学長ブログ

12月のブログ

 大学では、学生の成績評価で苦労します。私の場合、現役を退いた現在も、毎年、複数の大学・大学院で非常勤講師として教鞭を執っていますが、記憶力を試すような試験問題は、あまり好みません。そこで、「この授業を受けて、自分は何点だと思うか、理由をつけて評価点を述べよ」という設問をしました。その答案を読むのはとても楽しかったです。
 ある学生は「自分は0点だと思う。なぜなら、あまりにも知らないことが多すぎた」といった謙虚な答案。この学生、将来大物になるかも、と思いまして、私の評価点は最高点に近いものでした。また「82点。なぜなら・・・・・・」と言う評価点が、私から見てもピッタリという答案もありました。点数は私と一致するものも不一致のものもありましたが、その理由については、なるほどと思うことが多いのです。今の学生、なかなかに自分を客観視しているなー、と感心しました。
 さて、何かと話題の安倍政権、自分に何点をつけているのでしょうか?私の教室経験に照らすと、かなり甘い自己採点をつけているのではないか。しかし、正しい採点は国民がするものでしたね。