公開講座「プラスチックの功罪」
今年度3回目の公開講座
「プラスチックの功罪」東京大学大学院農学生命科学研究科の木村先生の講座でした。
プラスチックは石油を原料として作られ、さまざまな形にすることができます。
軽くて丈夫で長持ちするので、私たちの生活を快適にしてくれました。
今の石油合成プラスチックの現状や回収プラスチックごみのリサイクル
最近さらに問題になっているマイクロプラスチック、目に見える被害と目に見えない被害などの話を聞かせていただきました。
そして、環境にやさしいバイオプラスチック。
バイオマスプラスチックは石油を原料とせず、バイオマス(植物成分)を原料に作られるプラスチックで、植物由来のもので作るので燃やしてもCO2が少ない。
生分解性プラスチックは自然界において微生物が分泌する酵素によって低分子化合物、最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチックだそう。ミドリムシが作る多糖からプラスチックの話もびっくりです。
バイオプラスチックの開発は日本はとても進んでいるそうなので更に期待しています。
私たちの生活に欠かせないプラスチック、使っているものから身につけているものまで、多くのプラスチックに囲まれて暮らしていることを再認識しました。
これからも気に留めながら上手に付き合いながら、バイオプラスチックが増えていくことを期待します。