「来年のことを言うと鬼が笑う」てなことを申しますが・・・・、これは落語の冒頭セリフです。明日のことも分からないのに来年のことなど分かるはずはない、といったからかいの言葉ですが、もりや市民大学はいま、必死で来年のことを議論しています。いえ、再来年の3月までを見通しているのです。鬼も笑うと言うより、あきれているかもしれません。
しかし、来年度1年間を見通して計画を練ることは容易ではありません。まず、コース内容を設計し、次に各コースの個別授業の講師を捜し、それぞれの講師候補者と交渉に入ります。交渉のお相手にも日程都合がありますから、相互の話し合いが欠かせません。さらに、各コースである程度の設計図が出来上がったところで、コースごとの整合性、全体との調和などを考慮します。類似性や相反性などが現れないよう工夫を要し、講義日程に重複が無いか点検も必要で、コース設計の修正などをお願いせざるを得ない場合もあります。
組織やグループの将来計画というのは、こういった「鬼が笑う」ような作業の積み重ねで立ち上がるので、鬼にも協力していただく必要があります。もりや市民大学の運営委員17名は、いま、守谷市市...
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