公開講座「学ぼう!TX講座」
今回の公開講座は大人気の親子イベント「学ぼう!TX講座」でした。
なんと!倍の応募があり、厳選な抽選で選ばれた14組の親子が参加してくれました。
まずは守谷駅にある、守谷講習室にてTXの環境の取り組みなどのお話を聞きました。
TX(つくばエクスプレス)は、2005年の8月24日に開業し、数日前に18周年を迎えたばかりです。
つくば駅〜秋葉原駅まで20駅あり、一都三県 を58.3km走行しています。
カーブが少なく、踏み切りはゼロ、一番速い場所では130kmで走行しているそうです。
ここで、クイズ。
答えは②18.2kmで小貝川〜つくば間のロングレール。電車特有のガタンゴトンがないとのこと。そういえばそうかも!
TXの環境の取り組みとしては、
1、節電:電力が少ないタイプを使用し、LED照明にしています。
2、ゴミ削減:フードバンクへの寄付や鉄など出来る限りのリサイクルをしています。
3、節水:車両を洗浄する際の水を再利用しています。
4、地域の清掃活動:駅の清掃活動や鳥のみちの木道にも関わっています。
他に子供達は、グリーン電力について学び、どんな発電があるのか?みんな活発に答えていました。
座学を終えて、守谷駅一番線ホームに移動です。
この日のために、臨時列車を用意していただけました!
この「回送」がTX講座の列車です。
普段はまっすぐにみらい平駅に向かう列車が、下降して左にカーブしていき、総合基地へと向かいます。
整備や修理などを行う建物だそう。
臨時列車は、洗浄するレールへと入っていき、洗浄線体験ができました。
まずは洗剤が全体にかけられて、水と巨大タワシでゴシゴシ。大きな洗車機のようです。
10日に1回は洗っているそうで、1回の洗車に4000ℓ使われるそう。
車が40〜60ℓなので、さすが大量に使うのですね。
この大量の水は座学で学んだ、水の再利用になります。
非常通報器のデモンストレーション。SOSのボタンの場所を確認します。
1人がSOSボタンを押して、運転室の中での受け答えも子供達。
押す機会がないボタンですので、ドキドキですね!
SOSボタンは何箇所で押しても、全員で話すことができ、繋がらない場合には司令所に繋がるそう。
もしもの時にも安心ですが、そのような場面にならないように願います。
そして、子供達お待ちかねの運転台見学です。
運転台に座って、気分は車掌さん。
アナウンスしてみたり、アナウンスボタンを押してみたりととても楽しそうでした。大人たちはうらやましい〜と羨望の眼差しで見守ってました。
たくさん体験した後は、名残惜しいですが臨時列車で守谷駅に戻ります。
先頭で見入っている子供達。
TXの職員の皆様にはたくさんお世話になりました!
最後にみんなで臨時列車を見送ります。
ありがとうございました〜!
特別な体験が出来て、夏の最後の思い出になったかな。
講座後のアンケートでも、嬉しいお言葉をたくさんいただきました!
ありがとうございました。