2023年10月の記事一覧
守谷を知るコース(第10回)
守谷を知るコース10回目は、「もりあぐ(もりや循環型農食健協議会)」の活動。
もりあぐ代表理事の伊東さんがお話を聞かせてくれました。
もりあぐは守谷市の地産品に着目して、農作物や食品、健康を有機的につなげることで、地域資源の有効活用と持続的な地域活性化の好循環を狙っています。
もりあぐメンバーは、守谷の生産者である「大八洲開拓農業組合」や「まーの農園」、加工業の「お菓子の店メープル」、「藤井商店」、飲食店の「さくら坂VIVACE」、「ちばらぎ珈琲」など。
また、医療の「悠翔会」や「K-STYLE」など幅広い職種のメンバーです。
主な活動としては、
「グリーンツーリズム事業」
守谷の自然や街を案内して見て食べて買ってもらうツアーを開催。
畑や田んぼなど自然を感じて、守谷産の野菜を食べて、お土産も買えるという守谷を満喫出来るツアーです。
「直販販促事業」
駅前でのふるさ都市もりや朝市やさくら坂メルカートル、ふるさとみずき野朝市と地域の飲食をメインとした直売を展開。
特に第一日曜日開催の守谷駅前の朝市は80店舗を超える大規模な朝市で毎月賑わっていますね。
「商品開発・メニュー開発事業」
ほうれん草パウダーを使ったほうれん草パスタを商品化(今は停止中)
守谷の飲むヨーグルトを使ったヨーグルトタルトの販売促進。
守谷産の常陸秋そばを利用した蕎麦焼酎は市内の酒屋で購入出来るそうです。
「都市近郊農業モデルの構築事業」
茨城大学農学部との連携もとっており、農研機構との共同研究。
農作物の試作や1DAYキャンパスを開催したこともあるそうです。
コロナ禍における新たな活動としては、ドローンを使った最先端農業の推進や、テイクアウト・デリバリー事業を展開。
途切れることなく、さまざまな活動をされているんですね!
また伊東さん自身は、ブランチ守谷に頑張る人を応援し、後押しするスタートアップ施設を招致して、テレワークや起業の手伝いをされています。
そして2024年春には、守谷市内に看護やコミュニティスペースなどの新施設が出来るそうです。
これからもますます精力的に活動していく、「もりあぐ」が楽しみですね!
公開講座「漢方薬を用いた高齢者のこころとからだのケア」
今回の公開講座は、「漢方薬を用いた高齢者のこころとからだのケア」ということで、筑波大学人間総合科学研究科 水上勝義先生にご講演いただきました。
金木犀の香りが漂う、秋晴れのお天気の中、参加者にお集まりいただきました
まずは、漢方薬の特徴と、西洋薬の違いについて。
西洋薬は、、、検査異常を確認し、診断のもと薬を選択する。科学的根拠(エビデンス)が強い。
漢方薬は、、、症状から選択する。検査異常がない不定愁訴でも使える。ストレス関連の症状にも良い。科学的根拠(エビデンス)が弱い。
ということで、漢方薬の良いところは、身体・精神の両者の症状に適応できる。副作用で西洋薬の使用が困難な時やはっきりとした診断は出ないが何となく体がだるいというときにも適用できるということです。
いくつかの主要な漢方薬をご紹介いただき、その効果などを教えていただきました。
それにしても、漢方薬の薬名は読むの難しいですね。。。
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):認知症患者の肺炎リスクや嚥下障害の改善効果
酸棗仁湯(さんそうにんとう):睡眠薬減量効果
人参養栄湯(にんじんようえいとう):認知機能とうつ改善効果
薬の袋に番号がついていますが、これは保険適用で薬局でもらえるようです。
漢方薬を処方してもらいたくても、どこの病院やクリニックで処方箋をもらえるのかは、各自で情報を収集する必要がありますね。
ぜひ、漢方薬と西洋薬を上手に使い分けたいですね!
いきいきシニアコース(第10回)
「植物と暮らす」の第二回目は「園芸植物の種類や求め方」と題し、ジョイフル本田さんでの校外授業で、
前回同様アドバイザーの塚田さんより、実際にジョイフル本田さんの店頭で現物を見ながらお話を伺いました。
春の球根は今が植え時で、種の情報は袋の裏に「蒔き時」や「管理の仕方」が書いてあるので、よく読んでから植えること。
そして売り場には専門のスタッフがいるので是非聞いていただきたいとのことです。
売り場に入って一番目立つところは現在ハロウィンの飾りつけになっていますが、イベントに合わせて変えるので来月からはXmasのモミの木でいっぱいになります。
日本の土地は酸性が多いのでブルーベリーは簡単に植えられるそう^^
そして低木のシュラブや多肉植物のセダムは暑さや乾燥に強くお手入れが簡単なので、葉色で楽しむローメンテナンス植物だそうです。
また「苗の選び方」のポイントについても伺いました。。。
さてここで質問です。
イチゴは野菜でしょうか?それとも果物でしょうか?
<答え>野菜でもあり果物でもある。
イチゴは畑にある時は野菜で、店頭に並んだときは果物だそうです(知らんかった~)
そんなやり取りをしながら、楽しく学べた講座でした。
まちづくり協議会コース(第9回)
地域防災ファシリテーター養成講座
国立研究開発法人 防災科学技術研究所
主任研究員 工学博士 李てよん氏
5回の講座が始まりました。
1回目は防災活動の考え方を学ぶ
公助(消防、警察、自衛隊)の割合がかなり低かった事がわかる。
自主防災組織や地区防災計画を地域住民で確立することが大切である。
地域防災における「知」の共有と活用
地域の防災力を高めるには、様々な地域コミュニティの連携・協力が重要(共助)
地域と学校の連携事例(こどもの安否確認)、地元事業所の協力事例(避難所運営)のお話しがありました。
最後は、PCを使って、(防災対策・活動を支援するツール;YOU@RISK)というサイトを学生が検索しながら、守谷市の災害時状態を調べるという授業になりました。
災害が起きた時に適切な行動をとるためには、今後起こる可能性のある災害で、自分がどのような影響を受けるのかをあらかじめ知り、事前に備えておくことが大切である。
2回目はさらにPCによる演習となります。
いきいきシニアコース(第9回)
「緑を親しむ心豊かな健康ライフ」のテーマで、10月は「植物と暮らす」ということで、
ジョイフル本田のアドバイザー塚田さんにご講義いただきます。
今回は、「園芸の基礎知識と園芸植物の育て方」について、教えていただきました。
園芸植物を栽培する前の基礎知識として、植物の葉、根、茎、花(果実)のそれぞれの役割を学びました。
葉:光合成をし、養分を作る.水を吐き出すポンプの役割
根:水を集める.養分を貯蔵する
茎:根と葉をつなぐパイプ役.葉や花の基礎となる部分を作る
また、植物の家となる「土」や「肥料」についても詳しく教えていただき、いろいろな肥料をまけばよい
のではなく、植物に対する理解をもっと深める必要性を学びました。
次回は、ジョイフル本田@守谷店にて校外授業です!!