学園ニュース
いきいきシニアコース(第6回)
今回は、高齢期のこころの健康づくりをメインに、「高齢期のメンタルヘルス」という演題で、NPO法人メンタルレスキュー協会の小野田奈美先生にご講義いただきました。
小野田先生は、自衛官や地震の被災者など、こころのケアを必要とする方々の支援をされているそうです。
話題的に深刻な話になりそうですが、とても分かりやすく、ご自身の経験を交えながら楽しくご講義くださいました。
うつ症状は性格特性ではなく、疲れていると誰もがなるそうです!!!
疲れがたまると「イライラ」や「不安」になることが増え、いつもは許せていたことが許せなくなったり、人に対して攻撃的になったりするそうです。
思い当たることは誰でもあるのではないでしょうか?
これは「疲れ」だそうです。
そして、その疲れの段階が深くなればなるほど、回復するには倍以上の時間がかかるようです。
まずは、疲れを感じたら「休養(睡眠)」と「栄養補給(食事)」が大切です!!
これは基本ですね
イチローは毎朝普段使用しているバッドを持って、重いと感じるようであれば、疲れがたまっていると判断し、練習メニューを控えめにしていたようです。
我々も、いつもやっていることがおっくうだな?とか、からだが重いなぁ、と感じたら、「疲れてるよー」というメッセージだと感じ取ると良いかもしれませんね。
日本人は真面目なので、手を抜くことも覚えたいですね
対処法は、睡眠、食事に加えて、「呼吸を意識する」と良いそうです。
背中が丸くなる姿勢は、不安をあおるそうです。
スマフォを見る姿勢もそうですね。
なので、目を閉じて、各自が好きな景色を思い浮かべながら、呼吸をすると良いようです。
ぜひ、みなさんも「いつもの自分と違うなぁ」と感じたら、呼吸をしてみてくださいね