学園ニュース

守谷を知るコース(第6回)

猛暑が辛い今年の夏ですが、少しは暑さが和らんできたような気がするこの頃です。

今週末は守谷を知るコースの第6回の講座がありました。

 

「守谷市の都市計画とまちづくり」

市役所都市計画課の出野さんがお話を聞かせてくれました。

 

 

昭和30年に守谷町と高野村、大野村、大井沢村が合併しました。

昔は4つに分かれていたのですね。

 

その後、市街区域や工業地域と整備されていき、、

北守谷、南守谷、パークシティ守谷(みずき野)、乙子高野地区(美園)、守谷駅前、松並青葉の順に出来て来たそうです。

今の市役所は平成2年に移転、それ以前は現在の保健センターに町役場がありました。

 

地図を見ながら昭和の守谷町から現在の守谷市の変わった様子を知ることができました。

昔を知っている人はこの発展した様子に驚いているのではないかなあ。。

 

やはりつくばエクスプレス開通が大きいのでしょうか。

都内までのアクセスがかなり便利になりました。

 

 

今も新しい検討事業があり、常磐道の守谷スマートインターや新守谷駅周辺の土地区画整理事業が進んでいるそうです。

常磐道で都内から帰って来る時に守谷SA辺りで降りれたら!とずっと思っていたので個人的にはとても期待しています。

新守谷駅周辺も数年後にはガラリと変わるのでしょうか。

 

これからの守谷市にますます注目ですね!

 

 

 

 

守谷を知るコース第5回

守谷を知るコース第5回目は

企業紹介「(株)前川製作所 モノつくり、人つくりの歴史」

前川製作所の村上さんがお話を聞かせてくれました。

 


前川製作所と言えば、ふれあい道路沿いに広大な敷地を持つ会社です。

守谷ハーフマラソンの駐車場やドクターヘリの発着などにも協力されています。

 
なんと敷地は七万坪で東京ドーム5個分だそう!

とても広いので出勤時は駐車場から事務所に行くまで何分かかるのだろうと思いました。

 


そんな前川製作所はいったい何を作っている会社なのか?

簡単に言うと業務用の冷凍機や冷凍・冷蔵プラントを作っているそうです。

冷やす専門家的な感じ⁈

 
遠洋漁業船に設置されている凍結冷凍庫はマグロを瞬時に冷凍して新鮮なまま港へ。鶏肉の骨や豚肉のもも骨を取り出す脱骨ロボットは「トリダス」「ハムダス」とシャレのようなネーミング。空港近くには肉、魚、野菜など食品を入れる巨大冷蔵倉庫。

さまざまな部分で社会と繋がり、私たちの生活に関わっている会社なんですね。

 

  

前川製作所は1924年創業で今年98年を迎え、2024年には100周年だそう。

本社は東京深川にあり、守谷工場は1970年まだ何にもなかった守谷町に出来たそうです。

それからふれあい道路ができ、常磐道ができ、住宅もたくさん増えて、つくばエクスプレスが開通。守谷の歴史と共に歩んできた会社なんですね。

 


「ゼロからつくる、モノづくり」をモットーにしている前川製作所。

これから100周年を迎えて更に発展していく様子を地元市民として応援したいです。

 


最後に宣伝を。

前川製作所内では製氷工場があり、氷を作っているそうです。

スーパーで「純氷」「オーロラアイス」を見かけたら、裏側をチェック!

前川インターテックと書かれています。

守谷市内で作られている氷でジュースやハイボール、カキ氷なんてどうでしょう。これも地産地消ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきいきシニアコース(第4回)

~地域コミュニケーションに参加しよう~

今回は「地域貢献ボランティアに参加してみませんか?」というタイトルで、守谷市内で活動するグループの紹介が行われました。

 

まず最初に守谷市民活動支援センター長の高橋さんより、センターの役割が市民と行政の中間支援組織であり、現在の登録団体は93団体になっていること。およびセンターの啓発活動について具体的事例をあげて紹介されました。

 

次に「もりや花のまちづくり」代表の賀久さんより、会の誕生経緯から活動内容について案内があり、

「花のまちづくり活動をすることによって自分自身が癒されている」という代表の言葉が印象的でした。

 

  

続いて「団塊のおやじ仲間づくりの会」副会長の上西さんより、会の成り立ちから最近の話題について案内。

多士済々のメンバーがさまざまな活動をされている様子が紹介されました。

 

 

 

次に「守谷おりがみクラブ」代表の川名さんより、折り紙を通して市民の世代間交流を図っている旨の案内がありました。

現在5歳から90歳までの折り紙好きが集って活動しているそうです。

 

  

 

続いて「守谷有機農園クラブMOCC(モック)」会長の村田さんより、この活動の主な目的が「有機野菜の栽培で人と地球に優しい野菜作りに励む」との紹介があり、クラブでは年間10回の定例会以外に、夏祭りでの野菜販売や幼稚園児の芋掘りや芋煮会などのイベントを開催しているそうです。

 

 

最後は「大柏里山の会」会長の高木さんより、毎月1回のごみ回収や草刈り活動を18年前から行なっているとの案内があり、「ゴミを拾う=運を拾う」というインパクトのある言葉を披露されました。

 

 

次回のいきいきシニアコース「地域コミュニティに参加しよう」続編は「サークルに入ってみよう」です。

 

 

 

 

市民科学ゼミ(第4回)

今回は、伊藤先生とつーラボメンバーの槙田さんと、守谷高校3年生の学生さん

(5人)にご参加いただきました。

 

高校生の皆さん、緊張されているようでしたが、自己紹介から始まり、

少し和やかになったところで、、、

 

まずは、槙田さんから、現在研究されているという

“SDGs・里山・気候変動から考えるグローバルとローカル”

という内容で、ご講義いただきました。

持続可能な世界を我々の手で守り、作り上げ、後世に引き継いでいきましょう!

守谷市にある資源をみなさんで守り、更には孫の世代へ期待・ワクワク

 

続いて、学生さんとの意見交換。

若い人の意見を聞ける、貴重な機会なので、たくさん聞いちゃいました!

率直にご回答いただき、ありがとうございました。

 

ぜひ、みなさんも下記の質問について考えてみてください!

ひらめき守谷市の良いところ、悪いところ

ひらめき普段どんなところで、何して遊んでいるの?

ひらめき市外の人にお勧めしたいところは?

ひらめき守谷市に欲しい施設は何?

ひらめきどんな町だったら住みたい?

ひらめき守谷市に今後も住みたい?

などなど。

ちなみに、学生さん5人とも、今後も生まれ育った茨城県内に住みたいとのことでした。

 

 

次回は、守谷市の気になるところマップを作成します。

気になるところで、写真撮影をしたり、インタビューなどをおこないます。

マップが完成したら、ぜひ公開します♪

 

 

公開講座『人口減少時代のまちづくり』

公開講座 『人口減少時代のまちづくり』が開催されました。猛暑の中、講師の福嶋裕彦様、熱心にお話しをして頂きました。聴講生も聞き入っていました。

      

1.人口減の中での人口奪い合い?

子供を産む世代人口の減少→出生率があがっても人口減に

2.人口減の中でみんなが幸せになる、持続可能な仕組みに変えよう

エネルギー/公共施設/インフラ/医療、介護etc.  ⇒うまく小さくして質を高める。

3.市民も行政も変わる必要

市民参加を進化させる 有力団体の代表⇒公募⇒無作為抽出

4.徹底して市民起点でかんがえる

全国初の市民主催無作為抽出された市民による「自分ごと化会議」in松江の紹介

           

性急な結論は求めない。

市民によるシナリオ無し議論

「どちらが正しいか」なら、専門家の議論の方がレベルが高いかもしれない。しかし「どんな社会で暮らしたいか」の議論は市民にしかできない。

本講座では、自治体は、市民一人一人の思いから出発し、市民の合意で社会をつくり、まちづくりを行っていく、と勉強させて頂きました。

 

市民科学ゼミ(第3回)

先週おこなわれた市民科学ゼミは参加者6人で、伊藤先生とはオンラインにて画面越しでの開催となりました。

 

 

伊藤先生から、今年4月に立ち上げられた、

  つどう

   つながる

    つむぎだすラボ

略して「つーラボ」についてご説明いただき、

他のスタッフの先生方をご紹介くださいました。

つーラボとして、初めてのお仕事が「もりや市民大学」とのこと、光栄です期待・ワクワク

 

今年度の活動計画として、「守谷の気になるところマップづくり」や「ライブストリートインタビューの方法論」などご提案いただきました。

何だか、わくわくする学びです♪

(ちなみに、投稿者の松もゼミ生です)

 

今年度のゼミにおける目標について、各自で意見を出し、それぞれのゼミ生の夢や希望などをお聞きすることができました。

どこまで実行できるか楽しみです!!

決定したら、みなさんにご報告します鉛筆

 

次回は、守谷高校の学生さんが参加され、いよいよ活動が開始します!

乞うご期待!!

守谷を知るコース(第3回)


守谷を知るコース3回目は「守谷生まれの食品を知り楽しもう」

守谷市役所経済課の染谷さんがお話を聞かせてくれました。

 

 

守谷生まれの食品の定義は

守谷市産の農畜産物などが加工製造された物はもちろん

守谷市外産の農畜産物などが加工製造された物も守谷生まれになります。

なので、守谷の工場や店舗で作られた物は守谷生まれの食品。

なかなか幅広いので、たくさんの守谷生まれの食品があることになります。

 

 

 

かわいいロゴマークもありました。

もりやの文字になっているそう。

デザインも守谷市民⁈と思ったら違いました^^;

 

現在登録事業者は43事業所(店舗)

マップには各店舗の紹介が載っています。

広報もりやの紹介コーナーやYouTubeでもPRしているそうです。

 

守谷市内のおなじみのお店がずらり。

知っているお店がたくさん掲載されています。

パークサイド都のジェラードってどこ⁈と気になったら、四季の里公園の向かい側にあるお店でした。

 

牛乳をはじめ常陸牛、蕎麦、野菜、いちごなどの守谷産があります。

守谷生まれの食品をもっと食べてほしい!とおっしゃっていました。

市内にはたくさんの店舗があるのでもっと登録事業所が増えてほしいですね。

 

 

 

まちづくり協議会コース(第3回)

これから3回に渡っての講座は

「住民流×自助型の地域福祉」で災害時代を生き残る

住民流福祉総合研究所の木原先生が講師です。

 

 

1回目は自助についての話が中心でした。

「自助」とは災害時にまず自分の身の安全を守ること(家族含む)

ご近所やコミニュティで助け合う「共助」、市や警察などが救助援助してくれる「公助」があります。

 

ポイントは助けられ上手になること、ご近所で助けてもらう人を見つけておく。

互いに助け合う環境を作っておくこと。

助けエリア・安心エリアを持つ、なかなか難しそうです。

 

 

 

「この一ヵ月で見知らぬ人を助けたか?」

この問いの日本の順位にショック…

自分のここ一ヵ月を振り返ると助けるような場面に遭遇してないので助けていない。

でももし、遭遇していたら助けていたかと思うと自信がない。

考えさせられる問いでした。

ちなみに上位はアフリカだそうです。

 

 

先生が教えてくれた「助けられ上手への一歩」

シンプルな内容だけど、出来ていないと思う自分。

これから心がけていきたいと思いました。

普段あまり顔を合わせないのでご近所付き合い出来てないです^^;

 

日常の大事な部分を気づかせてくれる講義でした。

受講生には宿題が出ていました、次回は内容がもっと深くなっていきそうです。

 

 

 

 

守谷を知るコース(第3回)校外学習

守谷を知るコースの第3回目は「守谷の史跡と文化財巡り」パート2

バスに乗って実際に守谷の史跡と文化財を見に行きました。

 

バスに乗って市内を回るってなかなかない機会ですね。

校外学習ですが、ミニ遠足気分です。 

前回に続き守谷の歴史を学ぶ会会員の大原さんも同行、説明をしてくれました。

 

 

 最初はジョイフル本田裏にある「小菅家住宅表門」

茶房かやの木です。奥の古民家ではお蕎麦や甘味がいただけます。

 

 瓦の上には亀。

 

 

明治期に建築されたと推定されています。

 

 

高野小学校そばにある「海禅寺」

 

京都に来たような風景。

 

 

平将門と7人の影武者の墓があります。

7人も影武者がいたのですね。

 

 

海禅寺内にある天然記念物の「スダジイ」

樹齢は約250年と推定、巨大な樹木はなんだかパワーをもらえそう!

 

 

 

守谷高校近くにある「大円寺」

 

 住職からのお話もありました。

ここは50年無人のお寺だったのを草刈りから始まり、修復していったそうです。

きれいな庭と建物に以前の様子はみじんも感じられません。

とても大変だったことと想像しました。

 

 木造釈迦如来坐像

欅造りの仏像で平安末期〜鎌倉初期に造られたそう。

県の指定文化財、とても大きく薬師如来像だったのではと思われています。

またムクノキは高さ18m、周囲5.9mと巨大で樹齢は500年と推定。

市の天然記念物になっています。

 

 

途中、市役所でトイレ休憩。

市の花の山百合がきれいに咲いていました。 

 

 

最後は本町にある「八坂神社」

まだ茅の輪が飾られていたので、みんな茅の輪くぐり。

 

 八坂神社はスサノオノミコトを祀っている神社。

スサノオノミコトが八岐大蛇を退治する大きな絵馬が奉納されていました。

 

 

宮司から祇園祭についてのお話も聞きました。

江戸時代から今の形で100年以上続いている祇園祭、神輿はなんと800kg!

24人交代なしで8時間練り歩きます、交代なしはなかなかないそうです。

神輿は移動式神社、神様が神輿に乗って年に一回のお出かけして疫病退散を願います。

今回、四方に鳥居があることを初めて知りました。

よく見たらあります!神輿を見たことは何度もあったのに気づいてませんでした。

 

祇園祭では名物の山車が5台、各町から出ます。

ぐるぐるとすごいスピードで回る山車の上でひょっとこが踊るその姿は迫力があり、一度は見たい守谷の無形民俗です。

目が回らないのか?お聞きしたら、、、やっぱり回るそうです^^;

今年は今のところ開催予定で準備が進められています。

祇園祭は7月30日、ぜひ見に行きたいと思いました。

 

 

市内の史跡と文化財巡りは聞くだけでなく、実際に自分の目で見て、説明を聞いて

さらに守谷の歴史に興味が湧いたのではないかと思いました。 

 

 

いきいきシニアコース(第3回)

 

長寿時代の豊かなシニアライフを考える

~シルバー人材センターでの生きがい作り~

 

守谷市でのシルバー人材センターは平成2年に「守谷町ミニ・シルバー人材センター」として創立され、平成24年に茨城県知事の認定を受けて「公益社団法人 守谷市シルバー人材センター」に移行し、現在の会員数は378名、平均年齢73.6歳とのことです。

 

 

講師は守谷市シルバー人材センター理事長の豊谷如秀さんです。

現在の課題は入会者の高齢化と会員数の伸び悩みで、特に守谷市にお住まいの方は現役時代に都市通勤だった方が多く地元志向が弱いのが特徴とのこと。

 

 

 

 

シルバー人材センターに登録された方の主な就業先として

公民館(中央、郷州、北守谷、高野)の運営管理を担ったり、

国際交流研修センター(ログハウス)

もりや学びの里

市民交流館(モリヤガーレ)

文化会館

保健センターなど公共施設の施設管理を行っています。

 

 

公共関係の軽作業としては

中央図書館から各公民館や各小中学校への図書配送や、区長への広報誌の配達などがあります。

守谷駅周辺での放置自転車啓発業務や放置ごみの回収をされている方も時々お見かけしますが、これらもシルバー人材センターの方がやっていらっしゃるのですね。

商業施設では、リサイクルボックスや買い物かごの回収をしたり、カート回収をされている方もよくお見かけします。

一番大変だな~と思われるのは、真夏の草刈りや剪定業務ですね。なかなか個人では上手く剪定できないところも綺麗にやっていただけるので助かりますが、申込数が多く2~3か月待ちという場合もあるそうです。

 

今回の講座を受講されている学生の中に、ご自身がシルバー人材センターの会員となって働いている方もいらっしゃいました。

また講師の豊谷さんは守谷市内のお寺のご住職さんでもあるので、残った講義時間を利用して市内の寺院の歴史についてもお話をいただきました。(これもまた大変興味深いものでした^^)