市民科学ゼミ(第10回)
今回のテーマは、「KJ法の方法を学ぶ」です。
KJという名称は、この方法を見出した文化人類学者の川喜田二郎さんのイニシャルです。
フィールドワークによって得られた膨大な情報を効率的に整理する目的で生み出され、
「KJ法は世界を平和にする!」と言われているそうです。
ということで、守谷市で令和3年度に実施した「まちづくり市民アンケート」の
自由意見をKJ法で整理することになりました。
今回は伊藤先生と対面でKJ法を学びました。
では、やり方を説明します。
➀ 机上に情報をカード化して並べる。
1人ひとりが声を発していると考え、耳を傾けていきます。
➁ カードをグルーピングし、タイトルをつける。
既成概念に捕らわれず、響き合う仲間やつながりで分けます。
まずは、小グループに分け、さらに関連性のあるグループ同士でまとめ、大グループを作ります。
最終的に5つに分けられました。
③ グループ間の関係性を図解化する。
時間の関係で、今回はできませんでしたが、、、
グループ分けしたカードを再度机上に並べ、関係性を配置し直し、グループ間の相関関係を
図解化します。
④ 図解化したカードを参考に文章化する。
図解化することで関係性を見極めたうえで、文章化によりアウトプットすることで、
はじめて新たなアイデアや解決策の創出につなげられるということです!!
今回は練習ということで、市民の方からの100件のお声をまとめましたが、
実は全部で460件あるのです
次回以降、残りのアンケート結果をまとめて、もりや市民のお声を参考に、守谷ファンを増やす
アイデアが創出できればと考えます♪