学園ニュース

公開講座・夏休みTX講座

今年も大人気のTX講座が開催されました!

 

 

 

つくばエクスプレスは今年開業20周年。

まずは、TXの車両説明や歴史などを学びました。

なんと、つくば万博が開催された1985年から始まり、常磐線の混雑を和らげるために進められました。

 

 

途中でクイズも!

一番人気は、つくば線だったそう。

 

 

会議室を後にして、特別列車に乗ります。

TX講座の貸し切りです。

 

 

いつもとは違う線路を進んで、車両基地に向かいます。

 

 

車内から車両洗浄の様子を眺めたり、非常ボタンを押す体験をしたり。

実際に運転席に座っての体験はみなさん楽しそうでした。

アナウンスも上手です。

 

 

普段は見れない場所に行けたり、貴重な体験をできたりと夏休みの良い思い出ができたでしょうか。

子供達の楽しそうな笑顔が眩しかったです!

 

 

つくばエクスプレスの社員のみなさまには大変お世話になりました。

ありがとうございました!

 

これからも、つくばエクスプレス乗ってあちこちにお出かけしたいです。

 

 

  

 

 

 

守谷を知るコース 第2回

「災害リスクと地域防災を学ぶ」

国立研究開発法人 防災科学技術研究所の

李 泰榮(い てよん)先生からお話を伺いました。

 

先生は2002年に来日。TOYOTAで勤務された後2009年につくば市に来られ、防災科学技術研究所では「災害が起こった時に何をしたらよいか」を研究されていて、「いつどこで災害が起こるか」を研究しているのではないとのこと。

 

 

 最初に受講生に

「何か防災活動をやっている方?」との問いかけに、手を挙げた方はパラパラ⋯

 

私も含め今回の講義をきっかけに、少しでも防災意識が高まるといいなと思った次第です(⁠^⁠^⁠)

 

 

防災活動にはいろいろなものがありますが、

●災害時の「公助」の公的支援は「すぐに」「すべての地域へ」は届かない

 ●すべての被災地域に支援が届くまでには一定の時間が必要

●タイムリミットとされる「72時間の壁」が存在するので、

「自助」を基本にした「共助」が大切

 

 

災害時の対応と日頃の備えとして自主防災組織が必要だが、地域の人が集まって顔を合わせて話す機会を作ることが重要とのことです。

 

 

そして防災活動の

●マンネリ化

●高齢化

●低い参加率

 

という課題に

「真剣に、楽しく!」

●楽しいイベントとして実施

●子どもも参加できるように

●情報・ツールを活用

することが大切!

 

南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率は

70%〜80%で、

いつ大地震が発生してもおかしくない状況です。

地域防災力と私たちの意識を高める必要性を改めて感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなのまちづくり専門コース(第1回、第2回)

「みんなのまちづくり専門コース」が新しく始まりました。

第1回、第2回は

〈まちづくりのグランドデザイン〉

東洋大学 南 学 客員教授(東洋大学国際PPP研究所シニアリサーチパートナー)

講義2回、まちづくりに関する大変興味あるお話しを伺いました。 

横浜市制に携わっていたご経験による、まちづくりと行政の関係など具体的なお話しになると学生も引き込まれました。

講義最後30分は質疑応答です。

【何をこれから守谷市はやっていくのか】というテーマ

・つくばエクスプレスが開通したが、守谷駅周辺の開発が課題だ。

駅までの利便性(車社会の問題点)

・コミュニティをつくること、図書館の活用。

・行政を動かすための自治会のやり方。

短い時間では到底終わりそうにない学生と講師のやり取り、

もっと時間を使って学生との議論が出来たら良かったと思いました。

 

市民科学ゼミ(第3、4回)

第3回、4回はゼミ生の研究課題と今年度の計画について発表していただきました。

研究テーマは、下記の通りです。

1、久保ヶ丘四丁目地区防災計画策定

2、守谷市の今後の交通網の整備

3、地域通貨経済圏構想の提言

4、テニピン普及活動

5、幸せに歳を重ねる

6、傾聴、傾聴活動を通して各方面と繋がりを考える

7、利根川グリーンインフラ研究講座

8、2024年からの継続研究:おひとり様「高齢者」に軸足をおいた「世代ごとの地域地域課題」へのアプローチの仕方を模索する

9、町内会(自治会)の研究

10、協働のまちづくり

11、居場所づくり

みなさん守谷市の今後を考えて、“何かやりたい!”と意識が高い方ばかりです。

 

講師のつーラボの先生方に、AIやワークショップ、ファシリテーターの役割についてご講義いただきました。

実際にワークショップをグループでおこないました。

テーマは、、、

 

市長

自然保護団体代表

市民A

市民B

の役割を決めて、それぞれの立場から意見を出し合うというワークショップでした。

架空の話ではありますが、みなさん真剣に意見交換できていたようで、盛り上がりました!!

 

 

付箋にそれぞれ意見を記入し、実際の地図を見ながら話し合いを進めます。

付箋を使うことによって、

・大きな声だけが意見ではなく、様々な意見を拾い上げることができる

・発言のみだと埋もれてしまう意見を可視化することによって、様々な議論が進む

などのメリットがあるようです。

 

ワークショップをおこなう上で、準備することがたくさんあることも学びました花丸

今後の研究に活用できそうな内容でした。

 

みんなのまちづくり入門コース(2回目)

 人口減少社会のまちづくり

中央学院大学教授 福嶋浩彦(元 千葉県我孫子市長)

我孫子市長の経験を活かした講義をして頂きました。

≪人口減でも持続可能な仕組みに変える≫

〇 わがまちの人口減を小さくするには、どこかのまちの人口減を大きくする必要がある

 ⇒人口奪い合いの先に地域の未来はない「ゼロサム」

〇 人口減少してもみんなが幸せになる、持続可能な仕組みをつくることが大切

  周辺の自治体と共有する(競技場、音楽施設etc)、民間企業と協同することによる多機能化、複合。

〇 人口減少の時代 多様な人が対話し、知恵を出し合い、選択と創造をする

≪自分ごと化会議の良いところ≫

〇 討論ではなく、対話の場

  対話は、自分の意見も、相手の意見もどんどん変わっていくことが目的

〇 対立する問題でも、実は「まん中の人」が沢山いて、この人たちこそ合意づくりをリードする。

〇 信頼関係にもとづく対話で、修正が可能な柔らかい社会決定ができる。

 

講義最後30分は質疑応答、学生による質問に講師による丁寧な回答がありました。

講義終了後も、学生同士で意見交換が行われたり、これからもまちづくりに積極的関わっていける事を願ってます。