学園ニュース

公開講座(5回目)

今年度、最後の公開講座は、抗老化の分子栄養学-100歳まで元気で暮らすために-

 
武蔵野大学薬学部SSCI研究所・分析センター長で2023年度の日本ビタミン学会功績者でもある阿部皓一先生の講座でした。

 

 


100歳まで元気暮らせるためどうするか?

若いと思った時に若くなる!

自分は若い、老けていない」と思うポジティブ効果が1番大切だそうです。

 

 

長生きの秘訣は、、

良き栄養でだんだん少食になりがちですが、腹八分目でなくたくさん食べましょうとおっしゃっていました。

もう一つは、3きょう

きょういく(きょう、行くところがある)

きょうよう(きょう、用事がある)

きょううん(きょう、運動する)

 

 


よく食べて、よく話し、趣味を持ち、外に出る。

おしゃべり最高、おせっかいもどんどんしましょう。

最後に笑顔と睡眠だそうです。

ストレスを溜めずに高田純次思考で!

 

 


元気に過ごしていこう!とパワーをもらえる講座は、多くの人が参加されて過去最多でした。

続きが聞きたい、また開催して欲しいとの声も上がる大盛況の講座になりました!

 

 

 

いきいきシニアコース(第15回)

 〜守谷市でのシニアの活躍の場を探る①〜

今回は市役所の市民協働推進課、企画課、健幸長寿課の方々にお話を伺いました。

 

 まず、市の重点施策である「もりやビジョン」のうちの地域主導・住民主導のまちづくりについて紹介

 

 市内の各地区の人口規模・年齢構成・歩んできた歴史が異なり、地区における課題も様々なので、求められる行政サービスも違うため、その地域に沿った行政運営が必要です。

 

例えば、みずき野地区の65歳以上の人口は52.6%を占めますが、松並青葉地区は4.5%なので、おのずと求められる行政サービスは異なりますね。

今後の「まちづくり協議会」の展望としては

①支え合い・助け合い活動

②多世代交流活動

③学校と連携した活動

④防災に関する活動

 が大切です。

続いて企画課から、統計調査員について紹介

 

 

 今年は、統計調査のなかで最も規模が大きい「国勢調査」が実施されます(5年ごとに実施)

守谷市は人口増加が続いているため、300名以上の調査員が必要とのこと。

 関心がある方は是非、守谷市のホームページを検索してみて下さい。

 

続いて健幸長寿課から「シニアボランティア制度」について紹介

 シニアボランティア制度は、守谷市内に住所を有する60歳以上の方で、

・市内の指定された介護保険施設

・市内の指定された障がい福祉サービス事業所

でボランティア活動をしていただく制度です

 

次に「シニアサロン運営ボランティア」について

 

 現在のシニアサロン運営の課題は、メンバーの高齢化で後継者が必要とのこと!

いきなり運営側になることは負担が大きいと思われるので、まずはサロン利用者としてコミュニティに馴染むのがいいようです。

 

関心のある方は「健幸長寿課地域ケア推進グループ」まで。

 

 

 

いきいきシニアコース(第14回)

2025年最初の「いきいきシニアコース」は、

社会参加でいきいきシニア

〜"つながり"づくりで健康長寿〜

と題し、筑波大学の辻 大士先生から話を伺いました。

 

 

 「介護予防教室」は来てほしい高齢者がなかなか来てくれないのが現状のようです。

 

 65歳以上の高齢者で検診を受けていない人の割合は、男女ともに教育年数の短い人が多く、長く教育を受けている人の方が受診率は高くなっています。

 

さて、ここで問題です。

 私たちの寿命は何で決まっていると思いますか?

寿命に与える影響の強さの順番としては……

 (タバコやお酒ではなく)人とのつながりが最も寿命に影響を与えているようです。

調査によると、「スポーツグループへの参加割合が高い町は転倒者が少なく」

また「運動は一人ではなく、グループに参加して行った方が要介護状態になりにくい」そうです。

 

 地域の集まりにただ参加するよりも「役割を持つ」ことで認知症リスクが低くなるとのこと。

 

 高齢者の認知症リスクは、

自分が運動をしなくても「運動が盛んな地域に暮らすだけで低下」するという驚くべき結果が出ています。

 

 社会参加が豊かな地域は人々のつながりが多く、助け合いや協調行動が盛んに行われています。

 

 社会参加は健康によい!

是非、つながりを作って健康長寿を目指したいものです。

 

 

 

 

 

守谷を知るコース(第14回)

守谷を知るコースの15回目は、

守谷市シルバーリハビリ体操指導士会の役割と活動紹介

 

 


まずは、「いきいきヘルス体操」について聞かせていただきました。

茨城県立医療大学附属病院名誉院長でもある大田仁史名誉院長が考案した体操であり、関節の運動範囲を維持、拡大し、筋肉を伸ばすことを目的としています。

 


座っても寝ていてもできる体操で、どこでも1人でも気軽にできます。

誰にでもできる体操とは素晴らしいです。

 
2004年から現在まで指導士の数は増え続け、令和6年度には10452人。

1級から3級までの資格があり、守谷市にも113人ほどの指導士の中に1級指導士が4名いるそうです。

 


出前サロンや体操教室など63箇所でシルバーリハビリ体操を指導して、2023年度の参加者は14467名とどんどん広がっています。

 

※発声練習の一覧表

 


講座のあとは、実際にみんなでシルバーリハビリ体操を体験しました。

1級指導士の方が教えてくれます。

92個の体操があるそうで、その中で座ってやる体操や立ってやる体操を体験。

座っていても、しっかりと体が伸びて体がやわらぎリラックスすることができました。

 


7人の指導士の方が来てくださり、体験中も指導していただき、有意義な講座になりました!

 

 

 

市民科学ゼミ(第15回)

情報配信をご無沙汰しております。。。

今年初めのゼミで、伊藤先生とは対面での開催でした。

 

3月8日(土)の最終発表会まで今日を入れて残り4回となりました。

参加者12名のテーマは下記の通りです。

 

残りのゼミでどうしていくか?

どこに着地するか?

次年度も継続するか?

などに関して、お一人ずつご意見をお聞きしました。

 

みなさん、今後やりたいこと、目指していることなど目的がはっきりしており、次年度継続する方もいるようです。

実際に、講座を開催している方や調査をしている方もいるようです。

ゼミの仲間からのご意見やアドバイスも熱心に耳を傾けていました。

 

 

伊藤先生からは、論文の書き方の講義がありました。

以下の流れで作成します。

テーマ(タイトル)

問題(目的、先行研究)

方法

結果

考察

引用文献

 

残りの期間で活動をまとめることになります。

学生さんファイト!!!