学園ニュース

公開講座「漢方薬を用いた高齢者のこころとからだのケア」

今回の公開講座は、「漢方薬を用いた高齢者のこころとからだのケア」ということで、筑波大学人間総合科学研究科 水上勝義先生にご講演いただきました。

金木犀の香りが漂う、秋晴れのお天気の中、参加者にお集まりいただきました晴れ

 

 

 

まずは、漢方薬の特徴と、西洋薬の違いについて。

西洋薬は、、、検査異常を確認し、診断のもと薬を選択する。科学的根拠(エビデンス)が強い。

漢方薬は、、、症状から選択する。検査異常がない不定愁訴でも使える。ストレス関連の症状にも良い。科学的根拠(エビデンス)が弱い。

ということで、漢方薬の良いところは、身体・精神の両者の症状に適応できる。副作用で西洋薬の使用が困難な時やはっきりとした診断は出ないが何となく体がだるいというときにも適用できるということです。

 

 

 

いくつかの主要な漢方薬をご紹介いただき、その効果などを教えていただきました。

それにしても、漢方薬の薬名は読むの難しいですね。。。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):認知症患者の肺炎リスクや嚥下障害の改善効果

酸棗仁湯(さんそうにんとう):睡眠薬減量効果

人参養栄湯(にんじんようえいとう):認知機能とうつ改善効果

薬の袋に番号がついていますが、これは保険適用で薬局でもらえるようです。

 

漢方薬を処方してもらいたくても、どこの病院やクリニックで処方箋をもらえるのかは、各自で情報を収集する必要がありますね。

ぜひ、漢方薬と西洋薬を上手に使い分けたいですね!

 

いきいきシニアコース(第10回)

「植物と暮らす」の第二回目は「園芸植物の種類や求め方」と題し、ジョイフル本田さんでの校外授業で、

前回同様アドバイザーの塚田さんより、実際にジョイフル本田さんの店頭で現物を見ながらお話を伺いました。

 

 

春の球根は今が植え時で、種の情報は袋の裏に「蒔き時」や「管理の仕方」が書いてあるので、よく読んでから植えること。

そして売り場には専門のスタッフがいるので是非聞いていただきたいとのことです。

 

 

売り場に入って一番目立つところは現在ハロウィンの飾りつけになっていますが、イベントに合わせて変えるので来月からはXmasのモミの木でいっぱいになります。

 

 

日本の土地は酸性が多いのでブルーベリーは簡単に植えられるそう^^

 

そして低木のシュラブや多肉植物のセダムは暑さや乾燥に強くお手入れが簡単なので、葉色で楽しむローメンテナンス植物だそうです。

 

 

 また「苗の選び方」のポイントについても伺いました。。。

 

さてここで質問です。

イチゴは野菜でしょうか?それとも果物でしょうか?

 

 

<答え>野菜でもあり果物でもある。

イチゴは畑にある時は野菜で、店頭に並んだときは果物だそうです(知らんかった~)

 

そんなやり取りをしながら、楽しく学べた講座でした。

 

 

 

 

 

まちづくり協議会コース(第9回)

地域防災ファシリテーター養成講座

国立研究開発法人 防災科学技術研究所

主任研究員 工学博士 李てよん氏

 

5回の講座が始まりました。

1回目は防災活動の考え方を学ぶ

 

公助(消防、警察、自衛隊)の割合がかなり低かった事がわかる。

自主防災組織や地区防災計画を地域住民で確立することが大切である。

地域防災における「知」の共有と活用

地域の防災力を高めるには、様々な地域コミュニティの連携・協力が重要(共助)

地域と学校の連携事例(こどもの安否確認)、地元事業所の協力事例(避難所運営)のお話しがありました。

 最後は、PCを使って、(防災対策・活動を支援するツール;YOU@RISK)というサイトを学生が検索しながら、守谷市の災害時状態を調べるという授業になりました。

災害が起きた時に適切な行動をとるためには、今後起こる可能性のある災害で、自分がどのような影響を受けるのかをあらかじめ知り、事前に備えておくことが大切である。

2回目はさらにPCによる演習となります。

いきいきシニアコース(第9回)

「緑を親しむ心豊かな健康ライフ」のテーマで、10月は「植物と暮らす」ということで、

ジョイフル本田のアドバイザー塚田さんにご講義いただきます。

 

 

今回は、「園芸の基礎知識と園芸植物の育て方」について、教えていただきました。

園芸植物を栽培する前の基礎知識として、植物の葉、根、茎、花(果実)のそれぞれの役割を学びました。

葉:光合成をし、養分を作る.水を吐き出すポンプの役割

根:水を集める.養分を貯蔵する

茎:根と葉をつなぐパイプ役.葉や花の基礎となる部分を作る

 

また、植物の家となる「土」や「肥料」についても詳しく教えていただき、いろいろな肥料をまけばよい

のではなく、植物に対する理解をもっと深める必要性を学びました。

 

次回は、ジョイフル本田@守谷店にて校外授業です!!

 

まちづくり協議会コース(第8回)

地域住民のニーズをつかむ手法を学ぶ

第2回目は

対話的なワークショップを通して地域住民のニーズをつかむ実践を試してみましょう!

                                

ワークショップでのファシリテーションのこつ

⌑ゆっくりはっきり話す。相手に自分の声を届ける。

⌑全体に目配りをしながら、穏やかな表情で。

⌑アイスブレーキング(解きほぐす、リラックスさせる)も必要に応じて行う。

⌑ワークショップの目的やねらいを明確に伝える。

⌑シェアリング(共有する)と総括をしっかり行う。

対話的なワークショップ

1.ブレインストーミング(アイデア出しのための基本的な方法)

 ・思いついたことは発信してみる。

 ・いけんをできるだけたくさんだす。

 ・他の人の意見を否定しない。

 ・建設的に発展させる意見は大歓迎。 

2.KJ法

3.ワールドカフェ

今回の授業ではワールドカフェ

(比較的参加人数が多くても、全員が声を発し、また多くの声が聞こえてくる方法)を体験しました。 

4人のグループを4箇所つくり、まずはリーダーを決め、リーダーは固定。リーダーⓁ

テーマは『守谷市のファンを増やすためには』です。

 

 

 

盛んな意見交換が行われました。

最後にリーダーが自分のグループのディスカッションをまとめ、報告しました。

短い時間でしたが実践体験で何か掴むものがあったのではないでしょうか。