守谷を知るコース(第5回)

守谷を知るコースの第5回は、「企業紹介:(株)カスミの地域貢献活動」

地域社会環境担当マネージャーの小島さんがお話を聞かせてくれました。

 

 


身近なスーパーのひとつである「カスミ」

現在は195店舗あり、守谷市内にはイオンタウン、アクロスモール、守谷テラス、ストッカーと4 店舗あります。


1961年にリヤカー1台の薬の露天商から、霞百貨店の軒先でカスミ薬局を始めたのがスタート。最初は薬局だったとは驚きでした。

1968年にカスミストアに名称を変更。今年で63年目を迎えています。

 


守谷に初めてできたカスミは1979年、今のストッカーの場所だったそう。

オレンジのグラデーションで今とはイメージが違いますね。 

 


カスミは多角化していた時代もあり、旅行や本屋さん、焼肉の宝島、ファミレスのココス(ろびんふっと)と知っている名前も。その後、スーパー一本に絞って(株)カスミに商号変更しました。

 
現在は普段使いのカスミから、お得なストッカー、品揃えが特徴ある高級なブランデまで、いろいろなカスミがあります。

 


この日は、なんとカスミの移動スーパーがやって来てくれました!

家の近所までやって来てくれる移動スーパーは、近くにスーパーがなかったり、車がなくて買い物にすぐに行けない方など、たくさんの人に役立っています。

 


移動スーパーは69台あり、市内の45ヶ所を回っているそうです。

カスミのテーマソングが流れて来ると、移動スーパーがやって来たというお知らせです。

野菜や肉、パン、惣菜など約650種類を運んできます。

人気ベスト50があり、一位はなんときゅうり!焼き芋や牛乳も上位にランクインしていました。

 


みなさん興味津々に移動スーパーを見学。

小さな車にぎっしり詰まっていて、楽しい買い物ができそうです。

 


最後はカスミの社会貢献についてお話を聞きました。

地域の活性化など幅広い分野で連携する「包括連携協定」を茨城県のほか、16市、11町と締結しています。

また災害時発生時には行政の要請により物資の供給協定を59自治体と結んでいるそうです。


他にも、食品ロスも防げる「フードバンク活動」や家庭内で余っている食品を寄付する取り組みの「フードドライブ」、食料を無料配布する「フードパントリー」と食に関する社会貢献をされています。

 
また、植樹にも力を入れており、毎年5月に笠間市の愛宕山で植樹活動を実施。

陸前高田の被災地支援もされているそう。

 
普段、何気なく買い物をしているカスミでしたが、今回はよりたくさんのことが知ることができて、とても勉強になりました。