守谷を知るコース(第2回)

第2回目の講座は歴史、「守谷の史跡と文化財<パート1>」でした。

守谷の史跡などについて守谷の歴史を学ぶ会会員の大原さんがお話を聞かせてくれました。

 

 

 

守谷市の史跡の中で市の指定を受けている史跡は2ヶ所、守谷城址赤法花の一里塚です。

 

 

守谷城址はハッキリとはしていませんが、鎌倉時代の御家人「相馬師常」が築城したといわれているそうです。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送中なので思わずドラマの映像が脳裏をよぎります。

 

 

守谷城址の復原縄張り図

 

赤法花の一里塚は小貝川そばにあり、階段を登っていくと石碑があるそうです。

一里塚とは一里(4km)ごとに塚を築き旅行者が旅程を知るための目標、昔の人は一里塚を利用して旅をしていたのですね。

 

 

守谷市の文化財マップ

守谷市には国宝などの文化財はないですが、建造物や彫刻、古文書、天然記念物など21件の文化財があります。

 

「永泉寺」には鎌倉時代から南北朝時代と推定される聖徳太子像。

「茶房かやの木」の門は明治時代に建設されたと推定される「小菅家住宅表門」です。

「八坂神社」の祇園祭は無形民族で指定されています。今年は開催されるそうなので楽しみです。

「正安寺」の寅薬師如来坐像は技法に室町時代の特徴が見られる彫刻。12年に一度、寅年に開帳されます。今年はちょうど寅年、10月10日に開帳なのでグッドタイミングですね!

 

 

明治時代の守谷町の地図

昔は千葉県だったそうです。相馬氏が当主で柏や我孫子、流山の一部も支配下だったので、守谷などは北の方で「北相馬郡」(守谷市の前は北相馬郡守谷町)

なるほどです!もっと詳しく知りたくなってきます。

 

 

次回は「守谷の史跡と文化財巡り<パート2>」

教室受講者はバスに乗って、史跡マップを持って、市内の史跡巡りをしてきます。

どこを巡るミニ遠足でしょう⁈ 楽しみですね。