学園ニュース
公開講座「糀と発酵」
今年度最後の公開講座は、「糀と発酵」
「腸から健康を考える〜発酵の力」
一般社団法人日本糀文化協会代表理事であり、料理研究家でもある大瀬由生子先生の講座でした。
講演会や料理講師の他にレストランや企業の商品開発などでも活躍しており、著書は40冊以上。
今回はその中の一部を持参してくださり、みなさん手にとっては興味深そうに見ていました。
生活の中に常にある発酵食品についての講座は特に女性が関心があるようで、たくさんの参加者です!
まずは、「食べたもので体が作られる」
分かっていそうで分かっていなかったことを卵の黄身で分かりやすく説明。
黄身の色が濃いと健康に良さそうでおいしそうという印象を持ちますが、色の濃さは鶏の餌に左右されるだけであり、色に濃さは関係がないとのこと。
食べたもので色が変わる、まさに自分体に入れたもので作られていることを実感する例えでした。
そして、「デトックスと排泄の関係」では、腸は元気のバロメーターであり、快便とはデトックス、排泄はとても大事なことを知りました。
話はメインの糀と腸活と甘酒になり、ますます興味深い内容に。
糀は蒸した米に糀菌を加えて繁殖させたものであり、古来から味噌、醤油、みりん、酢などが作られて日本人の生活に欠かせないものです。
免疫力をあげるには糀を取り入れて腸内を活性させることが大事で、免疫力の7割は腸内細菌が作っているそう。
そこで甘酒です。甘酒は糀で作られています。
米糀で作る甘酒は、でんぷん(米)をブドウ糖(甘味)に変えて、砂糖は入らなくてお米の自然な甘さだけです。疲労回復や腸内活性、美容効果、脳の活性化と甘酒には取り入れたい要素がたくさん!
なぜ甘酒が腸活におススメかというと、簡単に日常に取り込みやすいからだそう。
そのまま飲むだけでなく、ヨーグルトにまぜたり、フルーツにかけてみたり、スムージーにしたりと好みの取り入れ方を教えてくれました。
甘酒はそのままのイメージが強かったので、いろいろ混ぜて良いことに驚きです。
ただ甘酒は糖分が多いので糖尿を気にされる方は大さじ2程度がよいそうです。
お手軽に作れる甘酒レシピも教えてくれましたので、画像で載せますね!
甘酒を毎日飲んでいるという大瀬先生は、肌もつやつやでなんと!いつもすっぴんだそう!
思わずまじまじとお顔を拝見しちゃいましたが、すっぴんとは思えないし、肌質は良いしで、わたしも甘酒を飲まなければ!と思いました。
大昔からある先人の知恵である発酵食品は暮らしの知恵、生命の知恵でもあり、健康に過ごしていくうえで欠かせなかったのですね。
甘酒の話を通して、発酵や腸活のこと、取り入れ方を教えていただき、勉強になると共に実践方法も知ることができました。
参加者の方々からも、さっそく甘酒を買いに行こう!作ってみよう!との声がありました。わたしも米糀を買いに行かなくては!
まちづくり協議会コース(第14回)
先進事例「宝塚市のまちづくり協議会」
宝塚市役所とzoomで繋げてお話をして頂きました。
宝塚市の紹介から始まりました。
まず、まち協とは?
まちづくり協議会
まちづくり計画とは
〇まちづくり計画に関する仕組み
対話:まちづくり計画の具体的な取り組みについて、市の関係課と対話を実施、記録することができる。
進捗管理:まちづくり計画の具体的な取り組みについて、進捗確認シートを用いて、進捗状況を毎年確認する。
〇関係団体とのかかわり方
市の支援、自治会との連携
〇課題・対応
担い手不足、資金不足、自治会との役割分担
「みんなのまちづくり協議会ポータルサイト」の紹介です。
ポータルサイトを運用し、まちづくり協議会に関する情報発信を行っている。
特に各まちづくり協議会ブログの作成について担当者の工夫やご苦労をお話ししてもらいました。
7年前ゼロだったアクセス数が今では急激に伸びたそうです。
ブログはいろいろな人が見るので、カラフルで楽しく読んでもらう工夫、他地区との交流のきっかけになったそうです。
条例の策定
講座最後に30分ℚ&Aで意見交換が行われました。
守谷を知るコース(第14回目)
新年明けて最初の守谷を知るコースの14回目は、「インクルーシブスポーツ・ボッチャ体験」
守谷市ボッチャ協会会長の福岡さんがボッチャを教えてくれました。
まずは、ボッチャについてとルールの説明。
守谷市ボッチャ協会は2021年に開設されて、毎月守谷駅前で開催されている守谷朝市で体験会を行っているそうです。
座学後は、市民ギャラリーを利用してボッチャ体験です。
テープを使ってコート作り。
正規のコートと一つ、ミニボッチャ用のコートを二つ作って、みんなでボッチャ体験です。
グループに分かれて対抗戦の開始です。
白いボールを最初に投げて、なるべく白いボールに近い場所に投げます。
これが思うようにいかず、なかなか難しい。
行き過ぎたり、手前過ぎたり、狙うと思い切りはずれたり〜
投げ方は自由、上からでも下からでも。
どんなポーズでも!
みなさん、チーム毎に協力し合って楽しい対戦になりました。
ボールさえあれば、どこでも気軽に自由にできるボッチャ。
年齢も障害も関係なく誰でも参加できるボッチャは、体も頭も使うみんなで楽しめる、まさにインクルーシブなスポーツでした!
またやってみたいです!
いきいきシニアコース(第14回)
昨年末の開催でしたが、、、
いきいきシニアコースの14回目は、「子供応援ボランティアを知ろう」ということで、3つのボランティア団体に活動内容をご紹介いただき、受講者へお誘いがありました。
まずは、「もりやおもちゃ病院」の活動です。
子どもたちにとても喜ばれそうですね!!
続いて、「お話まつぼっくり」の活動です。
平成13年から長年、守谷市の子供たちだけでなく、施設にいらっしゃるご高齢の方々にも読み聞かせなど様々な活動をおこなっているようです。
最後に、「守谷Scratch勉強会」の活動です。
このような活動があったのですね。小学校からコンピューターのプログラミングを学習する時代なのですね。
ボランティアとして、いきいきと活動されているみなさんからのお話を聞いて、受講生は良い刺激をいただけた様子でした。
いきいきシニアコース(第15回)
2024年最初の「いきいきシニアコース」は
「長寿の鍵は口にあり~お口から健康に~」と題し、茨城県歯科衛生士会副会長の中村郁子さんからお話を伺いました。
今回の講座は受講者全員出席で、開始時間前から着席していたのでちょっと早めにスタート!
今年は元旦から能登半島を震源とする大きな地震が発生しましたが、災害関連死を防ぐためには「口腔ケア」が必要ということで、2月から関東地区歯科衛生士会からも能登地方の方々の支援に行くことになったそうです。
日本人は口の中の健康意識が低いと言われ、歯周病は糖尿病や心筋梗塞の原因になることも。
健康寿命を延ばすには「歯を残すこと」と「口腔機能をたもつこと」
両輪で取り組んでいく必要があります
よく噛んで食べることは究極の健康法です
高齢者の口の特徴は、唾液の量が減ることです
「口腔ケア」が脳も活性化します
うがいのポイントは、15CC(大さじ1杯くらい)の水で頬をよく動かすことが大切です
誤嚥性肺炎の原因と対策は、
①口腔内最近の増加 ⇒ 歯・口の清掃を行い、細菌を減らす
②食べ物や唾液の誤嚥 ⇒ 誤嚥を防止するために「お口の健康体操」などを行い、飲み込む力をつける
③身体の抵抗力の低下 ⇒ 栄養バランスを考えてしっかり食べ、抵抗力をつける
ガンなどの手術の前後に口腔ケアを行うと、副作用・合併症を減らすことができ、健康寿命を延ばすことになるとのこと。
まさに「健康寿命への第一歩は口を守る習慣から」ですね。