6月の学長ブログ
最近、高音が聞き取りにくくなった、と感じます。加齢による聴力の低下は、誰も避けて通れぬ道だそうです。猫も同じです。猫も、加齢により高音が聞こえないのでしょうか?
我が家には、「猫の額」ほどの芝生の庭がありまして、そこに、時々野良猫が入り込みます。通過するだけなら良いのですが、非常にありがたくない「置き土産」を夜中に置いていきます。そこで、インターネットで色々探した結果、超音波ネコ被害軽減器と称する品を見つけ、これを取り寄せて庭に設置しました。確かに、普通の若い猫は近づかなくなったように思います。しかし、近所をうろつく老齢猫が、何とこの超音波ネコ被害軽減器の目の前に「置き土産」を置いていきました。全く気にかけた様子がありません。私の理解では、猫も高齢化すると高音部の聴力が衰え、超音波などは無きに等しいのではないか、と。
我が家には小さなサクランボの木もありまして、毎年真っ赤な実をつけます。が、鳥が来て全部食べてしまいます。そこで、パソコンプリンターを用いて大きな目玉の絵や猛禽類の羽の絵を描き、木にぶら下げてみました。しばらくの間、鳥は警戒して近づきませんでしたが、ある日、片っ端から食べられてしまいました。鳥は、危険かそうでないかを学習したのでしょう。
という次第で、我が家の猫の額(芝生の庭)には事件がいっぱい起きます。事件解決に色々な技を試しているのですが、完全勝利には届きません。「他人の不幸は蜜の味」とか申しますが、私の難問、市民大学で解決できないでしょうかね(学長ブログならぬ学長ボヤキ)?