守谷を知るコース(第3回)校外学習
守谷を知るコースの第3回目は「守谷の史跡と文化財巡り」パート2
バスに乗って実際に守谷の史跡と文化財を見に行きました。
バスに乗って市内を回るってなかなかない機会ですね。
校外学習ですが、ミニ遠足気分です。
前回に続き守谷の歴史を学ぶ会会員の大原さんも同行、説明をしてくれました。
最初はジョイフル本田裏にある「小菅家住宅表門」
茶房かやの木です。奥の古民家ではお蕎麦や甘味がいただけます。
瓦の上には亀。
明治期に建築されたと推定されています。
高野小学校そばにある「海禅寺」
京都に来たような風景。
平将門と7人の影武者の墓があります。
7人も影武者がいたのですね。
海禅寺内にある天然記念物の「スダジイ」
樹齢は約250年と推定、巨大な樹木はなんだかパワーをもらえそう!
守谷高校近くにある「大円寺」
住職からのお話もありました。
ここは50年無人のお寺だったのを草刈りから始まり、修復していったそうです。
きれいな庭と建物に以前の様子はみじんも感じられません。
とても大変だったことと想像しました。
木造釈迦如来坐像
欅造りの仏像で平安末期〜鎌倉初期に造られたそう。
県の指定文化財、とても大きく薬師如来像だったのではと思われています。
またムクノキは高さ18m、周囲5.9mと巨大で樹齢は500年と推定。
市の天然記念物になっています。
途中、市役所でトイレ休憩。
市の花の山百合がきれいに咲いていました。
最後は本町にある「八坂神社」
まだ茅の輪が飾られていたので、みんな茅の輪くぐり。
八坂神社はスサノオノミコトを祀っている神社。
スサノオノミコトが八岐大蛇を退治する大きな絵馬が奉納されていました。
宮司から祇園祭についてのお話も聞きました。
江戸時代から今の形で100年以上続いている祇園祭、神輿はなんと800kg!
24人交代なしで8時間練り歩きます、交代なしはなかなかないそうです。
神輿は移動式神社、神様が神輿に乗って年に一回のお出かけして疫病退散を願います。
今回、四方に鳥居があることを初めて知りました。
よく見たらあります!神輿を見たことは何度もあったのに気づいてませんでした。
祇園祭では名物の山車が5台、各町から出ます。
ぐるぐるとすごいスピードで回る山車の上でひょっとこが踊るその姿は迫力があり、一度は見たい守谷の無形民俗です。
目が回らないのか?お聞きしたら、、、やっぱり回るそうです^^;
今年は今のところ開催予定で準備が進められています。
祇園祭は7月30日、ぜひ見に行きたいと思いました。
市内の史跡と文化財巡りは聞くだけでなく、実際に自分の目で見て、説明を聞いて
さらに守谷の歴史に興味が湧いたのではないかと思いました。