市民大学ブログ 新着
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今年度のもりや市民大学、ただいま受講生を募集中です!   募集に先がけて、もりや市民大学の最初の公開講座が開催されました。 「貝塚が語る守谷の土と水」 もりや市民大学の宮﨑学長の講座でした。     宮﨑学長は東京大学名誉教授であり、専門分野は環境治水学(土と水の科学)。 守谷市に住んで約35年とのこと。たくさんの書籍も出版されています。     まずは、守谷の貝塚について聞かせていただきました。 守谷にもあるとは知らず、どこだろうと聞いていると。。 なんと民家の畑。 実際に探しに行かれたそうで、白いものが散らばっている畑をよく見ると貝殻があったそうです。   他にもみずき野の隣の取手には「貝塚」という地名があり、探しに行くとやはり畑の中から貝殻を見つけるという、探検のような身近でワクワクする発見があったんですね。     そして、守谷の土。 守谷の標高は20〜25mと高い地域が多く、周辺の市より高いです。 古地理図で見ても遥か昔の縄文海進の時も守谷がある地域は海に沈まなかったようで、そこからも昔から標高の高さがあり、守谷の住宅地は概ね浸水被害に関して住むには安心できる場所だと分かりました。   守谷の土は上が1〜5mの火...
 4月14日(日)、もりや市民大学公開講座が開催され、「貝塚が語る守谷の土と水」というタイトルで私がお話しました。多くの市民の方々や守谷市周辺の方々も足を運んでくださいました。誠にありがたく思いました。担当の運営委員から「公開講座もありますが、令和6年度の市民大学開講を紹介して受講申し込みをPRすることも忘れないように」と、しっかり釘を刺されました。    天気が良かったからでしょうか、大変出足が良く、開場時間と同時に入室される方が多く見受けられました。予約なしで当日飛び入り参加の方もかなりおられました。公開講座は、希望者をどなたでも幅広く受け入れる準備をしています。一応、募集期間や募集定員を明示していますが、来て下さる方はどなたでも受け入れたいというのが本音です。    ところで、最近のパンフレットやチラシを見ると、必ずQRコードが印刷されています。今回の公開講座案内や申し込みも、QRコードをフル活用しました。QRコードは、スマホのカメラをそこに向けると容易に関連サイトに繋がります。そのQRコードは自動車部品の日本企業(デンソー)による1994年の発明品だというから驚きです。そして、JIS/ISO規格に従ってい...
04/05
友の会ニュース
  このところ雨模様の日が続いていたものの、日頃の行ないのお陰で散歩日和になりました^^   9時に守谷駅集合でしたが、定刻までに全員集まったので予定より早く出発。  まずTX南千住駅から都立汐入公園へ。       そこから隅田川沿いを歩いて向島百花園まで桜を楽しみながら行進       向島百花園では各自園内を散策 65歳以上は一般(150円)の半額70円です。     向島から墨堤通りを歩いて再び隅田川沿いへ              東武線横の「すみだリバーウオーク」を渡って浅草へ           曇り空で風もなく気持ちよくウオーキングを楽しむことができ、 雷門前でいったん解散したのち夫々が食事を摂って帰宅の途に就きました。      
 牧野富太郎はNHK朝ドラ「らんまん」ですっかり有名になりました。牧野富太郎著、日本植物図鑑(1940年初版出版)は、今でも読者層をつかんでいます。ところで、実は、もうひとり気になる人物がいます。牧野富太郎より10年ぐらい後に東大理学部の助手として採用されていた地理学者、東木龍七(とうぎりゅうしち)という人です。福岡県出身、師範学校の卒業生で、小学校教諭を経て上京、東大助手になりました。やはり学歴の壁などがあったようです。    この方は、地理学・地質学の優れた研究者です。特に関東地方の貝塚を「巡検」という地道な調査方法によって詳しく調べ、貝塚の存在地点を地図上にプロットし、これを繋いだ複雑な地形分布曲線を描き出しました。そして、この貝塚分布曲線は、当時の海岸線と平行しているに違いない、と考察し、その結果、大胆にも「縄文海進」と呼ばれる過去の海岸線を浮き彫りにしました。今から6千年~7千年前の縄文時代、海面は現在より5~7m高かった、というのです。そうでなければ広範囲に広がる貝塚分布の理由を説明できない、と結論しました。この説は支持され、今では定説となっています。    彼は、守谷方面にも「巡検」に...
まちづくり協議会事業計画作成実践 もりや市民大学   グループワーク A.B.C三つのグループに分かれてテーマを持ち寄りディスカッションをしながら事業計画をたてました。 テーマを絞る事に苦戦しながら 事業計画書:仲間・連携づくり、事業予算、収支の中長期計画、事業実施までのスケジュール、成果評価をどのように行うか決めておく。 次回までの宿題として、事業計画書を作成します。 最終回。まちづくり協議会コース集大成、学生の皆さんに発表してもらいます。