2025年3月の記事一覧

3月の学長ブログ

 3月は、卒業、退職、異動など、個々人にとって変化に富んだ月になります。それを祝って梅や桜も満開になり、記念写真を撮る人々が群がります。守谷市でも「もりや河津桜里親の会」が主催する維持管理の催しが開かれます。朝が早くなり、昼の時間が延びることもあって人々の活動が活発になって来ました。早朝の高速道路上では車の数が多くてびっくりすることもしばしばです。

 

 そんな中にあって、もりや市民大学でも運営委員の世代交代が着々と進んでいます。当面、5人の現職が引退し、4人の新人が参入する予定です。引退される運営委員はこの13年間献身的なご尽力を頂いた方ばかりであり、いくら感謝してもしきれないほど多くの貢献をされました。毎年のプログラムを組み、講師の方々と交渉しながら一つ一つの講座を設営し、受講生を受け入れる実務を行い、開講式から修了式まで一切を手作りで仕切って来ました。それだけでなく、早い段階から次年度の開講計画に着手し、更には長期的な市民大学の在り方についても検討を怠りません。

 

 いささか自画自賛になって来ました。それよりは「市民大学の出口」と言われているように、受講生のその後の活躍こそが財産です。お陰様で、多くの修了生の皆さんが市内各所で活躍されています。冒頭の「もりや河津桜里親の会」はもりや市民大学の教室から始まった活動です。それ以外にも「健幸ウオーキングもりや」や健康マージャン、認知症予防の料理教室など、多数の自発的市民活動が生まれています。さらには、受講生がその活動に共感し、もりや市民大学の運営委員になって下さるという嬉しい「出口」もあって、今後の発展に繋がると思われます。

 

 春本番を迎えて何となくワクワクしてくる今日この頃、世界のニュースを見ると気持ちが落ち込むような事態が多方面で進行していますが、何とか前向きに明るく元気で進めると良いと思っています。その際、守谷市民の皆さんと連携したり協働したりしながら歩めるとなお幸せと安心を得ることができるでしょう。いささか能天気なブログになりましたが、春を迎える準備、ということでお見逃し下さい。