学園ニュース

いきいきシニアコース(第9回)

 「心と頭に響く音楽体験」

今回は昨年に引き続き、音楽療法士の佐々木宏子さんにお話を伺いました。

先ずは前回の復習として

・音楽療法とは

・音楽の効果

・音楽療法の対象者

・認知症予防

・音楽療法士とは

について触れ、受講者に「普段から歌を歌いますか?」と問いかけたところ、「歌は聴くけど、歌うことはほとんどない」という方が多かったようです。

 今回もいろんな楽器を準備して下さいました。

 最初は発声練習からスタート!

ア・イ・ウ・エ・オ〜

会場の市民ギャラリーに受講者の声が響き渡ります♪

 皆さんよくご存知の「炭坑節」の曲で「赤とんぼ」の歌詞を歌って、次に「赤とんぼ」の曲で「炭坑節」を歌いました。

 これはトーンチャイムという楽器です。

 「私はどの音程のチャイムを使ってみようかしら?」

 皆さん一生懸命ホワイトボードを見ながら音を出していました。

一緒に歌ったり演奏することで、コミュニケーション、協力、社会的認知、結束などの「社会的機能の実践」に参加することができ、思い出のメロディが無意識に自伝的記憶を喚起できるそうです。

 男性は中学〜高校の時に、女性は小学校高学年の時に、音楽が一番影響を与えるとのこと。

 

最後はみんなで「今日の日はさようなら」を大合唱して終わりました。

守谷を知るコース(第6回)

守谷を知るコース6回目は、校外授業でした。

守谷高等学校に伺って、剣道部総監督である塚本浩一先生の講義です。

 

 


土浦出身の塚本先生は、昭和63年に守谷高校へ赴任されて、一度は他校に移動されましたが、平成19年に守谷高校に戻り36年に渡り剣道部の指導されております。

 


守谷高校に赴任当初は県大会ベスト8が最高でしたが、剣道部就任2年目で県大会ベスト4、関東大会で初出場で初優勝の大快挙!

関東大会優勝が先で県大会は5年かかったそう。

 
初の全国大会は予選敗退、そこから17年をかけて優勝に導き、12回の優勝、13回の準優勝という素晴らしい成績です。

 


武道は九州が盛んで、もちろん強い。

その中で勝ち続ける守谷高校剣道部は、全国でも有名ということが納得です。

 
今年も九州・福岡で開催された由緒ある大会である「王龍旗高校剣道大会」で準優勝。

トロフィーも見せていただきました!

 

 

年月を重ねるごとに強くなっていった守谷高校剣道部。

県内だけでは強くなれないと、大きな大会に参加させて度胸をつけて、プレッシャーに負けないように遠征をしていたそうです。

県立ですので、私立のような援助がない中、塚本先生の自腹を切ることもしばしば。

大型免許を取得してバスを自ら運転して生徒たちを乗せて、遠征に行き、24時間かけて九州まで行ったことも!

 


そして、最初に1人の生徒を預かったことが始まりで、どんどん生徒を自宅で預かるようになりました。みんなが住めるように家を建てて、現在は16名の生徒を預かっているそう。

なんと今年で32年目というのが驚きです。

 
塚本先生の奥様が世話をしながら、日々の生活を見守り、生徒に暮らしのあれこれを教えてながら過ごしているそうで、感謝しかないとおっしゃっていました。

 

  

お話のあとは、DVDを鑑賞。

生徒たちや後任監督の安田先生の思いや試合風景、応援の様子を見ることができました。

 

春夏連覇の様子では、画面の中ですが迫力があり、実際に見たら更にすごい迫力なのだろうと想像しました。

 


塚本先生が講義で言っておられた「他喜自倖」他人が喜ぶことが自分の幸せ

素晴らしい言葉ですね。日常の生活の中で忘れずに過ごしていきたい言葉です。

 


昔とは指導も違うので時代に合うように変えていき、今は心に訴えるように、心を育てるようにされているそうです。

生徒にはいつも応援される生徒になろう!と言い続けているのだとか。

 

 

また、体育館に貼られてある書「変えられる」

こちらも素晴らしい書であり、心に刻みたい言葉です。

 

 


塚本先生の元で生徒達は素晴らしい時を過ごし、剣道に励んでいるということを実感する講義でした。

 

 

 

 

 

 

まちづくり協議会コース(第8回)

地域課題の発見と対応推進方法の講義最終回

「力を引き出す」ための考え方と技術

ダメ会議の経験談を学生同士で1分間話し合う。どんな意見が出たのでしょうか。

学ぶ事は

会して⇒議して⇒決して⇒動く

【仲間とともに事業をすすめる際に必要となる「対話力」「会議力」を学ぶ】

講義の最終回、いままで学んだ事を学生同士で15分間話しあいが行われます。

早速、議する:空間のデザイン⇒席の配置

決する:可視化⇒A3の紙に太いマーカーで書きながら話し合うことで「見える化」を学ぶ

4回の講義で学んだことで実際に〈対話〉が出来ましたか。

zoomの生徒同士ではブレイクアウトルームで〈対話〉してもらいました。

講義で学んだ考え方と技術、今後の活動に活かせる事と思います。

2ヶ月にわたり、徳田先生ありがとうございました。

 

 

 

いきいきシニアコース(第8回)

今回はミニ体験型講義の「脳トレエクササイズで頭に刺激を与えましょう!」で、

頭を使いながら、脳トレドリルや脳トレ運動にチャレンジし、徐々に難易度を上げて達成感や満足感を体感しました。

講師は健康運動指導士の屋嘉部めぐみさんです。

 

 屋嘉部さんのご両親も認知症とのことですが、認知症予防に大切なことは 

 そして脳を喜ばせるコツは、

笑ってごまかす

出来ないことを楽しむことだそう。

 楽しんで身体を動かすことが大切です!

早速、いろいろやってみました。

 

 あんたがたどこさ♫

を歌いながら身体を動かしました。

 

 

 

今回も 皆さん健康長寿を願いながら、楽しく脳トレエクササイズを体験しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まちづくり協議会コース(第7回)

地域課題の発見と対応推進方法

今日は聴く事の重要性の話が中心となります。

【聞く】より【聴く】

皆さんも以下の7つの敵、思い当たりませんか。 

「つながりをつくる」ための考え方と技術

対等な関係をつくり出す。お互いに歩み寄る。

人と人のつながりを生み出す。

さあ、学生同士で質問力・傾聴力を発揮できたでしょうか。

 

 

いきいきシニアコース(第7回)

今回は「あたまが喜ぶ体験」シリーズの第1回目として「認知症予防のエビデンス」と題し、筑波大学附属病院 精神神経科 病院助教の関根彩さんのお話です。

 

 

前半の講義では、

認知症の予防あるいは進行抑制は、運動や食事、認知トレーニングなど様々なものの効果が科学的に検証されていることを、実際に臨床現場に携わっている先生からエビデンス(医療的根拠)や事例をもとに最新の知見を含めて解説いただきました。

そして、

準備運動としてのストレッチ

 

 右と左へ

 

では、「インクの色を言って下さい」と4色の色の中からスクリーンにでた色を答えます。

 

続いて「文字を読んで下さい」

 みどりですね。

次は「インクの色を言って下さい」

 赤です!

ここまでは問題ないですね(⁠^⁠^⁠)

「黒」と書かれた「赤インク」

続いて

おやおや、黒いインクで書かれた「緑」ですね~

 

そのあとは、

1分速音読の体験です。

速音読は文章の流れを「速く、正確に」捉えようとするため、頭をしっかりと使うようです。

 

「割烹着」というプリントが配られて、音読のタイムを3回測りました。

ちなみに筆者は

1回目 1分12秒

2回目 1分10秒

3回目 55秒

でした(⁠^⁠^⁠)

最後に

「割烹着」の内容はどんなことが書かれていましたか?

との質問が…。

速音読は、正しさを追求するのではなく、集中すること、チャレンジすることを重視して、間違えても気にせず取り組むことが大切だそうです。

受講者の皆さんも楽しそうに取り組んでいらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

学ぼう!TX講座(公開講座)

先週末に開催された公開講座は、夏休み親子対象の「学ぼう!TX講座」でした。

大人気のTX講座は、多くの人が応募してくださり、厳選な抽選で15組の参加が決まりました。

 
当日の朝は、TX改札口に集合して一階の守谷講習室へ移動。
まずはここで、TXの概要や環境の取り組みについて話を聞きました。

 

TX(つくばエクスプレス)は、踏切がひとつもないことや、ロングレールが長いこと、直流と交流と別れていることなどを学習。

 


途中にはクイズもあり、みんな元気よく手をあげて答えます。
質問コーナーでは、積極的に手が上がってTX職員さんが丁寧に答えてくれていました。

 

 
いよいよ、守谷駅のホームに移動して臨時列車に乗って総合基地に向かいます。

TX講座のための臨時列車で私たちしか乗らないというぜいたくな瞬間です。

 

TX講座の参加者と分かるように子供も大人もTX帽子をかぶっていざ!

 


子供達は先頭に立って興味津々!ワクワク感が伝わって来ます。

いつもとは違うレールを走って行くのは大人でも興奮してしまいますね。

 

 

後ろの車両は誰もいないTXをパチリ!

 


総合基地に入って洗浄線体験、大量の水を使って大きなブラシで洗っていきます。

洗車場に似た感じです。

 


次は、非常通報器のデモンストレーション。

いざという時にしか押せない非常ボタンを押して、運転室で通報を受け取ります。

みんな順番に体験ができました。これで、いざという時は安心ですね。

そのような場面にはなりたくないですが。。

 


デモンストレーションの後は、2チームに分かれて運転台の見学です。

普段は絶対に入れない運転台、ガラス越しにしか見れない運転台に座ってみることができました。

 
ボタンを押してアナウンスを流したり、自分の声でアナウンスしたり。

アナウンスはさまざまなパターンがあることを知りました。

 
そして子供達のアナウンスがとても上手でびっくり。

セリフ⁈をよく知っているなあと感心です。

 


楽しい時間はあっという間。

総合基地から、また守谷駅ホームへ戻りました。

TXグッズのお土産もいただき、臨時列車をみんなで見送りました。

 

 

今年も大好評だったTX講座。

臨時列車に乗って総合基地に行けて、TX職員さんにお話が聞ける貴重な体験でした。

子供達の楽しそうな顔に思わずにっこり、しあわせな気分になりました。

また来年も開催できるよう頑張りたい運営委員一同です。

 
TX職員の皆さま、お世話になりました。

ありがとうございました!

 

 

守谷を知るコース(第5回)

守谷を知るコースの第5回は、「企業紹介:(株)カスミの地域貢献活動」

地域社会環境担当マネージャーの小島さんがお話を聞かせてくれました。

 

 


身近なスーパーのひとつである「カスミ」

現在は195店舗あり、守谷市内にはイオンタウン、アクロスモール、守谷テラス、ストッカーと4 店舗あります。


1961年にリヤカー1台の薬の露天商から、霞百貨店の軒先でカスミ薬局を始めたのがスタート。最初は薬局だったとは驚きでした。

1968年にカスミストアに名称を変更。今年で63年目を迎えています。

 


守谷に初めてできたカスミは1979年、今のストッカーの場所だったそう。

オレンジのグラデーションで今とはイメージが違いますね。 

 


カスミは多角化していた時代もあり、旅行や本屋さん、焼肉の宝島、ファミレスのココス(ろびんふっと)と知っている名前も。その後、スーパー一本に絞って(株)カスミに商号変更しました。

 
現在は普段使いのカスミから、お得なストッカー、品揃えが特徴ある高級なブランデまで、いろいろなカスミがあります。

 


この日は、なんとカスミの移動スーパーがやって来てくれました!

家の近所までやって来てくれる移動スーパーは、近くにスーパーがなかったり、車がなくて買い物にすぐに行けない方など、たくさんの人に役立っています。

 


移動スーパーは69台あり、市内の45ヶ所を回っているそうです。

カスミのテーマソングが流れて来ると、移動スーパーがやって来たというお知らせです。

野菜や肉、パン、惣菜など約650種類を運んできます。

人気ベスト50があり、一位はなんときゅうり!焼き芋や牛乳も上位にランクインしていました。

 


みなさん興味津々に移動スーパーを見学。

小さな車にぎっしり詰まっていて、楽しい買い物ができそうです。

 


最後はカスミの社会貢献についてお話を聞きました。

地域の活性化など幅広い分野で連携する「包括連携協定」を茨城県のほか、16市、11町と締結しています。

また災害時発生時には行政の要請により物資の供給協定を59自治体と結んでいるそうです。


他にも、食品ロスも防げる「フードバンク活動」や家庭内で余っている食品を寄付する取り組みの「フードドライブ」、食料を無料配布する「フードパントリー」と食に関する社会貢献をされています。

 
また、植樹にも力を入れており、毎年5月に笠間市の愛宕山で植樹活動を実施。

陸前高田の被災地支援もされているそう。

 
普段、何気なく買い物をしているカスミでしたが、今回はよりたくさんのことが知ることができて、とても勉強になりました。

 

市民科学ゼミ(第5、6回)

8月のゼミは、みなさんが考えていることを資料にまとめて、現段階でのお考えを発表しています。

 

今年度、伊藤先生は毎回の参加ではなく、ゼミ生のみの自主活動の日もあります。

第5回は、ゼミ長を中心にゼミ生のみでおこないました。

熱い議論や意見交換ができました。

ゼミ生主催のワークショップなどもおこなう予定なので、学園ニュースでもPRしていきます。

 

第6回は、お二人からの報告がありました。

地区別のまちづくり協議会と自治会に関する内容や守谷市の交通に関する問題などの

ご報告がありました。

 

中間発表に向けて、みなさん精力的に活動されています!!

 

いきいきシニアコース(第6回)

今回は、高齢期のこころの健康づくりをメインに、「高齢期のメンタルヘルス」という演題で、NPO法人メンタルレスキュー協会の小野田奈美先生にご講義いただきました。

 

 

小野田先生は、自衛官や地震の被災者など、こころのケアを必要とする方々の支援をされているそうです。

話題的に深刻な話になりそうですが、とても分かりやすく、ご自身の経験を交えながら楽しくご講義くださいました。

 

うつ症状は性格特性ではなく、疲れていると誰もがなるそうです!!!

 

 

疲れがたまると「イライラ」や「不安」になることが増え、いつもは許せていたことが許せなくなったり、人に対して攻撃的になったりするそうです。

思い当たることは誰でもあるのではないでしょうか?

これは「疲れ」だそうです。

 

そして、その疲れの段階が深くなればなるほど、回復するには倍以上の時間がかかるようです。

まずは、疲れを感じたら「休養(睡眠)」と「栄養補給(食事)」が大切です!!

これは基本ですねピース

 

イチローは毎朝普段使用しているバッドを持って、重いと感じるようであれば、疲れがたまっていると判断し、練習メニューを控えめにしていたようです。

我々も、いつもやっていることがおっくうだな?とか、からだが重いなぁ、と感じたら、「疲れてるよー」というメッセージだと感じ取ると良いかもしれませんね。

日本人は真面目なので、手を抜くことも覚えたいですねにっこり

 

対処法は、睡眠、食事に加えて、「呼吸を意識する」と良いそうです。

背中が丸くなる姿勢は、不安をあおるそうです。

スマフォを見る姿勢もそうですね。

なので、目を閉じて、各自が好きな景色を思い浮かべながら、呼吸をすると良いようです。

ぜひ、みなさんも「いつもの自分と違うなぁ」と感じたら、呼吸をしてみてくださいねハート