学園ニュース

みんなのまちづくり専門コース(⑤)

 防災科学技術研究所  李 泰榮(い てよん)講師により、3コマの講義及びグループワークが行われました。

 地域の災害リスクを学ぶ

2コマ目は各自パソコンで、

守谷市の防災ハザードマップ

ハザードマップポータルサイト(国交省)

J-SHIS地震ハザードステーション

など、講師に紹介して頂いたサイトを検索しました。

3コマ目はグループワーク

みんなのまちづくり専門コース(④)

防災科学技術研究所  李 泰榮(い てよん)講師により、3コマの講義及びグループワークが行われました。

地域協働の防災活動を学ぶ

自助・共助・公助: 災害時の支援は「自助」「共助」「公助」の3つの要素で成り立っている。
公助の限界: 災害発生直後の「公助」(消防、警察、自衛隊などの公的支援)は、すべての被災地域にすぐに届くわけではないため、一定の時間が必要である。
72時間の壁: 救助活動におけるタイムリミットとされる「72時間の壁」が存在することを指摘しています。

 

地域の災害リスクを学ぶ

2コマ目は各自パソコンで、

守谷市の防災ハザードマップを検索します。

みんなのまちづくり入門(第5回目)

守谷市の市民活動支援センターについて

市民活動支援センター自主事業の紹介

〇市民活動支援センターイベント

・脳トレクッキング保健センター〈葉っぱの不思議な力~桜もち、柏もちをつくろう〉座学、調理実習

〇市民活動支援センター講座

・もりサポ塾〈夏休み親子 カブトムシ教室〉

・スマートライフ俱楽部×守谷高校JRC部〈楽しくデジタル講座〉スーパーマーケットでアプリ決済実践

・中央図書館×アニマルセラピー〈わんちゃんと一緒に読書〉

〇市民活動支援センター講演会

・落語講演会〈笑うが一番からだにい・い〉

以上のような

数々の活動内容のお話しをして頂きました。

【ボランティアがしたい!と思ったら読む本】という小冊子が支援センターに置いてあります。

 

もりや公益活動促進協会事業について

もりや公益活動助成金事業の紹介

〇もりサポ塾

〇子ども食堂もりんくる

〇肢体不自由・医療的ケア児の家族会 そら~ち

〇【連携事業】みんなの防災体験

:インクルーシブ・デイキャンプで減災・防災 つながろう地域で

数々の活動内容のお話しをして頂きました。

今後の展開 伴奏支援メリット

①助成を受けた対象団体は、当該活動を継続させるために自主財源の拡充に向けたアイデアを得られる。
②人材育成、協力者の発掘、後継者育成、活動拡大、他組織との連携など、組織基盤が強化されます。
③もりや公益活動促進協会との信頼関係が強化され、相談がしやすくなります。
④もりや公益活動促進協会や守谷市民活動支援センターにおける、市民活動支援組織としての支援力が強化されます。

 

講義後半30分はボランティア活動の参加に興味がある学生により盛んに質問が飛び交いました。

もりやいきいきコース第5回

今回から「暮らしに彩りを添える」をテーマに学びます。

まず千葉大学大学院園芸学研究院教授の岩崎寛先生からお話を伺いました。

 

「植物の効果を暮らしの中に取り入れる」

 

はじめに緑(植物)の癒し効果に関するメカニズムについて、実験結果を元に解説いただきました。

 

植物によるストレス緩和効果は、「病気を治すこと」ではなく「体調を元の良い状態に戻す」こと。

 

 

キーワードは「こころ」と「からだ」と「社会的健康」!


 視界に植物がある場合は、無い場合に比べてストレス負荷後のストレスホルモンの増加があまり見られなかった

 

 またリビングにおける植物の配置例として、植物が視界に入っている方がストレスの増加が抑えられるようです。

 

筆者も早速、暮らしの中で緑と触れ合う機会を増やそう!と思いました。

 

 

 

 

 

市民科学ゼミ(第10回)

今回のゼミはつーらぼの先生から「伝わる!プレゼンテーションー基礎知識ー」ということでゼミ生の研究発表のプレゼンテーションの方法についてレクチャーがありました。

まずは「1分間プレゼン」の作り方。

1分間のプレゼンが出来れば、それを肉付けして10分、30分のプレゼンが出来るとのことです。

まず大前提として

1. 現在は情報の洪水⇒聞いてもらえることが難しい

2. 人の集中力は最初の10秒間で決まる

3. 記憶に残るのは「感情」に動いた話だけ

があげられました。

何だか納得できますね。

 

そしてプレゼンの構造は、

1. 一番言いたいことを最初に言う

2. 理由や具体的なエピソードを付け加える

3. もう一度、最初に言ったことを繰り返す

他にも表現方法や話し方などのわかりやすい解説をしていただきました。

ゼミ生から質問があり、今後にとても役立ちそうです。

実際にゼミ生が「1分間プレゼン」をやる予定でしたが、時間の関係で宿題となりました。

ぜひ聞いてみたいですね!

 

次に前回に引き続き、ゼミ生がファシリテーターとなり研究の進捗報告です。

3人のゼミ生からは、

1. 守谷市の交通について

2. 運動介入を通しての社会的つながり

3. 地区防災計画の策定

をテーマにした内容の現状報告があり、それぞれに伊藤先生や他のメンバーやゼミ生からアドバイスや質問が多く寄せられました。

終了時間の19時直前まで熱い討議が交わされました。

ゼミ生のみなさんの目標に向かう真摯な姿勢が頼もしく思えました。

 

公開講座「プラスチックの功罪」

今年度3回目の公開講座

「プラスチックの功罪」東京大学大学院農学生命科学研究科の木村先生の講座でした。

 

 

 

プラスチックは石油を原料として作られ、さまざまな形にすることができます。

軽くて丈夫で長持ちするので、私たちの生活を快適にしてくれました。

 

今の石油合成プラスチックの現状や回収プラスチックごみのリサイクル

最近さらに問題になっているマイクロプラスチック、目に見える被害と目に見えない被害などの話を聞かせていただきました。

 

 

 

そして、環境にやさしいバイオプラスチック。

バイオマスプラスチックは石油を原料とせず、バイオマス(植物成分)を原料に作られるプラスチックで、植物由来のもので作るので燃やしてもCO2が少ない。

生分解性プラスチックは自然界において微生物が分泌する酵素によって低分子化合物、最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチックだそう。ミドリムシが作る多糖からプラスチックの話もびっくりです。

バイオプラスチックの開発は日本はとても進んでいるそうなので更に期待しています。

 

 

 

私たちの生活に欠かせないプラスチック、使っているものから身につけているものまで、多くのプラスチックに囲まれて暮らしていることを再認識しました。

これからも気に留めながら上手に付き合いながら、バイオプラスチックが増えていくことを期待します。

 

 

 

 

 

市民科学ゼミ(第9回)

8月末からゼミ生が順番にファシリテーターとなり、ゼミを進めています。

また、伊藤先生は参加されず、ゼミ生だけで自主ゼミも開催しており、フリーディスカッションが進められています。

今回は、伊藤先生と李先生が対面で参加され、テキストを使用して学びの時間がありました。

第1ステージの後半に入り、現在は10月25日に中間報告会があるため、それに向け、毎回3人のゼミ生による研究状況報告をおこなっているところです。

 

 本日の報告の中で、

・自治会に入会していない人が増えているが、なぜなのか?

・高齢者の退会が増えているが、なぜなのか? 

・高齢者のコミュニティの場を広め、居場所づくりをしていくためには?

・「協働のまちづくり」の推進の枠組みを作るのは人材がキーワードになるのでは?

 といった、意見や疑問が出ました。

伊藤先生からは、地域の人とのゆるい繋がりを作りたいが、上手く繋がれないのが実情であるのでは?

その阻害要因が何なのか?を検討していくことも良いのでは?

また、身近な仲間内だけで進めるのではなく、自分にないものを持っている人や多世代(特に若い人たち)を巻き込んで仲間を増やしていくオープンな関係を作ることも大切では?

といった、アドバイスがありました。

 

中間発表まであと1か月ちょっと。

ゼミ生の方々、ファイト~お知らせ

 

もりやいきいきコース(第4回目)

もりやいきいきコースの4回目は、健康づくりの最後の講座「肩こりと腰痛のメカニズムと改善ストレッチ」

市内で下村治療院を経営している下村先生が講師でした。

 

 

 

座学では、整体について。

東洋と西洋の違いや身体が悪くなる仕組みについて、模型の骨を使って説明してくれたのでわかりやすかったです。

 

 


実技では、全身に効く改善ストレッチを先生指導のもと行いました。

座ったままで、首の前の部分のストレッチや脇腹を掴んで大腸のストレッチなど

初めておこなうストレッチに興味津々。


体の中から内臓を意識してみることは新鮮でした。

筋・骨格だけではなく、頭蓋や内臓も大事とのこと。

 


下村先生は守谷生まれの守谷育ち、今は国際的に知られているオステオパシーも勉強中だそうで、これからの活躍に注目したいです。

 

 

 

 

 

みんなのまちづくり入門コース(4回目)

 

「まちづくり協議会」ってなんだろう?

 

福祉とは

守谷市の「まちづくり協議会」各地区の紹活動状況のお話しがありました。

地域のための活動

1.防災に関する活動:避難所体験

2.親睦・交流活動:ミニコンサート

3.見守り・多世代交流:通学見守り

4.助け合い活動:買い物支援

5.地域食堂:子ども食堂

6.環境整備活動:公園内のベンチの修繕

旧市街地、新しく造られた住宅地やマンション地区、川の近くの立地を利用した催しなど、

まちづくり協議会の特徴的な活動症例を紹介して頂きました。

 

 

「まちづくり協議会」の展望について、行政に頼らないまちづくりの観点から以下の4点が挙げられています。
少子高齢化が進む中で、誰も取り残さないための「支え合い・助け合い活動」
子どもから高齢者まで、地域内で顔が見える「多世代交流活動」
コミュニティ・スクールへの参加などを通じて、学校と連携し、子どもたちが故郷を愛せるよう育む活動
いつ発生するかわからない災害に備えるための「防災に関する活動」

講義の最後は多くの学生からの質問があり、市民協働課の講師の方から丁寧な回答を頂きました。

 

 

 

 

 

守谷を知るコース 第3回

「守谷市の都市計画とまちづくり」について市の都市計画課長の笠川さんから話を伺いました。

 

守谷市は今から70年前の1955年、旧守谷町・高野村・大野村・大井沢村が合併して守谷町となり、2002年に守谷市になりました。

 1995年の人口12,095人が現在約70,000人!

 

1972年以降、各団地・工業団地・駅開設・路線複線化・区画整理を段階的に実施してきました。

そして

 令和7年度〜令和9年度の事業期間で、新守谷駅周辺土地区画整理事業

 

 令和9年度〜令和20年度の事業期間として、守谷SAスマートIC周辺土地区画整理事業が計画されています。

 

今年8月につくばエクスプレス(TX)が開業20年を迎え、昨年の乗降客数が40万人/日となり、茨城県内のTX駅利用者数は守谷駅が一番多く、関東鉄道常総線の守谷駅利用者数もトップという現状。

 

 

 

今後、東京駅への延伸や地下鉄との接続可能性もあり、ますます発展が見込まれます。

 

 また近隣市との行政状況を比較しても、道路舗装率、水道普及率、汚水処理人口普及率(100%)など、県内でも高水準とのこと。

 

都市計画課ならではの豊富な資料から、受講生自身の住まいのエリアの移り変わりがよく分かり、今後のスマートICや守谷市総合公園、ヤクルト二軍施設に関する質問もあり、関心の高さを示していました。