守谷を知るコース 第2回
「災害リスクと地域防災を学ぶ」
国立研究開発法人 防災科学技術研究所の
李 泰榮(い てよん)先生からお話を伺いました。
先生は2002年に来日。TOYOTAで勤務された後2009年につくば市に来られ、防災科学技術研究所では「災害が起こった時に何をしたらよいか」を研究されていて、「いつどこで災害が起こるか」を研究しているのではないとのこと。
最初に受講生に
「何か防災活動をやっている方?」との問いかけに、手を挙げた方はパラパラ⋯
私も含め今回の講義をきっかけに、少しでも防災意識が高まるといいなと思った次第です(^^)
防災活動にはいろいろなものがありますが、
●災害時の「公助」の公的支援は「すぐに」「すべての地域へ」は届かない
●すべての被災地域に支援が届くまでには一定の時間が必要
●タイムリミットとされる「72時間の壁」が存在するので、
「自助」を基本にした「共助」が大切
災害時の対応と日頃の備えとして自主防災組織が必要だが、地域の人が集まって顔を合わせて話す機会を作ることが重要とのことです。
そして防災活動の
●マンネリ化
●高齢化
●低い参加率
という課題に
「真剣に、楽しく!」
●楽しいイベントとして実施
●子どもも参加できるように
●情報・ツールを活用
することが大切!
南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率は
70%〜80%で、
いつ大地震が発生してもおかしくない状況です。
地域防災力と私たちの意識を高める必要性を改めて感じました。