いきいきシニアコース(第6回)

 

8月下旬になって守谷市内の小中学校はすでに新学期が始まりましたね。

今回のいきいきシニアコースは「高齢者のこころの健康や老化対策としての運動効果」と題し、

筑波大学大学院の水上先生の講義でした。

小中学生にはまだまだ早いかも知れませんが、参加した受講生にとっては「自分ごと」として大変興味深い内容でした。

 

まず65歳以上で介護が必要となった方の主な原因として

①認知症

②脳血管疾患(脳卒中)

③高齢による衰弱(フレイル)

などが挙げられ、75歳以上の”うつ状態”は加齢により増加するというデータもあり、特に「認知機能の低下」がある人は、その危険因子のない人に比べて約4倍ほど ”うつ状態”になりやすそうです。

 

そこで認知症の予防として、運動の心理学的効果が期待され、

 

 

調査によると週2~3回運動を行う者は全く運動を行わない者に比べて、抑うつ・怒り・疑い深さ・ストレスが少ないそうです。

 

 

そして運動することで認知症のリスクが低下し、少し物忘れが始まっても運動は有効とのことなので、やはり運動は大切ですね。

 

 

アメリカ国立衛生研究所が推薦する認知症予防としても「定期的な運動」が挙げられています。

 

 

また大変興味深かったのは「運動が盛んな地域では、運動グループに参加していない人でも認知症リスク低下の恩恵を受ける可能性がある」とのこと。

→ 運動が盛んな地域づくりが認知症予防に重要だということです。

 

 

最後にまとめとして、

 

 

私もぜひ実践しなければ!と感じた次第です^^