2025年8月の記事一覧

守谷を知るコース 第3回

「守谷市の都市計画とまちづくり」について市の都市計画課長の笠川さんから話を伺いました。

 

守谷市は今から70年前の1955年、旧守谷町・高野村・大野村・大井沢村が合併して守谷町となり、2002年に守谷市になりました。

 1995年の人口12,095人が現在約70,000人!

 

1972年以降、各団地・工業団地・駅開設・路線複線化・区画整理を段階的に実施してきました。

そして

 令和7年度〜令和9年度の事業期間で、新守谷駅周辺土地区画整理事業

 

 令和9年度〜令和20年度の事業期間として、守谷SAスマートIC周辺土地区画整理事業が計画されています。

 

今年8月につくばエクスプレス(TX)が開業20年を迎え、昨年の乗降客数が40万人/日となり、茨城県内のTX駅利用者数は守谷駅が一番多く、関東鉄道常総線の守谷駅利用者数もトップという現状。

 

 

 

今後、東京駅への延伸や地下鉄との接続可能性もあり、ますます発展が見込まれます。

 

 また近隣市との行政状況を比較しても、道路舗装率、水道普及率、汚水処理人口普及率(100%)など、県内でも高水準とのこと。

 

都市計画課ならではの豊富な資料から、受講生自身の住まいのエリアの移り変わりがよく分かり、今後のスマートICや守谷市総合公園、ヤクルト二軍施設に関する質問もあり、関心の高さを示していました。

 

 

 

 

 

 

みんなのまちづくり入門コース(3回目)

社会参加と健康

地域・社会とのつながりで目指す健康長寿

筑波大学体育系 助教 辻 大士(つじたいし) 氏

 

予防医学健康増進科学の専門家であり、地域環境や社会の仕組みが健康に与える影響を研究なさっている経験から、今回は『市民側の視点』に焦点を当てて講義をして頂きました。 

 

≪「介護予防教室」は有効か?!≫

〇 ハイリスク者を特定して運動教室や栄養改善教室に参加させる戦略

〇 期待された参加率5%に対し、実際は0.2%程度と効果が限定的

 ⇒  リスクの高い人々を適切に把握できない

 ⇒  対象者が「まだ大丈夫」と参加を拒否する傾向

 

 

≪予防医学の新しい流れ≫

〇 環境やまちづくりへの着目

〇 社会参加が健康に良いという観点の重視 

〇 2つの柱

 ①「個人」の行動と健康状態の改善(規則正しい生活習慣の確立)

 ②「社会」環境の質の向上

  ⇒   社会との繋がりと心の健康の維持・向上 

  ⇒   誰もがアクセスできる健康増進基盤の整備

 

≪健康なまちづくりの進め方≫

〇 社会的サポートのメカニズム

 ⇒  情緒的サポート :  心の支え、悩みを聞いてもらえる関係

 ⇒  手段的サポート :  実質的な助け合い(金銭的支援など)

    ⇒  情報的サポート :  日常生活や地域に関する有益な情報共有

 

 

〇 地域活動参加の健康効果

    ⇒   地域の活動(スポーツ、趣味、町内会など)に参加している人は、参加していない人に比べて要介護状態になるリスクが75%低い

   ⇒   役割を持つことの重要性

 

 

〇   地域全体への波及効果(地域活動の社会的影響と波及効果のメカニズム)

 ⇒   健康に良い行動が「伝染」しやすくなる

 ⇒   健康に良い雰囲気が「醸成」される

 ⇒   健康に良い環境が「整備」される(施設やシステムの改善)

 

〇   通いの場の効果

 ⇒   一つの活動参加がきっかけとなり、他の活動にも参加するようになる連鎖効果

 

 

※講義の最後には、具体的にどんな「行動」を実践すればよいか、例示してくださったので、質疑応答も皆さんが「自分事」として語らえる濃い時間となりました。

もりやいきいきコース(第2回)

今回のテーマは、、、

レクリエーションでコミュ力アップ!

コミュ力とは、「コミュニケーション能力」の略です。

 

この回は、運営委員も参加し、みんなでレクを楽しむ参加型の講座です♪

3月まで月1回ペースではありますが、仲間づくりができるといいなぁ〜ていう目的でレクリエーションを行いました。

 

まずは、チームづくり。

受付にて折り紙をもらい、言葉を交わさず同じ色の人たちで集まってチームを作ります。

 

4人1チームで自己紹介タイムにっこり

そのあと、参加者全員の前でグループごとに、グループのメンバーを紹介し合う他己紹介タイム喜ぶ・デレ

 

守谷市在住歴が長い方からまだ数ヶ月の方、

今年度から「シニア」がなくなったので参加された方、

意外とご近所さんだった  など

たくさんコミュニケーションが取れたようです。

ちなみに聞き方、話し方のあいうえお

残り時間があまりなく、メインのレクリエーションであるマットスが駆け足になってしまいましたが、、、泣く

チーム間でたくさんお話しができたようです♪

 

 

 

公開講座・夏休みTX講座

今年も大人気のTX講座が開催されました!

 

 

 

つくばエクスプレスは今年開業20周年。

まずは、TXの車両説明や歴史などを学びました。

なんと、つくば万博が開催された1985年から始まり、常磐線の混雑を和らげるために進められました。

 

 

途中でクイズも!

一番人気は、つくば線だったそう。

 

 

会議室を後にして、特別列車に乗ります。

TX講座の貸し切りです。

 

 

いつもとは違う線路を進んで、車両基地に向かいます。

 

 

車内から車両洗浄の様子を眺めたり、非常ボタンを押す体験をしたり。

実際に運転席に座っての体験はみなさん楽しそうでした。

アナウンスも上手です。

 

 

普段は見れない場所に行けたり、貴重な体験をできたりと夏休みの良い思い出ができたでしょうか。

子供達の楽しそうな笑顔が眩しかったです!

 

 

つくばエクスプレスの社員のみなさまには大変お世話になりました。

ありがとうございました!

 

これからも、つくばエクスプレス乗ってあちこちにお出かけしたいです。