いきいきシニアコース(第14回)
実践小旅行第1回
今年初めてのいきいきシニアコースは「楽しい旅行をするために」と題し、国内旅行業務取扱管理者をされている飯嶋章さんの講座で3回に亘っての開催です。
今回は事前に参加者の方々にアンケートをお願いし、その結果をもとに話が進められました。
国内旅行の参加者は、2019年に5,400万人⇒2020年には3,390万人になり、
その後もコロナ禍の影響で減少しているものの旅行にかける費用は、
国内旅行で一人あたり 6.5万円(2020年)⇒6.6万円(2021年)となり
うち日帰り旅行では一人あたり 16,589円⇒17,564円になったそうです。
誰と旅行に行くかという講座事前アンケートでは
①仲間 50%
②家族 38%
③一人旅 6%
④団体 6% という結果でした。
また旅行の目的としては
①観光 ②温泉 ③神社仏閣 ④食事 ⑤歴史・・・の順で、
やはり気心知れた仲間(10人以下のグループ)との観光が多いようです。
特に印象に残ったのが、夫婦旅行について
現実は「喧嘩と旅行の悩みはセット」であり、旅行先での目的(趣味)の違いで見学時の行動時間が異なり、せかしたりして喧嘩になることもあるので、
夫婦であってもちょっとした気遣いが必要。
また旅行先では一部別行動をとって、「何時にどこどこで待ち合わせる」というようにして一人の時間を持つことも大切とのこと^^
旅行の効用としては
①日常と違った場所での経験
②料理・・その土地の料理、気持ちが和らぐ
③仲間と話しながら喜べた
④人との出会い
⑤ハプニング・・想定外の出来事(人の優しさに触れあう)
⑥知識・・場所などを調査→実体験
⑦認知症予防
⑧社会参加(生きがい)
などが挙げられ、その後講師が経験したエピソード等が紹介されました。
次回の講座はワークショップとなるので「自分が行きたい所を挙げて情報収集をしておくように」との課題が出ました。