まちづくり協議会コース(第9回)
急に秋めいて涼しくなってきましたね。
まちづくり協議会コース(第9回)は、
「地域課題の発見と対応推進方法」の4回目です。
「力を引き出す」ための考え方と技術
a. 仲間とともに事業を進める際に必要となる「対話力」「会議力」をまなぶ
今回は上図の右側の話し合い(討議・対話)に焦点をあてて「討議」を通して「合意形成」していくことを学びました。
b. ファシリテーションのもともとの意味は「~を容易にする」「~を支援する」ということで、今回は特に「話し合いのファシリテーション」に焦点をあてました。
ファシリテーションは
・進行役の自分を中心に誘導的に指揮・管理するのではなく、参加メンバーを中心に捉えて中立的に支援・促進することが大切
→→ 皆が進むべき方向に動きやすいよう後押しする、お手伝いする「助産師さんの役目」という言葉が印象的でした。
・また話し合いの中身(コンテンツ)に働きかけるのではなく、話し合いの「進め方」や「決め方」、参加者の「関わり方」(プロセス)に働きかけること
c. 話し合いのコツ
1.話し合いを方向づける「オリエンテーション」
~ゴールと進め方を明確にし共有する~
ここで、<ダメ会議の3つのパターン>が紹介されました ^^;
ダメ会議のパターン
①会して議せず
②議して決せず
③決して動かず
⊕ そもそも会せず…気持ちが会していない
2.思いや考えを引き出す「空間デザイン」
そのためには机・椅子の配置や人数を意識すること
画像がピンボケでした…
3.話し合いを交通整理する「可視化」
~書きながら話し合うことで「見える化」する~
4.動きを生み出す「おさらい」
~経過のおさらいと、結果のおさらいを活用する~
最後に
決まりやすくするための振り返り⇒書けばこそできる!
実行につなげるための振り返り⇒「誰が、何を、どのように、いつまでに」を確認する!
ということで、大変示唆に富んだ内容の講義でした。