学園ニュース

いきいきシニアコース(第5回)

今回は、「あたまが喜ぶ!こころが笑う!臨床美術」のテーマで、臨床美術士の大本英美先生にご指導いただきました。

 

臨床美術とは、認知症の症状を改善することを目的として、1996年に実践と研究がスタートしたそうです。

美術活動を通して脳活動を活性化し、楽しみながら作品を作るアートセラピーで、現在では、子どもたちや社会人のメンタルヘルスでも活用されているそうです。

 

感覚刺激や記憶と知識の刺激の導入によって参加者の内側から「ひらめき」や「意欲」をわき起こし、五感を刺激することで、脳の活性化へつなげるという活動です!

本日の制作活動は、「カラフルコンポジション」というものを体験しました。

準備するものは、紙やすりとオイルパステルです。

1、白で好きなように線を描きます。


 

 

2、線が交わってできたスペースを好きな色で塗っていきます。

塗るだけではなく、線や点、模様などを入れてもOK!

 

3、できた作品を台紙に張ります。


出来上がった、みなさんのとっても素敵な作品です3ツ星

 

 

先生から、全員の作品に対してコメントをいただきました。

「すべて素晴らしい作品です!!!!」と。

 

 

ワクワク★ドキドキな体験を通じて、あたまを喜ばせるひらめきことができたのではないでしょうか?

次回は、音楽で脳を刺激します音楽

 

まちづくり協議会コース (第4回)

子どもの育成、地域の居場所づくり

『もりやっ子食堂』立ち上げの経緯と事例研究

ほっとカモン代表 大塚宏子講師により、子ども食堂を守谷で立ち上げるご苦労、コロナ禍での対策、今後の展開についてお話しして頂きました。 

                       

コロナ前        コロナ以降

                    2023年          

「もりやっ子食堂」の目標

①保健福祉・・食と交流・遊びを通じて、子ども達が地域の大人たちとふれあい、楽しく交流することができる居場所へ

②子どもの健全育成・・食と交流・遊びを通じて、子ども達の健やかな成長を見守り、子ども達が安心して集うことができる地域の居場所へ

③まちづくり・・食と交流・遊びを通じて、老若男女の人と人がゆるやかに出会い、ふれ合い、支え合うことができる地域づくり取組との連携を大切にします。

守谷市ではまだ2団体の子ども食堂しかありません、これから小学校区にひとつずつの子ども食堂ができる事を目指して、皆様にご協力をお願いしたいとのお話で締めくくりとなりました。

 

いきいきシニアコース(第4回)

今回は、こころとからだが喜ぶ体験「パーソナルカラーを知っておしゃれを楽しみましょう!」というテーマで、

ケアビューティストの尾形直美先生にご講義いただきました。

 

 

「パーソナルカラー」という言葉を初めて聞いた参加者が多かったです。

 

人が生まれながらにして持っている色、ということで髪の毛、肌、目、唇の色から判断し、その人自身の魅力を引き立てる色ということです。

健康的で若々しく見えるとうれしいですね3ツ星

 

今回は簡易ではありますが、各自のパーソナルカラーを診断しました。

結果から、4つのグループのどれに当てはまるか確認しました。

 

 

季節のシーンからイメージしやすいということで季節の名前がついています。

各季節別に似合うファッションを教えていただきました。

 

自分が好きな色とパーソナルカラーが異なる人は、差し色として、ファッションの小物にワンポイントとして使用するなどアドバイスがありました。

春と秋は「イエベ」、夏と冬は「ブルべ」ですねー。

※イエベ:黄色ベースで温かみのある色、ブルべ:青色ベースで涼しげな色

 

また、色別の色彩心理についても、教えていただきました。

「赤色」は意欲的に見える色ではありますが、相手によっては凶暴性を増す可能性があるため、場所や相手によって着ていく服の色を変えることも大切なようです。

 

加齢とともに、地味な色や同じような色の服を着る傾向にありますが、毎日着る服を考えることや色を楽しむことは脳を刺激し、活性化につながることがわかりました!

毎日のファッションでワクワクしましょう♪

 

第四回 守谷を知るコース

梅雨がようやく明けて夏本番ですね!

第四回目の守谷を知るコースは、この時期にぴったり。

八坂神社の下村宮司による「守谷の歴史を見守る八坂神社

 

 

守谷祇園祭のガイドブックをいただきました。

お祭りの意義、守谷のお祭り、地域の関わりなど、守谷のお祭りの歴史がよくわかる小冊子です。

 


日本人は無宗教が多いと言いますが、実は宗教行事を多く行なっているとのこと。

初詣で豆まき、なんとお年玉も宗教行事だそう。

日本人にとっての宗教はやることに意義があり、四季折々のお祭りや行事、お宮参りや厄除けなど人生の節目に宗教行事。

12月末の一週間は、キリスト教のクリスマスに大晦日はお寺で除夜の鐘、年を明けると神社で初詣、言われてみたら、、、そうですね!

 

 

お祭りとは、「ハレとケ」

「ケ」はけがれと言いますが、汚れではなくて「日常」。日々の生活は少しずつ疲れて気力が枯れていきます。それを「非日常」である「ハレ」のお祭りを行い、非日常の事をして気力を持ち直すそうです。晴れ着、晴れ舞台、晴れ姿、ハレの名の付く言葉が昔からあります。
毎日、日常を過ごし、季節や人生の節目に非日常(お祭り)を行い、人は生きてきたのですね。

 

今週、八坂神社で行われる「守谷祇園祭」は25日(火)〜29日(土)

メインは29日の土曜日です。

御神輿が1台、山車が5台、織が19本。

御神輿は江戸時代からの決まりを守り、24人交代なしで800kgの神輿を10町会、10km練り歩くそうです。

山車の上では、ひょっとこやおかめが軽快に踊り、競うように山車が激しく回るのが守谷祇園祭の見どころ。

 


江戸時代から使われているという、「ひょっとこ」と「おかめ」のお面を持って来てくれました。


木で造られた歴史ある面、裏側を見る機会はなかなかないですね。

 

土曜日の16:00〜17:00は初の試み「子供神輿」があるそうです。

商工会青年部が企画した、氏子でなくても子供達が参加できる子供神輿で、子供達に夏の思い出を作って欲しい思いが込められています。

 


人と神様が楽しみあう、非日常のハレの日であるお祭り。

日頃の疲れが飛び、活気があり、元気がもらえるお祭り。

週末は八坂神社に出向いて、守谷の祇園祭を楽しみたいですね。

 

 

まちづくり協議会コース (第3回)

子どもの育成、地域の居場所づくり

《子ども食堂の社会的背景と実践事例研究》

  講師に、栗林知絵子 氏 (NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長) を迎え、豊島区の事例紹介をしていただきました。 

           

子どもの居場所をつくるプレーパーク。子ども達が自分を肯定できる場所。    

         

地域と子供がつながる場(プラットホーム)

孤立しがちな家庭が地域とつながる場

地域の多文化交流拠点 

             

子ども食堂(居場所)に必要な三つの間:仲間、時間、空間

特養ホームのコミュニティスペースや独居のお年寄りのお宅をお借りして、など工夫された事例の紹介

            

災害時のサポートにも役立つおせっかいの輪

 

学生など協力してもらえる人はどうやって増やしていけるか、資金の確保はどうやっているのか、講師への具体的な質問が多数むけられました。