学園ニュース
まちづくり協議会コース(第16回)
すっかり春の陽気な気温ですね。市内の河津桜が見頃を迎えているようです。
16回目の講座は、教室を飛び出して校外学習でした。
学校を活動拠点に楽しく元気なコミュニティ育て〜その実際と推進法。
習志野市の秋津小学校に秋津コミュニティの事例調査に行ってきました。
朝集合して、貸し切りバスで出発です。
秋津小学校へは午後に伺うので、まずは近くにある「谷津干潟自然観察センター」へ。
住宅地の中に干潟があり、センター中から見学することができます。
2つの河川が東京湾と繋がっているので、干潮と満潮があり、この時間は満潮でした。
1993年にラムサール条約に登録されています。
センターの伊藤さんから、谷津干潟の歴史や野鳥などのお話を聞きました。
昔は塩田だったそうで、その後に遊園地、そして埋め立てされたとのこと。
どんどん変わりゆく風景に歴史を感じ、多くの水鳥がやって来る様子が分かりました。
センター内は、ボランティアの方々が作られた、コーナーが素晴らしいです!
鳥の帽子や洋服を着て野鳥になったり、魚のぬいぐるみで釣りをしながら魚の名前を覚えたりと、大人も楽しめるほどです。
運営委員も野鳥になってみました!
昼食はセンター内のレストランで、皆さん和気あいあいとランチタイムです。
午後はいよいよ、秋津コミュニティの見学です。
スクールコミュニティ研究会・代表の岸さんが出迎えてくれました。
小学校の空き教室を利用して、様々な活動やサークルが出来ているそう。
教室で話を聞いていると、子供たちが廊下を歩いて行き、賑やかな声が聞こえ、コミュニティと学校が一緒になっている雰囲気がとても素晴らしいと思いました。
最初に劇団蚊帳の海一座の関さんの紙芝居。宮崎県の昔ばなし「鬼がら」
懐かしいですね!怖い話や楽しい話など沢山の紙芝居があり、太鼓やシンバルを使うこともあるそうです。
紙芝居で童心に戻ったあとは、代表の岸さんが、校内を案内してくれます。
低学年の子供達が気軽に来れる「ごろごろ図書室」
他に図書室や工作室、家庭科室なども見学。
校庭には、手作りのビオトープ、畑ではちょうど農作業中でした。
お父さん達が作ったウサギ小屋には、可愛いウサギが住んでいます。
校内と校庭を見学させていただき、教室に戻っての質疑応答ではいろいろな質問が出ていました。
皆さん、まちづくりに熱心なので聞きたいことがたくさんあるようです。
たっぷり2時間半、校内見学やコミュニティ作りのお話を聞くことができ、とても勉強になる有意義な校外学習になりました。
次回は最後の講座、岸さんから更に学ぶことが出来るのではと思います。
市民科学ゼミ(第17回)
11月に11回目の情報を配信して以来、久しぶりに進捗状況を報告します!
12月、1月は今後の取り組みやゼミで取り上げる企画内容について
親睦を図りながら、伊藤先生とゼミ生で話し合いを重ねてきました。
2月に入り、どうにか先が見え、4月頃に守谷市の関係各所と意見交換が
できるように準備を進めています。
守谷ファンを増やす企画として、3つの大きな柱を検討しています。
また、内容がまとまったら、公表していきます
乞うご期待!!
まちづくり協議会コース(第15回)
まちづくり協議会コースも残り少なくなってきました。
15回目は、学校を活動拠点に楽しく元気なコミュニティ育て〜その実際と推進法〜
シリーズの講座、三回目は「私の人財育成の考え方と手法」
スクール・コミュニティ研究会代表の岸さんがお話を聞かせてくれました。
グループ毎に分かれての講座です。
岸さんは、秋津小学校のPTA会長を務めている時に多くの改正をしてきたそうです。
すべてはPTA規約の改正から始まり、少数意見の尊重、タブーなし、PTA談話室で何でも話し合うなど、様々な改正から開かれたPTAになっていきました。
また、お父さんの居場所作りや出番を学校に作って、飼育小屋の新築や畑仕事、大工仕事など、休日を有意義に過ごす機会を作り上げていきました。
秋津コミュニティと名が付き、学校の空き教室をコミュニティルームにして、音楽や演劇などいろいろなサークル活動が行われているそうです。
テレビでも何度も取り上げられたそうで、映像を3本鑑賞。生き生きと楽しそうなお父さん達の姿がとても印象的でした。
自分の子供が卒業してもずっと学校に関わり、たくさんの人と交流が出来ることは素晴らしいですね。
講座の後は各グループで話し合い。
どのような課題があるか、どう進めていけばよいかなど、活発に議論されていました。
議論の後は、各グループで発表しました。
次回は、郊外学習。外に飛び出して、秋津コミュニティ事例調査(現地調査)です。
秋津小学校にお邪魔して、まちづくりやコミュニティ作りの勉強をしてきます。
バスで行くのでちょっと遠足気分も味わえそうです(^^)
守谷を知るコース(第16回)
立春が過ぎて、春のような日差しが時折あるとホッとしますね。
少しずつ春が近づいてきています。
守谷を知るコースも残すところあと2回となりました。
16回目は国際交流「ドイツから来た国際交流員が見た守谷」
守谷市国際交流員のシュテファニーさんがお話を聞かせてくれました。
まずは自己紹介から、シュテファニーさんはドイツのベルリン生まれ。
ベルリン自由大学の日本学専攻で日本の文化や歴史などを学び、日本に留学、インターシップで日本滞在、就職はドイツの日系企業、旅行で日本に来たりと日本が大好きだそうです。
日本に興味を持った大きなきっかけはなく、マンガやアニメ、主題歌からJ-POP、そして日本の文学へとさまな接点がきっかけとなり、日本語の勉強は大学に入ってからだそう。
守谷の国際交流事業は、2つの姉妹都市との交流です。
1990年〜ドイツ・マインブルク、ビールのホップが有名な地域。
1993年〜アメリカ・グリーリー、コロラド州にある自然豊かな街です。
毎年、青少年海外派遣で互いにホームステイを体験する交流がありますが、コロナ禍で中止が続き、去年は久しぶりにマインブルクからの受け入れができたそうです。
国際交流員の活動についても聞かせてくれました。
ドイツ語学講座をはじめ、ドイツ料理教室や子供向けの文化イベント、市民団体や学校への訪問、外国籍市民のサポートなどをこなしています。
シュテファニーさんは守谷市国際交流員・9代目で交流員歴は4年、今年の夏で終了となるそうで寂しいですね。
シュテファニーさんから見た守谷は、田んぼや野鳥のみちなど自然がきれいで、子供にとって最高の環境。年配の方が勉強熱心でドイツ語講座にも来てくれるし、ボランティア活動が盛んだとおっしゃっていました。
日本が大好きな気持ちがたくさん伝わる講座でした。きっと私よりも日本に詳しいのでは?と思いました。夏までと残り少ない守谷の生活を楽しんでほしいです。
いきいきシニアコース(第14回)
実践小旅行第1回
今年初めてのいきいきシニアコースは「楽しい旅行をするために」と題し、国内旅行業務取扱管理者をされている飯嶋章さんの講座で3回に亘っての開催です。
今回は事前に参加者の方々にアンケートをお願いし、その結果をもとに話が進められました。
国内旅行の参加者は、2019年に5,400万人⇒2020年には3,390万人になり、
その後もコロナ禍の影響で減少しているものの旅行にかける費用は、
国内旅行で一人あたり 6.5万円(2020年)⇒6.6万円(2021年)となり
うち日帰り旅行では一人あたり 16,589円⇒17,564円になったそうです。
誰と旅行に行くかという講座事前アンケートでは
①仲間 50%
②家族 38%
③一人旅 6%
④団体 6% という結果でした。
また旅行の目的としては
①観光 ②温泉 ③神社仏閣 ④食事 ⑤歴史・・・の順で、
やはり気心知れた仲間(10人以下のグループ)との観光が多いようです。
特に印象に残ったのが、夫婦旅行について
現実は「喧嘩と旅行の悩みはセット」であり、旅行先での目的(趣味)の違いで見学時の行動時間が異なり、せかしたりして喧嘩になることもあるので、
夫婦であってもちょっとした気遣いが必要。
また旅行先では一部別行動をとって、「何時にどこどこで待ち合わせる」というようにして一人の時間を持つことも大切とのこと^^
旅行の効用としては
①日常と違った場所での経験
②料理・・その土地の料理、気持ちが和らぐ
③仲間と話しながら喜べた
④人との出会い
⑤ハプニング・・想定外の出来事(人の優しさに触れあう)
⑥知識・・場所などを調査→実体験
⑦認知症予防
⑧社会参加(生きがい)
などが挙げられ、その後講師が経験したエピソード等が紹介されました。
次回の講座はワークショップとなるので「自分が行きたい所を挙げて情報収集をしておくように」との課題が出ました。