第3回と第4回は防災科学技術研究所の李 泰榮(い てよん)先生による、防災に関する講義です。
今回は「地域の災害リスクと防災活動を学ぶ~科学技術を活用した賢い防災活動とは~」をテーマに講義が行われました。
災害時、行政による「公助」には限界があり、人命救助のタイムリミットとされる「72時間の壁」を乗り越えるには、自分の身を守る「自助」と、地域で助け合う「共助」が不可欠です。
突発的に発生する地震災害と、2〜3日前から事前の備えが可能な豪雨災害では、日頃の備えや適切な対応が異なる点についても解説がなされました。
従来の避難訓練や消火訓練だけでは活動がマンネリ化し、参加率が低下するという課題も提示されました。 これらを解決するには、子どもが参加できるイベント形式にするなど「入り口を変えて真剣かつ楽しく学ぶ」工夫が効果的だそうです。
自治会と小学生が連携した「ジグソー防災マップづくり」や、地元の事業者・商店へアンケートを行って作成した「協力事業所マップ」など、住民と地域が一体となったユニークな実践事例も紹介されました。
後半では、最新の科学技術を活用した防災ツールを用いて、南海トラフ巨大地...
常総災害から10年
〜未来への教訓〜
今回は神達岳志常総市長より、2015年9月に発生した関東・東北豪雨による鬼怒川の洪水被害と、その後の防災先進都市を目指した取り組みについて伺いました。
災害発生時、神達市長は茨城県議会議員でしたが、その後常総市長になってから10年間の災害対策についての熱い想いをお聴きする事ができました。
常総市には48カ国から7,141人の外国人が在住し、人口の12パーセントを占めており、災害時の対応やその後の復旧活動においてもコミュニケーションを取るのが大変だったそう。
最近よく耳にする「線状降水帯」という言葉は、この頃から一般に使われるようになりました。
鬼怒川上流の日光市において当時観測史上最大の降水量を記録して、下流の常総市で堤防が決壊し大きな被害が発生。
逃げ遅れた方の救助のためヘリコプターが出動し、被害状況を伝えるメディアのヘリコプターも何機も飛び交い、その音で防災無線が聞こえずツイッターで情報発信をしたそうです。
ヘリコプターに乗るのが怖いという方は地上部隊のボートで救助。
その後「検証委員会」を設置して、ハード面とソフト面を一体化した治水対...
8月2日、千葉大学大学院の岩崎寛教授をお迎えし、もりや市民大学公開講座「植物の効果を暮らしの中に取り入れる」を開催しました。7月の学長ブログも公開講座をネタとしましたのでやや気が引けるのですが、今回の公開講座でも楽しい学びがあったのでここに記載したくなりました。植物には癒し効果があること、森林浴や里山歩きなども気分転換に良いことは経験上承知しているつもりでしたが、今回、そのことに科学的根拠を示して頂ける、との期待がありました。
さて、緑による健康効果は、治療ではなく体調を元の状態に戻すことにある、とのご指摘、ふーんそうですか、といった軽い頷きでお話は進行しました。ここで、「唾液コルチゾール」という聞きなれない用語が出てきました。なんでも、心や身体に負荷が掛かった時のストレスホルモンを検出する指標だそうです。岩崎先生の研究グループは、学習室のような空間で視界に植物がある場合と無い場合の集団を比較して「唾液コルチゾール」に差があるか無いかを比較しました。そのデータに驚きました。20分間の経過時間後に「唾液コルチゾール」の値を比較したら植物が無い部屋の集団では600近い値なのに対し、植物があ...
守谷市役所秘書課の土田杏里さんにお話しして頂きました。
【第1部】守谷市は全国からどう見られている?
【第2部】守谷市のシティプロモーションの舞台裏合
【第3部】 グループワーク: 守谷の「本当の良さ」を再確認
【第4部】まとめ: 市民一人ひとりが「守谷の顔」
守谷市のスローガン
「住まうまち・守谷」
まちへの想いや意欲を持つ人が増え続けていることから、継続して事業を実施していく。
市民の守谷市に対する推奨意欲を高めることで、まちへの参加意欲、まちへの感謝が生まれ、
プロモーションだけにとどまらない持続可能なまちを育てる効果も生み出していきたい。
・もりやPR社
・ぼく、こじゅまる絵本
・こじゅまる絵本動画作成
こじゅまる絵本動画のDVDを流して鑑賞しました。
守谷の「本当の良さ」を再確認
「最近、守谷で心が動いた瞬間」などのテーマで学生同士でコミュニケーション
ホワイトボードに気軽にメモ
守谷市から、こじゅまるキャラクターのボールペンとティッシュを皆さんにプレゼント!
公開講座3回目は、
植物の効果を暮らしの中に取り入れる
〜植物の癒し効果とメカニズム〜
千葉大学大学院・園芸学研究院・環境健康科学領域教授である岩崎先生の講座でした。
環境健康学とは、学際分野(異なる専門を複合した学問分野)で、緑と健康を研究しているそうです。
植物の療法的効果に関する研究、医療福祉施設の緑化に関する研究、緑地福祉・人と植物の関わりに関する研究をされています。
ストレスは人との関わりで生まれ、ストレス解消も人との関わり、その社会的健康に緑が関わっているのだそう。
人は植物を共生することで健康に暮らせる、人間は自然を好む性質があり、自然の近くにいることで心身ともにリラックスできる「バイオフィリア理論」。
それにいち早く注目したのが、心地よい暮らしを提案する建築関係者。
都会の中に植物を配置して森を作ったり、芝生広場を作ったり、確かにビルの合間や屋上に多くの植物を見ることができる場所が増えています。
何故、植物と関わるとストレスが減るのか?科学的なエビデンスの元に説明をしてくださいました。
また、園芸療法の具体的も聞かせていただき、育てるだけでなく収穫する大切さも知りま...
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