役割としては
・住民や団体、事業者等をつなぐ役割があり、
活動としては
・地域の活性化、課題解決につながる活動の実施(防犯・防災、健康・福祉、親睦・交流の活動)です。
そして「シニアの活躍の場」として各地区協議会の活動事例が紹介されました。
が、各地区の人口に対して協議会の構成員数がどこも不足しているので、ぜひ以下の活動に力を貸していただきたいとのことです。
「まちづくり協議会」への参加から参画へ!
それが「いきいきシニア王国もりや」の実現につながります。
次回は
~まちづくり...
今回の公開講座は、もりや学びの里にあるアーカススタジオで開催されました。
アーカスとはラテン語で「門」
ART+FOCUS「登竜門」ということで、今年で30年目のプログラムです。
まず ディレクターの小澤慶介さんより「アーカスプロジェクト」について案内いただきました。
守谷に滞在して創作活動をする公募制のプログラムで、これまで37か国以上の国から122名以上のアーティストが活動してきたそうです。
2023年度招聘アーチストは
<スタジオ1>ローラ・クーパー(英国)
英国のバーミンガムを拠点に創作活動を行っているローラ・クーパーは、イノシシをめぐる日英の文化の差異を探り、映像を中心に作品化を試みています。
<スタジオ2>新藤冬華(日本)
北海道で開拓民の家に生まれ育った新藤は自らの背景と、守谷市とその近隣の地域にすむ人々がどのようにその地に辿り着き人生を歩んできたのかを重ね合わせ探っています、
<スタジオ3>ミロナリウ (オランダ)
オランダのロッテルダム在住でアルバニア出身のクロディアナ・ミローナと、台湾出身のユァン・チュン・リウによるアーティストデュオのミロナリウは...
11月、12月は「地域コミュニティに参加しよう」がテーマです。
今回は筑波大学助教の辻大士先生に「社会参加でいきいきシニア~“つながり”づくりで健康長寿」の演題でご講義いただきました。
世界中の30万人以上から導きだした意見をまとめた結果です。
「寿命に与える影響の強さ」で最も多い意見は何だと思いますか?
正解は、「人とのつながり」だそうです。
ちなみに下4つは、生活習慣に関係するタバコ、飲酒、運動、肥満が関係しているようです。
まさに、「人は一人では生きていけない」ということですね。
愚痴や心配事を聞いてくれたり、困ったときに手を貸してくれたり、有益な情報を提供してくれたりなど、様々な社会的サポートがあってこそ、心身共に健康で長生きできると実感できます。
ということで、日本の健康づくり施策においては、個人の健康づくりだけではなく、社会環境を整え、地域に住みながらにして、知らない間に健康になっていたという状況が作れることを理想としているようです。
社会参加することのメリットを、データを示してご説明いただきました。
スポーツや趣味、町内会では、気の合う仲間と参加するということで要介護になるリスク...
「年を取ると知らないことが増える」と思います。たとえば、テレビに登場する俳優や歌手、タレントの顔や名前ですが、以前はほとんど知っていたのに、今ではほとんど分かりません。NHK紅白歌合戦に至っては、知らない歌手オンパレードです。流行り言葉もしかり。そもそも何が流行っているかも知りません。「アッザース」が「ありがとうございます」の短縮語であると知ったのは、ずっと後のことでした。
辞書に載らない言葉も多く出回っており、なかなか確かめることができません。その中の一つに断捨離があります。広辞苑にも出てこないし、和英、英和辞典でも見つかりません。それなのに、私の周りには断捨離という言葉が普通に聞かれます。不思議に思って調べてみると、この言葉は1954年生まれのやましたひでこさんが生み出した新語だそうです。語源はヨガの「断行」「捨行」「離行」から発しているそうです。英語ではdecluttering(デクラッタリング)が該当するようですが、Web上の辞書でしか確かめることができません。
断捨離には、不要な物を捨てるだけでなく、不要なこと、つまり人間か関与する関係性を捨てることが含まれるようです。そのようにして...
地域防災ファシリテーター養成講座
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
主任研究員 工学博士 李てよん氏
<2回目 地域の災害リスクを学ぶ>
<3回目 災害時と対応を学ぶ>
地域の災害危険性を知る(風水害)
記憶に新しい鬼怒川の氾濫でも、市の避難情報発表を待たずに自ら災害から命を守る行動をとる判断が必要であると学んだのではないでしょうか。
パソコンを使って学生同士で自分達の住まい守谷市のハザードマップを検索しました。災害が起きる前に自分達で地域の災害危険性を知る事が大事である。
風水害の避難は、「避難所へ行く」ことではないです。洪水ハザードマップから想定浸水深を確認し、自宅にとどまる(2階以上)、周辺の高い場所へ移動する、地域外の安全な場所へ移動することが重要です。
避難所に行けば安心?
分散避難の検討をする。
災害が起きた時に適切な行動をとるためには、今後起こる可能性のある災害で、自分がどのような影響を受けるのかをあらかじめ知り、事前に備えておくことが大切である。
皆さんも是非、お住まいの地域のハザードマップを調べてみて下さい。
「お巡りさんに聞く」
今回は取手警察署生活安全課および交通課より現役警察官の講師お二人をお招きしての講座でした。
まず茨城県でも守谷市でも窃盗犯が増えていて、今年9月までの守谷市内の窃盗犯件数は319件で、昨年より72件増加。
特に茨城県は人口10万人当たりの「自動車盗」(全国平均の約5倍)と「住宅侵入窃盗」(全国平均の約3倍)の犯罪率は全国ワースト1位という状況です。
「住宅侵入窃盗」では窓の約3割、出入り口の約4分の3が無施錠の状態で侵入されているので、外出する際はゴミ出し等の少しの時間でも確実に鍵をかけることが大切です。
また泥棒は侵入に時間がかかるのを嫌い、5分以上かかればあきらめるそうです。
窓ガラスには防犯フィルム、サッシに補助鍵等の対策をすることも必要ですね。
「自動車盗難」を防ぐには、防犯カメラや音や光を発する盗難防止装置の設置や、駐車場の扉がある場合は夜間は必ず扉を閉めカギをかけることが大切。
また車両の盗難防止装置(警報器、バー式ハンドルロック等)の設置など複数の防犯対策が必要です。
「特殊詐欺」の中で今年はパソコンのサポート詐欺が増加しており、PCがウイルス...
守谷を知るコース10回目は、「もりあぐ(もりや循環型農食健協議会)」の活動。
もりあぐ代表理事の伊東さんがお話を聞かせてくれました。
もりあぐは守谷市の地産品に着目して、農作物や食品、健康を有機的につなげることで、地域資源の有効活用と持続的な地域活性化の好循環を狙っています。
もりあぐメンバーは、守谷の生産者である「大八洲開拓農業組合」や「まーの農園」、加工業の「お菓子の店メープル」、「藤井商店」、飲食店の「さくら坂VIVACE」、「ちばらぎ珈琲」など。
また、医療の「悠翔会」や「K-STYLE」など幅広い職種のメンバーです。
主な活動としては、
「グリーンツーリズム事業」
守谷の自然や街を案内して見て食べて買ってもらうツアーを開催。
畑や田んぼなど自然を感じて、守谷産の野菜を食べて、お土産も買えるという守谷を満喫出来るツアーです。
「直販販促事業」
駅前でのふるさ都市もりや朝市やさくら坂メルカートル、ふるさとみずき野朝市と地域の飲食をメインとした直売を展開。
特に第一日曜日開催の守谷駅前の朝市は80店舗を超える大規模な朝市で毎月賑わっていますね。
「商品開発・メニュー開発事業」
ほうれん草パウダーを使った...
今回の公開講座は、「漢方薬を用いた高齢者のこころとからだのケア」ということで、筑波大学人間総合科学研究科 水上勝義先生にご講演いただきました。
金木犀の香りが漂う、秋晴れのお天気の中、参加者にお集まりいただきました
まずは、漢方薬の特徴と、西洋薬の違いについて。
西洋薬は、、、検査異常を確認し、診断のもと薬を選択する。科学的根拠(エビデンス)が強い。
漢方薬は、、、症状から選択する。検査異常がない不定愁訴でも使える。ストレス関連の症状にも良い。科学的根拠(エビデンス)が弱い。
ということで、漢方薬の良いところは、身体・精神の両者の症状に適応できる。副作用で西洋薬の使用が困難な時やはっきりとした診断は出ないが何となく体がだるいというときにも適用できるということです。
いくつかの主要な漢方薬をご紹介いただき、その効果などを教えていただきました。
それにしても、漢方薬の薬名は読むの難しいですね。。。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):認知症患者の肺炎リスクや嚥下障害の改善効果
酸棗仁湯(さんそうにんとう):睡眠薬減量効果
人参養栄湯(にんじんようえいとう):認知機能とうつ改善効果
薬の...
「植物と暮らす」の第二回目は「園芸植物の種類や求め方」と題し、ジョイフル本田さんでの校外授業で、
前回同様アドバイザーの塚田さんより、実際にジョイフル本田さんの店頭で現物を見ながらお話を伺いました。
春の球根は今が植え時で、種の情報は袋の裏に「蒔き時」や「管理の仕方」が書いてあるので、よく読んでから植えること。
そして売り場には専門のスタッフがいるので是非聞いていただきたいとのことです。
売り場に入って一番目立つところは現在ハロウィンの飾りつけになっていますが、イベントに合わせて変えるので来月からはXmasのモミの木でいっぱいになります。
日本の土地は酸性が多いのでブルーベリーは簡単に植えられるそう^^
そして低木のシュラブや多肉植物のセダムは暑さや乾燥に強くお手入れが簡単なので、葉色で楽しむローメンテナンス植物だそうです。
また「苗の選び方」のポイントについても伺いました。。。
さてここで質問です。
イチゴは野菜でしょうか?それとも果物でしょうか?
<答え>野菜でもあり果物でもある。
イチゴは畑にある時は野菜で、店頭に並んだときは果物だそうです(知らんかった~)
...
地域防災ファシリテーター養成講座
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
主任研究員 工学博士 李てよん氏
5回の講座が始まりました。
1回目は防災活動の考え方を学ぶ
公助(消防、警察、自衛隊)の割合がかなり低かった事がわかる。
自主防災組織や地区防災計画を地域住民で確立することが大切である。
地域防災における「知」の共有と活用
地域の防災力を高めるには、様々な地域コミュニティの連携・協力が重要(共助)
地域と学校の連携事例(こどもの安否確認)、地元事業所の協力事例(避難所運営)のお話しがありました。
最後は、PCを使って、(防災対策・活動を支援するツール;YOU@RISK)というサイトを学生が検索しながら、守谷市の災害時状態を調べるという授業になりました。
災害が起きた時に適切な行動をとるためには、今後起こる可能性のある災害で、自分がどのような影響を受けるのかをあらかじめ知り、事前に備えておくことが大切である。
2回目はさらにPCによる演習となります。
物思う秋の到来です。せっかく良い季節を迎えたので、少しじっくりと構えて、物事を深く考えてみたいのです。そう言えば、藤井聡太という稀有の棋士が登場し、まさに深く考える姿を全国に見せてくれました。将棋の盤面を睨んで長考する姿、カッコいいです。最近、めったに見ないその姿が眩しい。
一方、我が方は、当面のスケジュールをこなしてゆくことに専念しています。どちらかというと、スケジュールありきの日常が自分を支配しているようです。皆さんはいかがでしょう?スケジュールに追われてテキパキと課題に対応している自分を感じませんか?そう、「現代人はスケジュール管理のもとに生きている」と思うのです。
悲しいかな、高齢者はそのスケジュール表に沢山の病院通いが含まれていますが、これはこれで仕方のないことです。そして、そのスケジュールの中に運動や旅行が入っている場合、それなりの喜びと満足感が加わります。もりや市民大学の過去の授業によると、「運動だけに専念している人より、運動とボランティア活動の両方を行っている人の方が、健康寿命が長い」という“学説?”を何度か耳にしました。スケジュール表にそうしたバランスを持っている...
「緑を親しむ心豊かな健康ライフ」のテーマで、10月は「植物と暮らす」ということで、
ジョイフル本田のアドバイザー塚田さんにご講義いただきます。
今回は、「園芸の基礎知識と園芸植物の育て方」について、教えていただきました。
園芸植物を栽培する前の基礎知識として、植物の葉、根、茎、花(果実)のそれぞれの役割を学びました。
葉:光合成をし、養分を作る.水を吐き出すポンプの役割
根:水を集める.養分を貯蔵する
茎:根と葉をつなぐパイプ役.葉や花の基礎となる部分を作る
また、植物の家となる「土」や「肥料」についても詳しく教えていただき、いろいろな肥料をまけばよい
のではなく、植物に対する理解をもっと深める必要性を学びました。
次回は、ジョイフル本田@守谷店にて校外授業です!!
地域住民のニーズをつかむ手法を学ぶ
第2回目は
対話的なワークショップを通して地域住民のニーズをつかむ実践を試してみましょう!
ワークショップでのファシリテーションのこつ
⌑ゆっくりはっきり話す。相手に自分の声を届ける。
⌑全体に目配りをしながら、穏やかな表情で。
⌑アイスブレーキング(解きほぐす、リラックスさせる)も必要に応じて行う。
⌑ワークショップの目的やねらいを明確に伝える。
⌑シェアリング(共有する)と総括をしっかり行う。
対話的なワークショップ
1.ブレインストーミング(アイデア出しのための基本的な方法)
・思いついたことは発信してみる。
・いけんをできるだけたくさんだす。
・他の人の意見を否定しない。
・建設的に発展させる意見は大歓迎。
2.KJ法
3.ワールドカフェ
今回の授業ではワールドカフェ
(比較的参加人数が多くても、全員が声を発し、また多くの声が聞こえてくる方法)を体験しました。
4人のグループを4箇所つくり、まずはリーダーを決め、リーダーは固定。リーダーⓁ
テーマは『守谷市のファンを増やすためには』です。
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盛んな意見交換が行われま...
新装になった守谷市保健センター栄養指導室で料理教室が開かれたので参加してきました。
最初に食生活改善推進員の澤田さんより、
3つの習慣でフレイル予防に必要な食生活を実践しよう! とのお話があり、
フレイル予防レシピとして
①塩こうじ鶏のパン粉焼き
②切り干し大根のミルク煮
③黒ごま豆乳プリン
が紹介され、2つのグループに分かれてそれぞれのメニューを作ることに。
そして今日はイギリス・ロンドンから参加したジュリーさんも、日本語レシピが読めないにも関わらず一緒にチャレンジし、
いろいろ質問をしながらメモを取っていらっしゃいました。
美味しい料理の後は「ビンゴゲーム」を楽しみ、残った食材の一部をいただいてきました。
ほとんど料理の経験のない参加者も一緒にクッキングの楽しさを味わったようです。
守谷を知るコース8回目は、芸術の秋にふさわしく音楽を楽しむ贅沢な講座になりました。
「地域に根差した音楽活動」ウィンドアンサンブル守谷のみなさんが講師です!
総勢41名と、ほぼ全員の楽団員さんが来てくださいました。
まずは、ウィンドアンサンブル守谷の歴史と活動を門池さんがお話してくださいました。
守谷で活動する吹奏楽団「ウィンドアンサンブル守谷」は今年で25周年を迎えました。
30年ほど前に児童合唱団で門池さんと管楽器を吹くお母さんとの出会いが楽団の歴史の始まりです。
吹奏楽団を立ち上げる決断をし、市役所に相談をしてポスター作成。
15人が集まり、ウィンドアンサンブル守谷が結成されたそうです。
知らない者同士がポスターだけで集まり、少しずつ増えていき、練習を重ねて、初めての演奏は北守谷公民館開館記念発表会。2002年の市制施行イベントに参加し、同年に自主コンサート・第一回定期演奏会を開催しました。
吹奏楽はさまざまなジャンルの曲を演奏できるので、クラシックや映画音楽、ジャズ、演歌、アニメソングなどなど。
大人も子供も楽しめる演奏は、各種イベントから、商業施設、老人ホーム、小学校、保育園などたくさ...
「緑を親しむ豊かな健康ライフ」をテーマに「緑と人の健康」第2回は
植物の利用とその効果ーアロマセラピーと園芸療法について
引き続き千葉大学准教授の岩崎先生にお話を伺いました。
<アロマセラピー>
植物の香りが注目されている理由
植物の香りは古くから研究されてきましたが、あまり学術的には認められておらず、化粧品や食物を扱う香料会社やその生産を行う農学系の一部でのみ行われてきました。しかし近年は植物の香りに関する研究が進み心身への効果が明らかになってきました。
特に人々の精神的な疲労を癒す効果があることから植物の香りが注目されているそうです。
植物の香りの効果について医学的に証明された例について紹介いただきました ↑
香りと性差ー香りの認知には男女差があることを今回初めて知りました。
香りに対し敏感なのは男性?それとも女性?
答えは男性だそうです。
理由は人間の本能で子孫保存のため男性は女性を見つけなければならない。
女性は香りをつけてみつけてもらう・・・
大変興味深いですね。
園芸療法の基本は「育てること」「収穫すること」
「生きもの療法」としての「園芸療法」と「動物療法」の違...
今回の公開講座は、「異常気象・線状降水帯を学ぶ」
近年よく耳にする「線状降水帯」について、守谷市在住の気象予報士・久保田さんの講座でした。
まずは、つい最近の9月8日の茨城・千葉・福島の集中豪雨の話からスタートです。
記録的な短時間の豪雨が海岸沿いで起こり、日立では市役所が被害にあいました。
今年に入って線状降水帯が51回も発生しているそうです。
今年は最も暑い夏になり、猛暑日の記録を塗り替え、熱帯夜も長く続いています。暑いのは海水温が高かったことが原因で海の影響からだとか。
ちなみに熱帯夜とは、夜間の間25度以下にならない夜。気象の夜間の定義の時間って18:00〜6:00だそうです。
日本の温暖化のペースは早くなっていて、平均気温が上がり、特に北の方が上がりやすいとのこと。
確かに北海道は涼しいイメージがありましたが、今年の札幌や旭川はとても暑そうですね。
20〜21世紀の地表気温変化シュミレーションを動画で見ました。だんだんと赤くなっていき、2100年には真っ赤に!
「線状降水帯」は2000年に作られた言葉で、2014年8月の広島豪雨がキッカケでよく耳にするようになりました。
積乱雲がたくさん集まり...
クルージング、やや心をくすぐる言葉です。船や航空機であちらこちらを巡ることを言うそうです。ふと思い立ち、クルージングに行って参りました。乗客と船員併せて4000人規模の大型客船でした。「大船に乗った気持ち」を実際に味わってみたのです。大船なら、揺れない、沈まない、という安心感を伴って、遠くまで行けるロマンを提供してくれます。
「どうだった?」と聞かれて「うん、良かったよ」と答えるのですが、そこから先の具体的な感想を述べるのが意外と難しいのです。何が良かったかを説明するのが難しい。スピードを楽しんだ訳ではない、大きい船だから良かったと説明するのも野暮、豪華だから良かったと言えば、豪華ホテルを褒めるのと同じ、台風でも揺れなかった、と説明するのは感情が伝わらない、という次第で、どう説明すればよいか戸惑っています。
日常から離れて旅をすることは、誰しも経験するでしょう。旅を嫌う人は少ないと思います。それでも、年齢が高くなると旅はおっくうであり、家で過ごすのが一番だ、と消極的になる傾向があるのは仕方のないことです。「さあ、旅に出よう」と呼びかけるか、「静かな毎日を家で過ごそう」と心に決めるか、...
地域住民のニーズをつかむ手法を学ぶ
社会調査の方法と対話的なワークショップ
伊藤哲司(社会心理学)講師による1回目 基礎編
先ずは講師による学生への質問です。
イーミック:当事者目線、中に入り込む エティック:客観的、俯瞰的
どちらが正解というわけではなく、結果的には両方が必要ではないか。
次に【社会調査の方法】についてのお話しがありました。
・アーカイブ分析(統計)
・アンケート(質問紙調査)
・実験
・インタビュー(面接調査)
・フィールドワーク(参与観察)
ここでまた講師による質問です。
インタビューとアンケート両方を組み合わせてマルチメソッドで行うとしたら、どちらかを先に実施しますか?
インタビューを行ってからアンケート調査をした方が適切な質問項目を作ることができるのではないかとの回答でした。
【インタビュー(inter-view) のポイント】
関係を築きながら深く語り合う、語りの共同生成が豊かなインタビューです!
そこで学生に、白い紙に自分の人生をイメージした絵や図を描いてもらい、
ふたり一組になって相手の書いた紙を基にインタビューする方、インタビューを...
守谷を知るコース第7回は、「長龍寺から見た守谷駅前の変遷」
長龍寺の東堂・北村さんがお話を聞かせてくれました。東堂とは元住職、ご隠居さんという意味だそうです。
北村さんは今年89歳、戦前からの守谷を見てこられた方です。22歳で21代目住職になりつつ、市内の校長先生や教育委員長も務められてきたそう。
守谷は江戸時代中期から「守谷町」と名乗っていたとの記載があり、平将門との深い関わりがある場所。
長龍寺は924年(延長2年)に開基、平将門が関わっているそうです。
平将門の母方の実家は相馬であり、守谷の本を書いた斉藤先生によると、相馬の中心地は守谷であり、そこからも平将門とは深い繋がりがあるそうです。
守谷市内には、永泉寺や海禅寺など平将門に関わりがあった寺がいくつもあります。
相馬の話では、城址公園にある城跡は相馬氏によって築かれた話も守谷が中心の話と繋がりますね。
守谷市の前は「北相馬郡守谷町」だったことを懐かしく思い出しました。
北相馬以外に、南相馬(流山や松戸あたり)、中相馬(我孫子あたり)があった話も興味深く面白かったです。
北村さんは子供の頃から守谷を見てきた貴重な方。
田んぼと松林しかない...
9月、10月は「緑を親しむ心豊かな健康ライフ」をテーマに、前半2回は「緑と人の健康」ということで、千葉大学准教授の岩崎寛先生にご講義いただきます。
今回は、「人はなぜ緑に癒されるのか?」という講義で、研究の事例などをご紹介いただきながら、楽しく学べました。
ここでいう「緑」とは、「植物」のことです。
人は緑を介することにより、外部からの心理的、物理的ストレスを緩和し、体の調子を整えてくれるそうです。
病気を治すのではなく、「体調を元の良い状態に戻してくれる」ということで、自然治癒力が高まるそうです。
このような裏付けとなった面白い研究の紹介がありました。
では、みなさんにクイズです!
Q1、公園でベンチに座っているときに、5分間ラベンダーを見ているのと見ていないのでは、血圧の変化はどうなるでしょうか?
Q2、室内に同じだけの緑を置いて勉強や仕事をした際に、視界に入るところに緑があるのとないのとでは、ストレス緩和効果が異なるでしょうか?
答えは、
A1、ラベンダーを見ている人は、、、、血圧が高い人は低下し、正常な人は変化なく、低い人は高くなったそうです。5分間だけでも効果があるのですね!
A2...
今回の公開講座は大人気の親子イベント「学ぼう!TX講座」でした。なんと!倍の応募があり、厳選な抽選で選ばれた14組の親子が参加してくれました。
まずは守谷駅にある、守谷講習室にてTXの環境の取り組みなどのお話を聞きました。
TX(つくばエクスプレス)は、2005年の8月24日に開業し、数日前に18周年を迎えたばかりです。
つくば駅〜秋葉原駅まで20駅あり、一都三県 を58.3km走行しています。
カーブが少なく、踏み切りはゼロ、一番速い場所では130kmで走行しているそうです。
ここで、クイズ。
答えは②18.2kmで小貝川〜つくば間のロングレール。電車特有のガタンゴトンがないとのこと。そういえばそうかも!
TXの環境の取り組みとしては、
1、節電:電力が少ないタイプを使用し、LED照明にしています。
2、ゴミ削減:フードバンクへの寄付や鉄など出来る限りのリサイクルをしています。
3、節水:車両を洗浄する際の水を再利用しています。
4、地域の清掃活動:駅の清掃活動や鳥のみちの木道にも関わっています。
他に子供達は、グリーン電力について学び、どんな発電があるのか?みんな活発に答えていました。
座学を終えて、守谷駅一番線ホームに移動...
守谷を知るコース第6回目は、校外学習。
暑いですが、教室を飛び出しての講座です。
「常総環境センターと常総運動公園施設見学」
常総地方広域市町村事務組合事務局の方々が案内をしてくれました。
常総環境センターの施設棟にて施設のお話を聞きます。
運営は常総地方広域市町村圏事務組合で守谷市、取手市、つくばみらい市、常総市(水海道地区)が母体となっています。
ゴミの収集はそれぞれの自治体が行っており、施設での処理が年間20億円に加えてゴミ収集の金額がかかっているとのこと。かなりの金額が必要とされているのですね。
施設センターの紹介DVDも見せていただきました。
ゴミ焼却の流れの説明では、処理をしながらエネルギーを生み出し、プールやお風呂に使用したり、アルミやプラスチック、ペットボトルなどが再利用されている様子が分かりました。資源ゴミは手選別で行われているので、莫大な量を捌くのはとても大変な作業だと思います。
実際に施設内を見学。人数が多いので3グループに分かれての行動です。
巨大なクレーンがゴミを掴んでいる姿に思わず見入ってしまいます。
施設は24時間体制で盆暮れ関係なく稼働しているそう。そう...
子どもの育成、地域の居場所づくり
学びたい子どもたちに学びの場を!
学習支援塾『もりサポ塾』の活動紹介
塾長 川崎文先生
「子どもの貧困は、社会全体の問題」
★自己肯定感の低下につながる
学習塾や習い事をするチャンスがない
服を買ってもらう、外遊びに連れて行ってもらうなどの経験が少ない
自分には価値がないと考える原因につながる傾向がある
★教育格差が生まれる
進学に格差が広がる
将来的に所得格差へ、貧困が繰り返される負の連鎖へつながる
★社会的損失につながる
「もりサポ塾・目的」
すべての子どもに学習するチャンスを
ひとりひとりに寄り添った学習サポートを
多様な大人たちとかかわり社会への信頼を
学習を通して自己達成感や自己肯定感を
様々な事情を持つ子どもたちに居場所を
「もりサポ塾・沿革」
2021年6月にボランティア団体(もりやサポート塾)を立ち上げ
令和5年度に、もりサポ塾は〔子どもの未来応援基金]の支援先に採択されました。
学生からの質問には、行政との関わり方、助成金の申請方法
個人授業かグループ授業か、親御さんとの関わりなど具体的な様々な内容の意見交換が行われました。
守谷にはまだまだ学習支...
第6回「こころとあたまに響く音楽体験」は市民ギャラリーを会場として、音楽療法士の佐々木宏子さんからお話を伺い、受講生も歌ったり身体を使って楽器の体験をしました。
音楽療法とは・・・
日本音楽療法学会では音楽療法を
【音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障がいの回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること】と定義しています。
そして
音楽の効果は・・・
音楽療法は障がいや疾病を抱える方が主な対象ですが、健康の維持や病気の予防のためにも行われます。
高齢になると同時に幾つものことをこなすことが苦手になったり、物忘れが増えてきたり、さまざまな認知機能の低下を感じることが多くなります(←筆者も日々実感しています!!笑)
能動的音楽療法には歌唱、楽器演奏、身体運動などがあり、「歌う」という行為は通常の会話よりも多くの息が必要となり、自然と腹式呼吸になって心肺機能の維持向上のトレーニングになるということで、実際にやってみることに。
会場にはさまざまな楽器が準備されていました。
まず、姿勢を正して発声練習から。
そし...
猛暑と頻発するゲリラ豪雨、お見舞い申し上げます。ところで、今年は暑中見舞いのハガキなどがほとんど来ません。そう言えば、冠婚葬祭の招待状が来なくなって久しいです。コロナ感染と共に、この種の生活上の慣例のようなものがかなり変化したと思います。ただ、古来の祭りや花火大会などは復活の兆しが濃厚です。何とかしてコロナ以前の勢いを取り戻したいと願う心は誰も同じなのでしょう。
色々な集まりについてはどうでしょうか?地域での集まり、全国各地からの集まり、更には国際的な集まりについて、以前とは違う変化が見られます。特に、オンライン会議、Zoom会議が増えたことは実感します。もともとは会って話し合っていた顔ぶれが、Zoomで十分機能する場合が増えました。それにより、会議欠席者が減ったかもしれません。「出席者100人の会議でした、ただし、会場には25人、残りはオンライン参加でした」などという報告を聞くと、「これで良かったのかなー?」と、複雑な思いです。
飲み会は別です。コロナ拡大時期に、「Zoom飲み会をやろう」という呼びかけが何度かありました。各自が缶ビールなどを手にもってパソコンを開き、画面を見て自由におしゃべりし...
子どもの育成、地域の居場所づくり
子ども食堂を運営するためのネットワーク事例研究
茨城NPOセンター・コモンズ 大野覚 常務理事兼事務局長による講義が行われました。
子ども食堂の開設や運営を行うためのノウハウを事例紹介とともにお話ししていただきました。
そもそも「居場所」とは
1.人などがいるところ。いどころ。
2.その人が心を休めたり、活躍したりできる環境。
「出番」も意識しよう
居場所と出番は必ずセットに。
⇒福祉課題を抱えた人を、かわいそうな「支援対象」とばかり位置付けるのではなく、その人の特性、能力、経験、好きなことを活かし、居場所で積極的に活躍する「担い手」となる場面づくりを意識する。お客さん扱いしない。
子ども食堂を支えたい人のさらなる増加
コロナ禍を受けて、子ども食堂への寄付が増加。毎週のように食品寄贈の仲介が。子ども食堂ほど共感しやすく、応援が集まる活動は他にはない。
居場所を成功させるコツ
1.徹底的に調べ、考える...
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