守谷を知るコース 第11回

 

「お巡りさんに聞く」

今回は取手警察署生活安全課および交通課より現役警察官の講師お二人をお招きしての講座でした。

 

 

まず茨城県でも守谷市でも窃盗犯が増えていて、今年9月までの守谷市内の窃盗犯件数は319件で、昨年より72件増加。

特に茨城県は人口10万人当たりの「自動車盗」(全国平均の約5倍)と「住宅侵入窃盗」(全国平均の約3倍)の犯罪率は全国ワースト1位という状況です。

 

 

 

「住宅侵入窃盗」では窓の約3割、出入り口の約4分の3が無施錠の状態で侵入されているので、外出する際はゴミ出し等の少しの時間でも確実に鍵をかけることが大切です。

また泥棒は侵入に時間がかかるのを嫌い、5分以上かかればあきらめるそうです。

窓ガラスには防犯フィルム、サッシに補助鍵等の対策をすることも必要ですね。

 

 

 

「自動車盗難」を防ぐには、防犯カメラや音や光を発する盗難防止装置の設置や、駐車場の扉がある場合は夜間は必ず扉を閉めカギをかけることが大切。

また車両の盗難防止装置(警報器、バー式ハンドルロック等)の設置など複数の防犯対策が必要です。

 

 

「特殊詐欺」の中で今年はパソコンのサポート詐欺が増加しており、PCがウイルスに感染したのでその復旧にコンビニで電子マネーカードを買ってくるよう指示される事例がありますが、これは詐欺です!!

 

 

茨城県警察の防犯アプリ「いばらきポリス」をダウンロードして、身の回りの犯罪等の発生情報を確認することができます。

 

 

続いて交通事故の死亡者は、コロナ禍の行動制限が緩和されてから増加しており、茨城県は全国ワースト10位です。

 

 

飲酒運転は犯罪です!

そして自転車は車両です!

 

 

 

歩行者を守る運転に心がけましょう!

 

横断歩道に歩行者がいるときに車を停止する率は

長野県は7割ですが、茨城県は3割しか止まらないそうです。。。

 

「エリア38」

 「エリア38」とは道路交通法第38条に「横断歩道を横断しようとしている歩行者がいるときは一時停止しなければならない」旨が定められていることがネーミングの由来で、横断歩行者保護意識を住民とともに高めるエリアを認定するもので、守谷市松並青葉地区が県内で初認定されました。

 

受講者からはいろいろな質問が相次ぎましたが、講師の方には真摯にお答えいただき充実した講座となりました。