学園ニュース
守谷を知るコース(第16回目)
守谷を知るコース16回目は、「特別養護老人ホーム峰林荘を知る」
社会福祉法人峰林会の理事長である片桐さんがお話を聞かせてくれました。
峰林荘は今年で50周年、旧大野村に初代理事長の染谷氏が1975年に開所したそうです。
「措置制度」であった特別養護老人ホームは、時代が変わり、高齢者が増えたため「契約制度」になりましたが、今でも措置制度はあるとのこと。
昔は20年もの間、入所している方もいて、大きな家族のような場所だったそう。
わきあいあいとした様子を写真で見ることが出来ました。
現在は、特別養護老人ホーム以外にも在宅介護サービスなども行なっており、近隣の病院との24時間体制医療連携、その他で歯科や眼科などの協力医療機関との連携。
また、買い物支援や理容支援もあるそうです。
職員は専門職を含め100名を超えて、モンゴルや中国からの技能実習生もいます。
施設によってさまざまであり、多様化していて、有料老人ホームがどんどん増えているそうです。
入居型介護施設の表がとても分かりやすいですね。
守谷市内高齢者向けマップを見ると、市内にまんべんなく施設があることが分かりました。
誰もがいつかは高齢者になります。
まだぼんやりとしか思っていませんでしたが、なるべく健康でいたいと思いました。
いきいきシニアコース(第16回)
「からだとこころを元気にする食事法」
今回は管理栄養士の花谷遊雲子(ゆうこ)さんのお話で、まずウオーミングアップとして
背伸び⇒腰廻し⇒先生とじゃんけん からスタート!
腰を廻すのは腸の働きを活性化するそうです
生活の機能には3つのレベルがあり、
加齢とともに生活機能は変化していきますが、
要介護になる主な原因として、男性は「脳血管疾患(脳卒中)」、女性は「認知症」が一番多いそうです。
そして、脳梗塞は栄養過多だけでなく低栄養も要因となるので「食べ過ぎ」だけじゃなく「食べなさ過ぎ」もよくないのです。
あなたのBMIは、いかがですか?
元々瘦せている人が「やせ」の領域に入っていても問題はないのですが、この数ヶ月で痩せてきたなら要注意です。
次に「食の3機能」として
1、栄養・・・生命の維持
2、感覚・・・おいしさ、満足感
3、生体調節・・・体調リズム、生体防御
特に「おいしさ、満足感」というのは大切で、嫌な人と食事を共にすると食中毒になる率が高くなるそうです(笑)
料理は脳トレ!
デュアルタスク(2つのことを同時に行うこと)は脳がより活性化します。
シニアの食事法としては、
量や質だけでなく、食べ方(リズム、咀嚼、楽しむ ♪こと)も大切です。
食事を分けて食べると血糖値のコントロールができますが、
同じ量のタンパク質を2回、4回、8回と分けて摂った場合、4回で摂るパターンが最も高い筋タンパク質合成を示したというデータがあるそうです。
朝食のポイントとしては、
高齢者は若年者と比べて、体内での筋肉合成力が低下しているため、
日々の食事から十分なたんぱく質を摂ることが必要だそうです。
タンパク質はセロトニンなどの材料となり、気持ちの安定の面でも重要な栄養素です。
買い物をした加工食品などに、単位当たりの栄養情報が記載されているので、私もこれからはチョット気にして見てみようと思います。
最後に「1:2(ワンツー)呼吸法」でリラックスして終了しました。
守谷を知るコース第15回目
守谷を知るコースの15回目は、郊外授業。
「守谷のイタリアを見て食す・さくら坂VIVACEの見学とランチ」でした。
テレビで何度も取り上げられている守谷を代表するレストランであり、その風景がまるでイタリアに小旅行に来た気分になれると人気を呼んでいるさくら坂VIVACE。
高台からは広がる田園が見渡せて、この日は富士山とスカイツリーも見ることができました。
まずは、ガーデンの見学です。
オーナーのお父様が案内をしてくれました。
元々はお寿司屋さんの別邸だった和風の建物を少しずつ造り直し、10年かけてこのガーデンをイタリアのような雰囲気にしてきたそう。
完成はしておらず、常に新しいアイデアを思いついてはリニューアルしたり増築していて、今はハーブ畑のスペースを準備中です。
普段は入れない奥のツリーハウスの見学もさせていただきました。
こちらも全て手作りであり、お孫さんのために造ったそうです。
ガーデンを堪能したあとは、レストラン内でお楽しみのランチタイム。
冒頭に後藤オーナーシェフからのお話をいただきました。
イタリアで料理の修行をして、帰国後にさくら坂VIVACEを開店。
地元の野菜や食材を使ったイタリア料理を提供するだけでなく、青空市場やベスパジャパンなど様々なイベントを企画運営しています。
おいしい料理を届けると共に地域のプラットフォームにしたいという思いが伝わりました。
また、賑やかな青空市場(メルカート)の再開が待ち遠しいですね。
ウェルカムドリンクはほうじ茶をベースとした冬限定のオリジナル。
地元野菜を使ったサラダとミネストローネと続きます。
メインのパスタは3種類から選ぶことができました。
小菅農園のトマトを使ったパスタ、ジーバナ農園の白菜を使ったパスタ、稲敷直送のマッシュルームのパスタ。
わたしは悩んだ末に、マッシュルームのペペロンチーノにしました。
新鮮なマッシュルームがふんだんに乗ったペペロンチーノはとてもおいしかったです!
食後は、いちごのパンナコッタとドリンク。
お腹も大満足のランチコースで、みなさん歓談しながら美味しい時間を過ごしました。
お天気にも恵まれて、ガーデンを散策して、おいしいイタリアンランチを堪能する、スペシャルな講座になりました!
公開講座「糀と発酵」
今年度最後の公開講座は、「糀と発酵」
「腸から健康を考える〜発酵の力」
一般社団法人日本糀文化協会代表理事であり、料理研究家でもある大瀬由生子先生の講座でした。
講演会や料理講師の他にレストランや企業の商品開発などでも活躍しており、著書は40冊以上。
今回はその中の一部を持参してくださり、みなさん手にとっては興味深そうに見ていました。
生活の中に常にある発酵食品についての講座は特に女性が関心があるようで、たくさんの参加者です!
まずは、「食べたもので体が作られる」
分かっていそうで分かっていなかったことを卵の黄身で分かりやすく説明。
黄身の色が濃いと健康に良さそうでおいしそうという印象を持ちますが、色の濃さは鶏の餌に左右されるだけであり、色に濃さは関係がないとのこと。
食べたもので色が変わる、まさに自分体に入れたもので作られていることを実感する例えでした。
そして、「デトックスと排泄の関係」では、腸は元気のバロメーターであり、快便とはデトックス、排泄はとても大事なことを知りました。
話はメインの糀と腸活と甘酒になり、ますます興味深い内容に。
糀は蒸した米に糀菌を加えて繁殖させたものであり、古来から味噌、醤油、みりん、酢などが作られて日本人の生活に欠かせないものです。
免疫力をあげるには糀を取り入れて腸内を活性させることが大事で、免疫力の7割は腸内細菌が作っているそう。
そこで甘酒です。甘酒は糀で作られています。
米糀で作る甘酒は、でんぷん(米)をブドウ糖(甘味)に変えて、砂糖は入らなくてお米の自然な甘さだけです。疲労回復や腸内活性、美容効果、脳の活性化と甘酒には取り入れたい要素がたくさん!
なぜ甘酒が腸活におススメかというと、簡単に日常に取り込みやすいからだそう。
そのまま飲むだけでなく、ヨーグルトにまぜたり、フルーツにかけてみたり、スムージーにしたりと好みの取り入れ方を教えてくれました。
甘酒はそのままのイメージが強かったので、いろいろ混ぜて良いことに驚きです。
ただ甘酒は糖分が多いので糖尿を気にされる方は大さじ2程度がよいそうです。
お手軽に作れる甘酒レシピも教えてくれましたので、画像で載せますね!
甘酒を毎日飲んでいるという大瀬先生は、肌もつやつやでなんと!いつもすっぴんだそう!
思わずまじまじとお顔を拝見しちゃいましたが、すっぴんとは思えないし、肌質は良いしで、わたしも甘酒を飲まなければ!と思いました。
大昔からある先人の知恵である発酵食品は暮らしの知恵、生命の知恵でもあり、健康に過ごしていくうえで欠かせなかったのですね。
甘酒の話を通して、発酵や腸活のこと、取り入れ方を教えていただき、勉強になると共に実践方法も知ることができました。
参加者の方々からも、さっそく甘酒を買いに行こう!作ってみよう!との声がありました。わたしも米糀を買いに行かなくては!
まちづくり協議会コース(第14回)
先進事例「宝塚市のまちづくり協議会」
宝塚市役所とzoomで繋げてお話をして頂きました。
宝塚市の紹介から始まりました。
まず、まち協とは?
まちづくり協議会
まちづくり計画とは
〇まちづくり計画に関する仕組み
対話:まちづくり計画の具体的な取り組みについて、市の関係課と対話を実施、記録することができる。
進捗管理:まちづくり計画の具体的な取り組みについて、進捗確認シートを用いて、進捗状況を毎年確認する。
〇関係団体とのかかわり方
市の支援、自治会との連携
〇課題・対応
担い手不足、資金不足、自治会との役割分担
「みんなのまちづくり協議会ポータルサイト」の紹介です。
ポータルサイトを運用し、まちづくり協議会に関する情報発信を行っている。
特に各まちづくり協議会ブログの作成について担当者の工夫やご苦労をお話ししてもらいました。
7年前ゼロだったアクセス数が今では急激に伸びたそうです。
ブログはいろいろな人が見るので、カラフルで楽しく読んでもらう工夫、他地区との交流のきっかけになったそうです。
条例の策定
講座最後に30分ℚ&Aで意見交換が行われました。