守谷を知るコース 第3回
常総災害から10年
〜未来への教訓〜
今回は神達岳志常総市長より、2015年9月に発生した関東・東北豪雨による鬼怒川の洪水被害と、その後の防災先進都市を目指した取り組みについて伺いました。
災害発生時、神達市長は茨城県議会議員でしたが、その後常総市長になってから10年間の災害対策についての熱い想いをお聴きする事ができました。
常総市には48カ国から7,141人の外国人が在住し、人口の12パーセントを占めており、災害時の対応やその後の復旧活動においてもコミュニケーションを取るのが大変だったそう。
最近よく耳にする「線状降水帯」という言葉は、この頃から一般に使われるようになりました。
鬼怒川上流の日光市において当時観測史上最大の降水量を記録して、下流の常総市で堤防が決壊し大きな被害が発生。
逃げ遅れた方の救助のためヘリコプターが出動し、被害状況を伝えるメディアのヘリコプターも何機も飛び交い、その音で防災無線が聞こえずツイッターで情報発信をしたそうです。
ヘリコプターに乗るのが怖いという方は地上部隊のボートで救助。
その後「検証委員会」を設置して、ハード面とソフト面を一体化した治水対策を実施し、避難訓練や新たな情報伝達、防災訓練について取り組んでいます。
常総の水害の翌年に熊本地震が発生(10年前)そして今年また熊本を大きな地震が襲いました。
また千葉県、埼玉県、東京都内でも極端な豪雨が発生し、100年に一度と言われるような災害が頻発している昨今。
私は大丈夫!という意識(正常性バイアス)を捨て、常に自分ごととして考える必要性を強く感じました。
最後に次代に繋ぐ常総市の未来についての事例を紹介いただきました。