いきいきシニアコース(第9回)

 「心と頭に響く音楽体験」

今回は昨年に引き続き、音楽療法士の佐々木宏子さんにお話を伺いました。

先ずは前回の復習として

・音楽療法とは

・音楽の効果

・音楽療法の対象者

・認知症予防

・音楽療法士とは

について触れ、受講者に「普段から歌を歌いますか?」と問いかけたところ、「歌は聴くけど、歌うことはほとんどない」という方が多かったようです。

 今回もいろんな楽器を準備して下さいました。

 最初は発声練習からスタート!

ア・イ・ウ・エ・オ〜

会場の市民ギャラリーに受講者の声が響き渡ります♪

 皆さんよくご存知の「炭坑節」の曲で「赤とんぼ」の歌詞を歌って、次に「赤とんぼ」の曲で「炭坑節」を歌いました。

 これはトーンチャイムという楽器です。

 「私はどの音程のチャイムを使ってみようかしら?」

 皆さん一生懸命ホワイトボードを見ながら音を出していました。

一緒に歌ったり演奏することで、コミュニケーション、協力、社会的認知、結束などの「社会的機能の実践」に参加することができ、思い出のメロディが無意識に自伝的記憶を喚起できるそうです。

 男性は中学〜高校の時に、女性は小学校高学年の時に、音楽が一番影響を与えるとのこと。

 

最後はみんなで「今日の日はさようなら」を大合唱して終わりました。