まちづくり協議会コース (第5回)

子どもの育成、地域の居場所づくり

子ども食堂を運営するためのネットワーク事例研究

茨城NPOセンター・コモンズ 大野覚 常務理事兼事務局長による講義が行われました。

                                                                                       

 子ども食堂の開設や運営を行うためのノウハウを事例紹介とともにお話ししていただきました。

そもそも「居場所」とは

1.人などがいるところ。いどころ。

2.その人が心を休めたり、活躍したりできる環境。

「出番」も意識しよう

居場所と出番は必ずセットに。

⇒福祉課題を抱えた人を、かわいそうな「支援対象」とばかり位置付けるのではなく、その人の特性、能力、経験、好きなことを活かし、居場所で積極的に活躍する「担い手」となる場面づくりを意識する。お客さん扱いしない。                                     

子ども食堂を支えたい人のさらなる増加

コロナ禍を受けて、子ども食堂への寄付が増加。毎週のように食品寄贈の仲介が。子ども食堂ほど共感しやすく、応援が集まる活動は他にはない。

居場所を成功させるコツ

1.徹底的に調べ、考える!

2.仲間を集める

3.運営を担うチームと活動計画を作成

4.活動資源の確保

学生からの質問には、無料にするか、有料にするか運営チームの中でも意見が分かれているとのこと、

スタートするにあたり、当面は有料で何度か開催された様子をみて無料化しても良いのではと講師のアドバイスもありました。