学園ニュース
守谷を知るコース(第16回)
立春が過ぎて、春のような日差しが時折あるとホッとしますね。
少しずつ春が近づいてきています。
守谷を知るコースも残すところあと2回となりました。
16回目は国際交流「ドイツから来た国際交流員が見た守谷」
守谷市国際交流員のシュテファニーさんがお話を聞かせてくれました。
まずは自己紹介から、シュテファニーさんはドイツのベルリン生まれ。
ベルリン自由大学の日本学専攻で日本の文化や歴史などを学び、日本に留学、インターシップで日本滞在、就職はドイツの日系企業、旅行で日本に来たりと日本が大好きだそうです。
日本に興味を持った大きなきっかけはなく、マンガやアニメ、主題歌からJ-POP、そして日本の文学へとさまな接点がきっかけとなり、日本語の勉強は大学に入ってからだそう。
守谷の国際交流事業は、2つの姉妹都市との交流です。
1990年〜ドイツ・マインブルク、ビールのホップが有名な地域。
1993年〜アメリカ・グリーリー、コロラド州にある自然豊かな街です。
毎年、青少年海外派遣で互いにホームステイを体験する交流がありますが、コロナ禍で中止が続き、去年は久しぶりにマインブルクからの受け入れができたそうです。
国際交流員の活動についても聞かせてくれました。
ドイツ語学講座をはじめ、ドイツ料理教室や子供向けの文化イベント、市民団体や学校への訪問、外国籍市民のサポートなどをこなしています。
シュテファニーさんは守谷市国際交流員・9代目で交流員歴は4年、今年の夏で終了となるそうで寂しいですね。
シュテファニーさんから見た守谷は、田んぼや野鳥のみちなど自然がきれいで、子供にとって最高の環境。年配の方が勉強熱心でドイツ語講座にも来てくれるし、ボランティア活動が盛んだとおっしゃっていました。
日本が大好きな気持ちがたくさん伝わる講座でした。きっと私よりも日本に詳しいのでは?と思いました。夏までと残り少ない守谷の生活を楽しんでほしいです。