学長ブログ
3月の学長ブログ
3月は、卒業、退職、異動など、個々人にとって変化に富んだ月になります。それを祝って梅や桜も満開になり、記念写真を撮る人々が群がります。守谷市でも「もりや河津桜里親の会」が主催する維持管理の催しが開かれます。朝が早くなり、昼の時間が延びることもあって人々の活動が活発になって来ました。早朝の高速道路上では車の数が多くてびっくりすることもしばしばです。
そんな中にあって、もりや市民大学でも運営委員の世代交代が着々と進んでいます。当面、5人の現職が引退し、4人の新人が参入する予定です。引退される運営委員はこの13年間献身的なご尽力を頂いた方ばかりであり、いくら感謝してもしきれないほど多くの貢献をされました。毎年のプログラムを組み、講師の方々と交渉しながら一つ一つの講座を設営し、受講生を受け入れる実務を行い、開講式から修了式まで一切を手作りで仕切って来ました。それだけでなく、早い段階から次年度の開講計画に着手し、更には長期的な市民大学の在り方についても検討を怠りません。
いささか自画自賛になって来ました。それよりは「市民大学の出口」と言われているように、受講生のその後の活躍こそが財産です。お陰様で、多くの修了生の皆さんが市内各所で活躍されています。冒頭の「もりや河津桜里親の会」はもりや市民大学の教室から始まった活動です。それ以外にも「健幸ウオーキングもりや」や健康マージャン、認知症予防の料理教室など、多数の自発的市民活動が生まれています。さらには、受講生がその活動に共感し、もりや市民大学の運営委員になって下さるという嬉しい「出口」もあって、今後の発展に繋がると思われます。
春本番を迎えて何となくワクワクしてくる今日この頃、世界のニュースを見ると気持ちが落ち込むような事態が多方面で進行していますが、何とか前向きに明るく元気で進めると良いと思っています。その際、守谷市民の皆さんと連携したり協働したりしながら歩めるとなお幸せと安心を得ることができるでしょう。いささか能天気なブログになりましたが、春を迎える準備、ということでお見逃し下さい。
1月の学長ブログ
明けましておめでとうございます。昨年のお正月は能登半島地震で大揺れでした。能登では9月にも豪雨と洪水にも襲われ、甚大な被害に会いました。今年の正月は火事のニュースが多いです。戸締りと火の用心、お互い気をつけたいものです。インフルエンザの流行も気になります。手洗いうがいを徹底しましょう。
そんな中で、今年何となく気になっているのが「社会の変化についていけるか?」という漠然とした不安です。この問いかけには2つの意味が含まれていると思います。1つは同世代の人々の行動や考え方に自分はついていけているかどうか、です。頑張っている同世代には大いに勇気づけられます。もう1つの意味は、日本社会全体の変化に対応して自分の居場所を作っているかどうか、です。社会の原動力は30代~50代の働き盛りにありますから、この世代が牽引している社会を理解し、自分も役割をもって貢献しているかどうかです。特に高齢者にはこの問いが気になります。
残念ながら、一般的には高齢者や後期高齢者に上記第2の役割を期待するのは無理のようです(例外はあります)。最近、友人に勧められて「イノベーションの科学」(中公新書)という本を手にしました。イノベーションは、経済的な価値を生み出す新しいモノゴトを指すそうです。イノベーションは創造的破壊ともいわれ、古いモノゴトを新しいモノゴトが創造的に破壊する、そこには創造する人と破壊される人がいるという議論を展開しています。私自身はどう考えても「破壊される人」の側にいると思いますので、どんな風に破壊されるのか興味津々で読み始めました。結論はまだ読み終えていません。
「社会の変化」で最も身近に感じるのはスマホやパソコンを通じた情報や商品売買のデジタル化です。様々なスキルやタッチパネルの「常識」を要求され、間違いや疑問にぶつかって相談したくても、人間相手の電話相談などが消え去り、デジタル音声ガイドのみがボタンを押すことを要求し、最後の回答を得るまでにヘトヘトになるかできなくて断念するか、といった日常があります。この「社会の変化」に対しイライラとガッカリが何度も重なる自分は「社会の変化」についていけていない、と自覚するばかりです。
12月の学長ブログ
ノーベル平和賞を受賞した被団協の田中熙巳(てるみ)さん(92才)の受賞講演最後の言葉に注目しました。「人類が核兵器で自滅する事のないよう、そして核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて共に頑張りましょう。」というメッセージです。一瞬、スピーチの最後を飾る軽い挨拶のようにも聞こえましたが、反芻してみるとかなり重い言葉が発せられたと思いました。そこで、「人類が核兵器で自滅する」という想定を数字で捉えてみることにしました。
現代の核兵器は広島型の1000倍や1500倍もの威力を発揮するものもあるようですが、米国が現在開発している新型爆弾は24倍だそうです。広島では昭和20年8月6日に原爆が投下され、その年の12月末までに14万人の死者が出たと記されていますから、仮にその24倍の威力を持つ新型爆弾が投下されたら14万人×24=336万人の死者が出ると推定されます。そして世界の核兵器数はおよそ12700位あるそうですから、336万人×12700≒426億人になります。地球人口は多く予想しても100億人止まりですから、地球人口の4倍を殺傷することができる、ということになりましょうか?
田中さんがおっしゃった「人類が核兵器で自滅する」ということの現実性は、数字で見る限りあり得ることでした。これは恐ろしいです。しかも、ボタンを押せばそれが実行されうるという現実。もし自爆テロリストが核のボタンに触れる機会を持ったとしたら、地球と人類は滅亡の可能性がある、つまり、田中さんのメッセージは極めて重いものだったと理解しました。
いま、地球全体で戦争、自然災害、異様な政変などが起きています。平和で豊かな2025年を迎え、更にその先まで持続可能な社会を維持するために、田中さんがおっしゃるように「共に頑張りましょう」と呼びかける以外に無さそうです。分かりやすく単純な言葉ですが、その意味するところの深さと大きさに、心を揺さぶられました。ノーベル平和賞をお祭り騒ぎに置き換えず、また、SNS上の悪意ある誹謗中傷に動揺せず、静かに心の中に収める必要があると感じた次第です。
11月の学長ブログ
もりや市民大学では学園ニュースを発信しているのでご存じの方が多いと思いますが、今回は「守谷を知るコース」第14回目にて茨城県自然博物館訪問の校外授業のニュースでした。私もこの校外授業に参加しました。340円の入場チケットを手に入館すると、直ちに研修室へ入室、そこで、守谷の昆虫の話と守谷の植物の話を聞きました。もとは守谷市と周辺市内の小学校教員だった石塚先生による昆虫のお話と学芸補助員の飯田先生による植物のお話、詳しくは学園ニュースをご覧ください。両先生は「守谷野鳥のみち」のガイドも引き受けて下さっているそうです。
オサムシの話には驚きました。マンガの巨匠、手塚治虫がオサムシの大ファンであり自分のペンネームを手塚オサムシにしたがった、という話です。オサムシに引っ掛けて治虫という名前にしたそうです。初耳でした。でも、それよりもっと私が注目したのは、石塚先生が何気なくおっしゃった「世代交代が早い昆虫は発展するのですよ」という一言でした。昆虫の多くは一年に一度の世代交代ですが、種類によっては一年に複数回世代交代できる昆虫もいるそうです。そして、そのような昆虫はより大きく繁栄するというのです。これも初耳でした。
昆虫の世界から学んだのは「世代交代はグループを発展させる」という自然法則でした。いま、もりや市民大学では運営委員の世代交代に取り組んでいます。運営委員を10年以上担当してきた方々はOBとしてその経験を次世代に伝えながら第一線から退いていただき、新しい運営委員にバトンタッチしたい、という希望です。まさに、世代交代によって市民大学を発展させたい、という思いなのです。幸いにして、守谷市広報11月号に市民大学運営委員募集の記事が掲載されました。関心ある方には是非応募していただきたいと思います。
もりや市民大学に入学することも、その運営委員に参画することも、決して敷居の高い話ではありません。今後ますます入学者同士のコミュニケーション、運営委員間のコミュニケーションを大事にして行こうという機運が高まっています。「興味を持った」という動機さえあれば、どなたでも参加できます。何か動いてみたいな、とお思いの貴方、ぜひ広報11月号の運営委員公募の呼びかけをご一考ください。お待ちしています。
10月
2015年9月の国連総会で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、地球の問題や課題を地球に住むすべての人たちで解決する社会づくりをめざし、2030年までに達成すべき目標を17件掲げました。さあ、「17件を全て言ってください」と言われて正しく答えられる人、いますか?1番目は「貧困をなくそう」です。6番目には「安全な水とトイレを世界中に」というのもありました。16番目は「平和と公正をすべての人に」もありました。こんな調子で、言われてみれば成程、といった目標が17件に纏められています。
その2030年まであと6年です。改めてSDGs17目標を眺めてみると、あと6年で実現できるような気がしません。逆に、目標から遠ざかっているような現実があるように思います。たとえば、先ほどの16番目の目標について言えば、世界は平和より戦争に向かってずるずると引き込まれているようです。あと6年で全ての人に平和と公正がもたらされるとは、残念ながら期待できません。そんなSDGsですが、11番目の「住み続けられるまちづくりを」という目標については、守谷市でも考えることができます。
SDGs11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」では個人の意識、個人の行動に加えて、住民参加型或いは市民行政協働型の活動組織が必要でしょう。いま、もりや市民大学では「まちづくり協議会コース」を開講中です。このコースを受講されている方々は、皆さん地域活動に熱心で、指導的立場におられる方もいらっしゃいます。まちづくり協議会がいかにしてSDGs11番目の目標「住み続けられるまちづくり」を達成できるか、真剣な学びと議論が行われています。
SDGsを我々の日常生活と関連付けることは容易ではありません。単なるスローガン、絵にかいた餅、お題目、といったレッテルで終わらせるのはもったいない目標です。残念ながら、SDGsが国内政治、国際政治に影響力を及ぼしているとも感じられません。理想を掲げ、それを訴えることと、現実政治、現実社会の具体的課題に対応することには大きな隔たりがあります。そうであっても、もりや市民大学の「まちづくり協議会コース」はSDGs11番目の目標を実現するために学んでいるのです。これは、日常生活に限定される小さな目標ではなく、世界が目指す大きな目標の一つなのだということを忘れたくありません。
9月の学長ブログ
夏が終わりません。猛暑の連続、身近でも熱中症が疑われる症状を訴える人が増えています。自分自身も「ここで水を飲まないと危ないな、ちょっと頭がふらふらするし」などと警戒心を強めています。そんな中ですが、先日、守谷市内の公園に隣接する野球グランドで準備運動をしていた時、芝生の地面を見ました。すると、紅葉した葉っぱがたくさん落ちていたので、「あー、秋が来ている」と一瞬ながら実感しました。大丈夫です、間もなく秋が来ます。
ところで、野球グランドで準備運動?そうなのです、その野球場でシニアの軟式野球を楽しんでいるのです。野球チームは「守谷スターズ」といいます。約30年の歴史を誇ります。80歳代2名、70歳代8名、60歳代6名、50歳代5名、40歳代1名、総勢22名です。高齢化社会の縮図のようなチームです。なんと、若手は私の長男より若いのです。そんな仲間と練習したり他チームと試合をしたり、楽しい時間を共有しています。
神栖市の野球場で、土浦の還暦野球チームと対戦していた時のことです。3対2で負けていました。塁が埋まり、相手チームの打者が大きな外野フライを打ち、走者一掃の大量失点、と思いきや、3塁ランナーがホーム直前でピタッと止まってしまいました。足の裏側がつったようで一歩も動けません。あと数歩という所で停止したまま、我がチーム外野からの返球が届いてアウトにしました。足を痛めた方、お気の毒です。多分、あまりの暑さで筋肉に変調をもたらしたのではないでしょうか。こんなリスクを犯してまでプレーする必要、ありませんね。どうやらその方は今回初参加の方だったようです。
そんな次第で、暑さの中での野外活動は注意深く、また良く準備してからでないとやってはいけません。「熱中症アラート」が発せられる中、よくよく注意し、自己責任を自覚し、そのうえで楽しみを続けたいものです。野球の試合の続きですか?相手の怪我もそれほどではなかったようなので試合続行し、同点タイブレーク対決に至り、最後は逆転の8対6で勝利しました。次の試合は涼しくなっていると良いのですが。
8月の学長ブログ
お盆休み真只中でしたが、南海トラフ大地震に備えよ、大型で強い台風7号の接近に備えよ、などと警告が続き、夏休み計画に影響を受けた方も多いのではないでしょうか?ラジオ、テレビ、スマホの文字ニュースに至るまで、同じことの繰り返しでした。ちょっと前にはパリオリンピックのニュース一色でしたね。こんな風に、情報が一色に染まることに、やや違和感を持ちます。全く同じ映像と同じ説明を繰り返し見聞きすると、「重要な情報なのだろうな」と理解しつつ、過剰だなとも感じます。
他にも心配していることがあります。それは、ふとした疑問について、スマートホンにキーワードを入れると瞬時にその答えが返ってくること、についてです。そもそも、最近疑問を持ち続けるという姿勢が激減していると思います。疑問はスマートホンですぐ解決するからです。でも、疑問を長く持ち続けることで新しい知識や新しい着想にたどり着く、あの喜びはどこへ行ってしまったのでしょうか?便利さと引き換えに失ってしまったものへの郷愁を感じます。これこそ、年寄りの感傷そのものなのでしょう。
解けない謎を持ち続ける喜び、これは過去の遺物となりました。しかし、戦争を止めさせるにはどうしたら良いか、とか、災害に備えるにはどうしたら良いか、などの大きな問いに対する答えは、恐らく常識的な答えが返ってくることでしょう。それも含めて、いまや、答えのない問いはない、と言い切っても良いかもしれません。学術研究において問いを楽しんできた身としては、やはり寂しい気持ちが湧きます。
試しに「世代交代とは」というキーワードでネット検索してみました。すると、情報通信システムの世代交代はおよそ10年ごとに更新されてきたことや、組織団体の世代交代は10年~12年間隔で行われているようだ、などの知識が記載されていました。いま、もりや市民大学運営委員会も「世代交代」を検討中です。発足以来12年を経過した市民大学が「世代交代」を考えるのは妥当かな、と思う次第です。こんな問いにもこたえてくれるパソコンやスマートホン、やっぱり便利ですね。
7月の学長ブログ
小学校のクラス会、ここ数年開いていませんが、元同級生からまたやりたいという年賀状は届いています。小学校のクラス会では、久しぶりに再会しても「~さん」ではなく、「~クン」または「~ちゃん」呼ばわりです。私も「みやちゃんはさー、」などと言われる始末です。中学校のクラス会は、コロナが去ったので今年開催しました。主催者は「みんなに招待状出しているが、来るのか来ないのかさっぱりわからない」とこぼしていました。推定人数でお店を予約し、当日集まった人数で食事や飲み物を出してもらいました。ここでは、「健康を害しているという話題は止めようよ」ということになりました。これをやりだすとキリがない、と考えたからだそうです。
高校のクラス会になると、だいぶ大人の雰囲気になります。しかし、クラス会に集まる人数は多くないので、同期会、つまり同期の全クラスが集まる会にしています。先日の集まりでは同学年約450人中70数名が集まりました。各方面で活躍された方が多く、話題が広いし、あの当時、実はこんなことがあった、という初めて聞くような情報も豊富、また、社会的な有名人になっている人や今現在も活躍中、など、やや刺激的な集まりになりました。高校卒業以来、60年ぶりに初めて会うという卒業生も出ました。私と同じ剣道部員同士でした。
大学のクラス会は、コロナ禍以降開かれなくなり、再開のめどが立ちません。残念なことです。こんな具合に、過去の一時期に一緒だった人たちに久しぶりで再会することの良さはどこにあるでしょうか?会話をして感じるのは、今現在、何かの楽しみ何かの生きがいを持っておられる方が多いということです。逆に言えば、いまあまり元気でない方は、どうしても出席をためらいます。そうではなくて、今も忙しく活動しているので、とてもクラス会に出ている暇はない、という方も少数ながらおられます。こういう方のメッセージを見ると、すごいなーと感心します。
もりや市民大学にも「友の会」が存在します。いわば常設のクラス会です。ここでは講師を呼んで話を聞くという活動から離れ、自主的な企画を持って自由に活動されています。受講生も過去の修了生も、さらには講師でお招きした方々も、もちろん現役運営委員も参加しています。みなで「良い思い出」を共有しつつ斬新な企画で楽しめることを、私も期待しています。間もなく「友の会」主催の暑気払いがあるそうですよ。
6月の学長ブログ
6月8日土曜日、晴天の中、令和6年度もりや市民大学開講式が開催されました。コースによっては、定員を上回る希望者が出て新規希望者を優先し、リピーターの方が抽選に回るといった対応が必要でしたが、「今回、抽選で当たったよ」と言ってニコニコ顔のリピーターさんが何人もおられ、こちらも嬉しくなりました。新規入学者の方も再度の入学者の方も、心から歓迎します。
今回の開講式では、松丸市長が市政講座「2024年度市長の思い」をお話され、守谷市の現状を広く紹介いただきました。その市長のお話の中で気になる事項がありました。それは、常総線の西側(国道294沿いの地域)と東側(松並地区やブランチがある地域)との間で生活利便性において違いがある、という状況についてでした。東側では人口が増加しているが、郵便局は本局のみであり分局が設置されていない不便、常総線をまたがる通学や往来においての不便、などの具体例も示されました。西側住民である私には、そのような課題があることを知らず、初めての気づきとなりました。
そういえば、私自身も、常総線の向こう側(東側)に用事があるときは、すぐに「どこの踏切を渡ろうか?」と思案しますし、自転車で行くときには「何とか駅舎を自転車で渡れないだろうか?」などと余計なことまで考えてしまいます。守谷市民にとって、市が線路で分画されていることは潜在的に感じていることではないかと思います。もちろん、常総線と国道294号線は無くてはならない中軸インフラですから、その存在を前提として市全体を俯瞰する必要があります。
宇都宮市にライトレール(https://www.miyarail.co.jp/)という路面電車が走っているのをご存じでしょうか?私はこれに乗ったことがあります。市民の乗車率は非常に高く、また、そのスタイルが先進的なので、若者にも歓迎されているように見えました。あのように路面電車様式だと町が分断されている感覚が生まれません。常総線も、守谷市内だけは路面電車に切り替え、取手方面や常総方面は従来通りの軌道列車でつなぐことはできないかな、などと勝手な空想を抱いた次第です。法令や規則を知らぬまま、勝手な妄想を記して失礼しました。東側、西側の違いを感じないような地域社会が実現すると良いのですが。
5月の学長ブログ
「新しい酒は新しい革袋に盛れ」ということわざがあるそうです。新しい内容を表現するにはそれに応じた新しい形式が必要だ、という意味です。もりや市民大学でも「新しい酒」を考える時期が近づいています。開校以来12年を経過したもりや市民大学にどんな「新しい酒」が必要でしょう?令和6年度は6月8日に開講式を迎えます。人気の「守谷を知るコース」は定員35名のところ希望者が10人近く超過しているようです。「いきいきシニアコース」はまだ少し余裕があり「まちづくり協議会コース」は大分余裕があります。市民科学ゼミの希望者は前回を上回る希望者があります。
開講式を間近に控え、従来どおりのコース設計で開講を準備している令和6年度のもりや市民大学は、令和7年度に向けて「新しい革袋」を考えることにしました。つまり新しい形式を模索します。それには、担当者の世代交代も重要です。12年の歴史を超え、新たな時代の要請に応えるための新たな形式、「新しい革袋」にご注目頂きたい。
12年前、もりや市民大学発足当時は、すでに開講している他の自治体における市民大学の先例に学ぶことが重要でした。中でも、うらやす市民大学からは、良き先例として学ぶことができました。その後、ご承知のように2019年末から2023年の間に何度も新型コロナ感染の波が押し寄せ、もりや市民大学の運営も2020年度の募集・開講を断念しました。それでも2021年度以降はZoom利用によるハイブリッド形式の講義を取り入れ再開することができたのは、運営委員の自主的努力の賜物でした。コロナ禍の中、市民大学をハイブリッド形式で開講したのは、もりや市民大学が全国で最も早かったのではないかと自負しています。
このような困難な時代を経た今、もりや市民大学は過去の成果に甘んずることなく、新しい形式を求めて再出発したいと考えています。「新しい酒」と「新しい革袋」両方を求めています。そのための世代交代もしっかり進めます。この再出発が成功したら、私も是非「新しい革袋」に満たされた「新しい酒」を飲みたいなー、と願望する次第です。飲み過ぎに注意しつつですが。