いきいきシニアコース(第7回)

9月、10月は「緑を親しむ心豊かな健康ライフ」をテーマに、前半2回は「緑と人の健康」ということで、千葉大学准教授の岩崎寛先生にご講義いただきます。

今回は、「人はなぜ緑に癒されるのか?」という講義で、研究の事例などをご紹介いただきながら、楽しく学べました。

 

 

ここでいう「緑」とは、「植物」のことです。

 

人は緑を介することにより、外部からの心理的、物理的ストレスを緩和し、体の調子を整えてくれるそうです。

病気を治すのではなく、「体調を元の良い状態に戻してくれる」ということで、自然治癒力が高まるそうです。

このような裏付けとなった面白い研究の紹介がありました。

 

では、みなさんにクイズです!

Q1、公園でベンチに座っているときに、5分間ラベンダーを見ているのと見ていないのでは、血圧の変化はどうなるでしょうか?

Q2、室内に同じだけの緑を置いて勉強や仕事をした際に、視界に入るところに緑があるのとないのとでは、ストレス緩和効果が異なるでしょうか?

 

答えは、

A1、ラベンダーを見ている人は、、、、血圧が高い人は低下し、正常な人は変化なく、低い人は高くなったそうです。5分間だけでも効果があるのですね!

A2、視界に入っている方が、ストレスホルモンが半分以下になるそうです。意欲や集中力も向上するそうです。

みなさんのご自宅でもテレビの横など目につくところに緑を置くと良いそうですよ了解

 

植物は人と人とを結びつけるもので、その一つの手段が園芸や農業だそうです。

コロナ禍で外出禁止の時には、植物を育てる人が増えたそうです。

あの頃は、みなさん知らず知らずの間に、緑に癒しを求めていたのですね~ひらめき